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■健康診断の主要4項目(血圧、脂質、血糖、肝機能)が全て「基準値範囲内」40歳以上で17%|健保連調査
(2016/7/6、読売新聞)
40歳以上のサラリーマンで、血圧や肝機能など健康診断の主要4項目が全て「基準値範囲内」の人はわずか2割にも満たないことが、健康保険組合連合会(健保連)の調査でわかった。
健康保険組合連合会(健保連)の調査によれば、40歳以上のサラリーマンで、健康診断の主要4項目(血圧、脂質、血糖、肝機能)が全て「基準値範囲内」だった人は17%にすぎなかったそうです。
血圧
高血圧を放っておくと、動脈硬化によって、脳卒中や心筋梗塞、慢性腎臓病(CKD)、糖尿病腎症など様々な病気の原因となります。
脂質代謝
これらの数値が悪化すると、血管内の炎症が起こりやすくなり、動脈硬化などのリスクが高まります。
動脈硬化が進んでいるかどうかの目安として、LDLコレステロールとHDLコレステロールの比率「LH比」と呼ばれる新しい指標が注目されています。
→ コレステロールの比率のLH比(LDLとHDLの比率)とは について詳しくはこちら
糖代謝
- 血糖値
- HbA1c(ヘモグロビンA1c)
これらの数値が悪化すると、糖尿病が進み、合併症である心筋梗塞・脳梗塞・糖尿病網膜症・糖尿病性腎症・糖尿病性神経障害などのリスクが高まります。
→ 糖尿病の診断基準|血糖値・HbA1c(ヘモグロビンA1c) について詳しくはこちら
肝機能
これらの数値が悪化すると、肝機能が悪化し、急性肝炎・慢性肝炎・肝硬変などの肝臓の病気(肝臓病)のリスクが高まります。
→ 肝臓の数値・検査値|ALT(GPT)・AST(GOT)・γ-GTP について詳しくはこちら
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