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糖尿病の一種「B型インスリン抵抗症」 完治に成功 ピロリ菌除去で|東北大

Helicobacter pylori

by AJ Cann(画像:Creative Commons)

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糖尿病の一種 完治に成功 ピロリ菌除去で 東北大

(2009/7/18、河北新報)

東北大大学院医学系研究科の片桐秀樹教授(代謝学)と岡芳知教授(糖尿病代謝学)らの研究グループは17日、ピロリ菌の除去によって、糖尿病の一種「B型インスリン抵抗症」の完治に成功したと発表した。

片桐教授は「現時点で成功は1人だけだが、根治療法としてほかの患者にも適用できる可能性がある」としている。

東北大大学院医学系研究科の片桐秀樹教授と岡芳知教授らの研究グループは、ピロリ菌の除去によって、糖尿病の一種である「B型インスリン抵抗症」の完治に成功したそうです。

B型インスリン抵抗症にはピロリ菌感染が関与している可能性があるそうで、今後、この治療法をさらに研究していく必要がありそうです。

■B型インスリン抵抗症とは

B型インスリン抵抗症は、高血糖と低血糖を繰り返す病気。

受容体と結合することで血糖値を下げるインスリンが、受容体と結合できずに発症する。

受容体にインスリンに対する抗体ができるのが原因。

受容体の抗体が消えるなどしてインスリンが急激に作用し、急に冷や汗や体の震えなど激しい低血糖発作を数日の周期で起こす。

→ 糖尿病の症状 について詳しくはこちら







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DIABETES

by Agência Brasil Fotografias(画像:Creative Commons)

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【主張】糖尿病 食の改善と運動が大切だ

(2009/1/13、MSN産経)

「糖尿病」が疑われる成人は2210万人に上ることが厚生労働省の調査で分かった。

5年前に比べ1・4倍にも増え、成人のほぼ5人に1人が該当する計算でまさに国民病である。

糖尿病または糖尿病予備軍と考えられる人が増加しているようです。

成人の5人に1人とも言われています。

【参考記事】

糖尿病、予備軍含め2210万人=1年で340万人増、成人の2割-厚労省(2008/12/25)

世界の国々でも糖尿病が問題になっています。

早期の発見と早い治療、それにライフスタイルの改善が糖尿病治療の決め手となる。

血糖値が高い人は早く専門医の診察を受け、血糖をコントロールする治療に専念したい。

年末年始はお酒と摂取カロリーが増え油断した人も多いだろう。

糖尿病患者とその予備軍は注意したい。

糖尿病の予防・治療には、生活習慣の改善が大切です。

糖尿病になっている人は、血糖値をコントロールするためにも医師からのアドバイス通りに生活を改善していく必要があります。

糖尿病とはこうである。

膵臓(すいぞう)から分泌されるインスリン(血糖を減少させるホルモン)の量が不足し、その働きが妨げられたりして血糖値の高い状態が長い間続くと、毛細血管に障害が出て網膜症、脳卒中、腎症などの合併症を引き起こす。

最悪の場合、失明や壊疽(えそ)による足の切断もある。

糖尿病で怖いのが合併症です。

糖尿病網膜症糖尿病腎症糖尿病神経障害などの合併症になると、失明や人工透析、最悪の場合は、足を切断する必要が出てきます。

ただし、糖尿病の症状はほとんど自覚症状がないため、日頃からの生活習慣の改善と定期健診が重要となってきます。

しかし、この記事によると、糖尿病が強く疑われる人でも治療を受けたことがない人が4割にも及んだそうです。

しかし、今回の調査で治療状況を調べたところ、「強く疑われる人」890万人のうち、治療を受けたことがない人が4割にも及んだ。

特定健診対象年齢の人は、メタボ対策の特定健診・保健指導(メタボ健診)をうまく活用するなどして自身の体の状態を把握するようにしてください。







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金正日総書記、すい臓がんか=余命5年以下の見方-韓国TV

金総書記、膵臓がんか=余命5年以下の見方-韓国TV

(2009/7/13、時事通信)

韓国のニュース専門テレビYTNは13日、北朝鮮の金正日労働党総書記(67)が膵臓(すいぞう)がんを患い、生命を脅かされていると報じた。

韓国と中国の情報関係者の話として伝えた。

金総書記は昨年夏に脳卒中を起こしたとされるが、YTNによると、それと近い時期に膵臓がんと診断されたとみられる。

金正日総書記がすい臓がんを患っていると韓国で報道されているそうです。

【関連リンク】

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出生時に低体重、生活習慣病の傾向 反動で栄養ためる?|国立循環器病センター




Baby

by Arne Hjorth Johansen(画像:Creative Commons)

出生時に低体重、生活習慣病の傾向 反動で栄養ためる?

(2009/7/12、朝日新聞)

出生時の体重が軽かった人は生活習慣病になりやすい傾向があることを、国立循環器病センター(大阪府吹田市)のチームが明らかにした。

男性は総コレステロール値が高く、女性は高血圧になりやすかった。

胎児のころの低栄養の反動で、栄養を抱え込む性質を持った可能性があるという。

国立循環器病センターによれば、男性の場合は、出生時の体重が軽いほど、総コレステロール値と悪玉コレステロール(LDLコレステロール)値が高かったそうで、また、女性の場合は、高血圧の傾向があったそうです。

最近はやせ願望をもつ若い女性が増えているためか、未熟児の出産率が上昇し、妊婦の健康に影響していることもあるようです。

太り過ぎもよくないとは思いますが、やせ過ぎも赤ちゃんの健康に影響するそうですので、しっかりと栄養をとるようにしたいものです。

【関連記事】







<睡眠障害>糖尿病や高血圧など生活習慣病と密接な悪循環

sleepy

by Varvara(画像:Creative Commons)




■<睡眠障害>糖尿病や高血圧など生活習慣病と密接な悪循環

睡眠障害 生活習慣病と密接な悪循環

(2009/7/3、東京新聞)

睡眠不足や不眠があると、糖尿病、高血圧、メタボリック症候群などを悪化させたり、誘発することがあります。

逆に、こうした病気の症状や治療薬によって、不眠が引き起こされることも多い。

睡眠不足・不眠だと、糖尿病高血圧メタボリックシンドロームなどの生活習慣病を悪化させることがあるそうです。

また、逆に生活習慣病の治療薬によって、不眠が引き起こされることもあるそうです。

睡眠不足と生活習慣病の負のスパイラルに陥ってしまう恐れがあるということですね。

どんなに健康な人であっても、睡眠不足だと健康に影響を与えるようです。

健康な人でも、睡眠不足の状態では、糖尿病と同様にインスリンの働きが弱まり、血糖値が下がりにくくなることが、米国の研究などで分かってきている。

睡眠不足だと、健康な人であっても血糖値が下がりにくくなるそうです。

睡眠不足・不眠と生活習慣病(糖尿病・高血圧など)の関係について下記に紹介されています。

■糖尿病と不眠

糖尿病の患者の中には不眠を訴える人が多く、頻尿、痛み、肝臓疾患などがその原因となるほか、血糖コントロールの乱れ自体が不眠につながると考えられるようになってきた。

糖尿病の患者には不眠の人が多いそうで、その原因には、頻尿・痛み・肝臓の病気・血糖コントロールの乱れがあるそうです。

■血圧(高血圧)と睡眠不足

血圧も、睡眠不足だと上がる。

米国の疫学調査では睡眠時間が五時間以下の群では、高血圧が全体平均の一・六倍に達した。

睡眠時間が短いと、血圧が高くなる=高血圧になるそうです。

■睡眠不足と食欲

睡眠不足だと食欲を抑制するレプチンというペプチドが低下。

逆に、食欲を高めるレニンが増加し、特に炭水化物がほしくなる。

七万人を対象にした米国の大規模追跡調査でも、睡眠時間が長い人ほど体重の増加が少ないことが確かめられている。

睡眠不足だと、食欲を抑えられなくなりやすく、そのために肥満になりやすいということでしょう。

■まとめ

このように、睡眠不足・不眠と生活習慣病には密接な関係があるようです。

実際に、睡眠障害だとわかったら、かかりつけの医師に相談するようにしましょう。

→ 睡眠不足・不眠と生活習慣病・うつ関係|質の良い睡眠をとる方法 について詳しくはこちら

→ 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状・原因・検査・治療法 について詳しくはこちら







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