参考画像:ili(イリー)|スクリーンショット
■ウェアラブル翻訳デバイス「ili(イリー)」とは?特徴
早期化する小学校の英語教育|英語を話すことが重要ではなく、どんなアイデア・意見を話すのかが大事では、未来を予測すれば、テクノロジーによって日本人が英語を話せないという問題は解決され、同時翻訳するという未来は間違いなく来ると書きましたが、すでにそういうプロダクトはできていました。
動画再生数 1億回を突破!ウェアラブル音声翻訳デバイス「ili(イリー)」製品発表会からわずか2週間で達成!世界中のSNS上で拡散、話題騒然に。
(2017/2/15、PRTIMES)
ili(イリー)は、インターネットに接続する必要がないので、旅行中でも通信状態に関わらず、伝えたいその瞬間に使えます。「旅」に特化した辞書を搭載。これ一つで語学学習に必要な数千時間分のコトバを使って旅行を楽しむことが可能に。
「ili」はインターネットに接続することなく使えるウェアラブル翻訳デバイスです。
【ili(イリー)の特徴】
- 「英語」「中国語」「韓国語」の3言語に切替可能
- 一方向翻訳
双方向でない理由としては、見知らぬ相手に使い方を教える事は難しく、相手に嫌がられたり、疑われたりという場合もあり、また、見知らぬ相手に自分の端末を渡したくはないということから、伝えたいことを伝えることにフォーカスした設計になった - ワンフレーズの旅行会話に特化
「高い」という言葉には、「expensive」と「high」という訳が考えられますが、旅行のシーンではexpensiveを使う率が高い。
そのため、旅行以外の長文の翻訳やビジネス会話、医療などには不向きなようです。
→ ウェアラブル翻訳機「#ili(イリー)」を購入してみての感想|#5G の時代に未来のイリーはこう変わる? について詳しくはこちら
12/6(水)17:30~LIVE中継!草彅剛、ili ( イリー ) の凄さを街中で伝える!
12/6(水)12:00~LIVE中継!草彅剛、イメージキャラクター就任発表!
#イリー はずっと注目していた商品だったので、ぜひ一度使ってみたいと思い、「ili翻訳機」(先着2018名分)を注文しました!https://t.co/dd2qze79m8#つよぽんイリー “草なぎ剛さん”が「#Ili 」のイメージキャラクターに就任!https://t.co/vRvEkjvjG5
— ハクライドウ (@hakuraidou) 2017年12月6日
【参考リンク】
- 本日発売のウェアラブル翻訳デバイス「ili(イリー)」“草なぎ剛さん”がイメージキャラクターに就任!(2017/12/6、ログバー)
- 最新版 ウェアラブル翻訳デバイス「ili(イリー)」2018台限定 国内初・先行販売決定!(2017/12/4、ログバー)
- 海外旅行でレンタル可能。翻訳デバイス「ili (イリー)」とは《前編》(2017/8/3、Difa)
■「ili(イリー)」のようなウェアラブル音声翻訳デバイスで語学学習に必要な時間を旅行を楽しむ時間に使える時代になる!
日本人は英語を話すときに、正しい発音ができなかったり、正しい文章で話せないからなどの理由で恥ずかしくて照れてしまうということがありますが、海外の人から話を聞くと、多民族国家のアメリカでは様々な国から訪れているため、独特の発音で話す人はたくさんいるそうです。
正しい発音や文章で話すことに越したことはないでしょうが、彼らにとって大事なことは正しい英語を話すことではなく、その人がどんなことを考えているかが重要なのです。
英語を話したから素晴らしいと思ってくれるわけではなく、その人がどんなアイデア・意見を持っているのかにみんな興味があるのです。
どんなに素晴らしい発音や文章で話したとしても、話している内容に中身がなければ意味がないのです。
そういう意味では、子供の時に英語を勉強する上で、英語をどう話すかにフォーカスを当ててしまっては、ただ英語を話すことができるだけとなってしまいかねません。
今後小学生の時から英語教育が重視されていくようですが、すでにこうした音声翻訳デバイスができ、さらに製品の品質はアップしてしまうことから、語学学習に必要な時間を本当の意味でのコミュニケーションをとる時間にかけられるようになるでしょう。
間違ってほしくないのは、英語を学ぶことを否定しているわけではなく、大事なことは、子供の時に英語を勉強する必要性の意味が将来の仕事に役立つからといった直接的なものではなく、英語を学ぶことがいろんなことに好奇心をもつきっかけとなるものであればいいなと思います。
国語×英語=世界に興味を持つことで言語学者
算数×英語=世界的な数学者
社会×英語=世界的な歴史学者・地理学者
理科×英語=世界的な科学者・化学者
体育×英語=世界的スーパースター
図工×英語=世界的なクリエイター
音楽×英語=世界的なアーティスト
今の小学生が大人になるころには「ワーク・ライフ・バランス」という言葉がなくなっているかもしれません。
遊ぶことと仕事することがほぼ同じ意味を持つような未来も予想しておいた方がよいでしょう。
そんな未来においては「好奇心」こそがその人生のパスポートになるのではないでしょうか。
→ 早期化する小学校の英語教育|英語を話すことが重要ではなく、どんなアイデア・意見を話すのかが大事 について詳しくはこちら
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