新型インフルにカテキンが効く?徳島文理大が解明
(2009/10/22、読売新聞)
緑茶成分のカテキンが、新型インフルエンザウイルスの心臓部に直接作用して増殖を抑えることを徳島文理大学の葛原隆教授(薬学)らが突き止めた。
先日の記事(緑茶で新型インフルエンザ予防?カテキンの抗ウイルス作用に注目)では、カテキンには抗ウイルス作用があり、新型インフルエンザ予防に役立つのではないかと紹介しましたが、今回のニュースによれば、カテキンが新型インフルエンザに効果的であることが分かったそうです。
ただし、緑茶を飲むだけでは抗ウイルス効果は弱いのだとか。
カテキンは腸で分解され、緑茶を飲むだけでは抗ウイルス効果は弱い。
葛原教授は「構造を少し変えて腸で分解されないようにするか、吸引式にすれば、効果的な新薬になる」と言う。
新型インフルエンザ対策に少しでも効果的であれば、緑茶を飲むのもいいかもしれませんね。
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