「がん」カテゴリーアーカイブ

つんく♂、喉頭がんで声帯摘出手術を受け声を失ったことを告白




つんく♂がんで声帯摘出を公表 近大入学式に出席 活字で祝辞

(2015/4/4、デイリースポーツ)

「なぜ、今、私は声に出して祝辞を読み上げることができないのか…」「それは私が声帯を摘出したからです」と説明。「去年から喉の治療をしてきていましたが、結果的に癌が治りきらず、摘出する他なかったから、一番大事にしてきた声を捨て、生きる道を選びました」と赤裸々に胸の内を明かした。

つんく♂さんは、声帯の摘出手術を受けた結果、声を失ったことを告白したそうです。

つんく♂は昨年3月に喉頭がんであることを公表し(つんく♂さんの病気は「喉頭がん」)、9月に一度は完全寛解と発表してましたが、その約1カ月後に再発を公表していました。

一番大事にしてきた声を捨てるというのは難しい決断だったと思います。

【追記(2015/4/6)】

つんく♂「もう一度自分の声で」 勇気のリハビリ「食道発声法」開始

(2015/4/6、スポニチアネックス)

食道発声法とは、肺でなく胃にためた吸気を逆流させ、食道の一部を振動させるもの。

つんくさんは、声を取り戻すために「食道発声法」の習得をはじめたそうです。

機械を喉に当て、比較的簡単に音声を発することができる「電気式人工喉頭」

ではなくて、食道の一部を振動させて発生する方法があることを初めて知りました。

声を取り戻してほしいですね。







糖尿病治療薬「メトホルミン」にがん細胞を破壊するキラーT細胞を活性化する作用があることが判明|岡山大研究グループ

Soybean Research

by United Soybean Board(画像:Creative Commons)

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■糖尿病治療薬「メトホルミン」にがん細胞を破壊するキラーT細胞を活性化する作用があることが判明|岡山大研究グループ

糖尿病薬にがん攻撃細胞活性作用 岡山大研究グループが解明

(2015/3/31、山陽新聞岡山医療ガイド )

岡山大大学院医歯薬学総合研究科の鵜殿平一郎教授(免疫学)らの研究グループは、がん治療への効果が確認されている糖尿病治療薬「メトホルミン」について、がん細胞を破壊するキラーT細胞を活性化させる作用があることを突き止めた。従来のがん治療法と併用することで、治療の効果が高まる可能性があるという。

岡山大大学院医歯薬学総合研究科の鵜殿平一郎教授らの研究グループによれば、糖尿病治療薬「メトホルミン」にがん細胞を破壊するキラーT細胞を活性化させる作用があることがわかったそうです。

以前、便秘症の治療薬が慢性腎臓病の治療薬になる可能性|腸内環境改善による腎臓病治療法の開発という記事をお伝えしましたが、ある薬が他の病気の治療薬になりうるというのは驚きですね。

メトホルミンは一般的な免疫治療薬や抗がん剤などに比べ安価なのもメリット。

抗がん剤といえば高いというイメージがあるので、安価というのは経済的な負担を軽くする上でも喜ばしいことですよね。

今後の研究に注目です。







【関連記事】

腎臓がんの発生や増殖の仕組みを解明|横浜市立大学など

ExeterUniMedSch April2013-3

by University of Exeter(画像:Creative Commons)




泌尿器科学 蓮見壽史助教、矢尾正祐教授らの研究グループが腎臓がんの発生や増殖のメカニズムを解明!

(2015/3、横浜市立大学先端医科学研究センタープレスリリース)

横浜市立大学大学院医学研究科 泌尿器科学 蓮見壽史助教、矢尾正祐教授らの研究グループは、熊本大学、東京大学、米国立衛生研究所(NIH)との共同研究により、今まで全く機能が解明されていなかった二つの新規遺伝子Folliculin-interacting protein-1 (FNIP1)と-2 (FNIP2)が、腎臓がんの原因遺伝子であるFolliculin (FLCN)と協調して、腎臓がんの発生や増殖を抑えていることを発見しました。

横浜市立大学大学院医学研究科 泌尿器科学 蓮見壽史助教、矢尾正祐教授らの研究グループは、熊本大学、東京大学、米国立衛生研究所(NIH)との共同研究を行ない、腎臓がんの原因遺伝子であるFLCNに結合するFNIP1とFNIP2という2つの新規遺伝子が腎臓がんの原因遺伝子と協調して、腎臓がんの発生や増殖を抑えていることを発見したそうです。

今回の研究によって、腎臓がんの発生や増殖のメカニズムが明らかになり、腎臓がんの治療薬の開発に役立つことが期待されます。

→ 腎臓の働き について詳しくはこちら

→ 腎臓病(慢性腎臓病・腎結石・腎盂炎・高カリウム血症)の症状・種類・原因・食事 について詳しくはこちら







腎臓関連ワード

腎臓とは|腎臓の働き・機能・位置

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アンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)、がんリスクを減らすため卵巣と卵管の摘出手術をしていたことを告白

Angelina Jolie

by Eva Rinaldi(画像:Creative Commons)




A・ジョリーさんの卵巣摘出術、がんリスクは「劇的低下」 専門家

(2015/3/25、AFP)

健康な卵管と卵巣を摘出するというのは困難な決断だが、専門家は、がんの発症率を高める遺伝子変異を持つ米女優のアンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)さんのような女性がこの手術を受ければ、発症リスクを「劇的」に低下させることができると話している。

アンジェリーナ・ジョリーさんは、2年前にもがんリスクを減らすために両乳房の切除手術を受けていましたが、

BRCA1遺伝子変異を持つ人は、乳がんや卵巣がんの発症リスクが「とてつもなく高い」

ことから、がんの発症リスクを低下させるために、健康な卵管と卵巣を摘出する手術を受けたそうです。

今回のニュースについては様々な意見があるようです。

記事の中で紹介されているスウェーデン・カロリンスカ研究所(Karolinska Institutet)のがん専門医、ペル・ハル(Per Hall)さんによれば、

遺伝子変異を持つ女性で、既に望む数の子どもを出産した人に対しては、予防のための手術を検討することを「絶対に」勧める

としています。

しかし、アンジーと同様に、子宮摘出手術を行なった人の中には、後悔している人もいます。

アンジー卵巣摘出に「臓器摘出には反対」 NAOMIが自らの経験から

(2015/3/26、デイリースポーツ)

生理がなくなって抵抗力が低くなり、疲れやすくなって体重が2、3キロ増加した。生活面でも、行動的ではなくなった。

<中略>

今の私は摘出しない。何故なら 臓器を採るという事は 他の臓器にも影響が出る可能性が大だから

子宮摘出手術を行なった後、心身両面で影響が出ることもあるようです。

人間にとって必要のない臓器はないはずですので、臓器を摘出することは何らかの影響が出ることが考えられます。

アンジェリーナ・ジョリーさん、今度は卵巣と卵管を摘出

(2015/3/25、CNN)

手術自体は乳房の切除に比べればそれほど複雑ではないものの、更年期障害と同じ状態になることから影響は大きいとジョリーさん。ホルモンバランスを調整するためにエストロゲンとプロゲステロンの摂取が必要になったとも明かした。

健康な卵管と卵巣を摘出する影響として、更年期障害と同じ状態になることから、ホルモンバランスを調整するために、女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンの摂取が必要になったそうです。

→ 更年期障害の症状 について詳しくはこちら

今回の決断をするまでには、アンジェリーナ・ジョリーさんも相当考えたことでしょう。

アンジェリーナ・ジョリーさん、今度は卵巣と卵管を摘出

(2015/3/25、CNN)

「きっと何千人もの女性が感じていたのと同じことを私も考えた」「落ち着いて、強くなれと自分に言い聞かせた。子どもたちが成長して孫に会えるまで、自分が生きられないと思う理由は何もないと」(ジョリーさん)

こうした決断をした背景には、アンジェリーナ・ジョリーさんの母親は49歳の時に卵巣がんと診断され、7年後に死亡しており、少しでもがんリスクを減らしたいという思いが強いと思われます。

アンジェリーナ・ジョリーさんの決断を尊重した上で、もし自身がそうしたことを検討している人は様々なリスク要因を踏まえて考えてほしいですね。

【関連動画】

Angelina Jolie: Surgery to remove ovaries facts – BBC News







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駆け込みドクター 3月22日|人間ドックSP

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by U.S. Department of Agriculture(画像:Creative Commons)




2015年3月22日放送の駆け込みドクターのテーマは「超人間ドックスペシャル」です。

番組予告によれば、次のことを取り上げるようです。

●心血管が石灰化?「動脈硬化性プラーク」とは?

コレステロール(悪玉コレステロールを下げる・善玉コレステロールを増やす)|世界一受けたい授業 2月28日によれば、コレステロールの数値が基準値内の範囲であっても、悪玉コレステロール値が善玉コレステロール値の2倍以上あると、コレステロールが血管内にプラークとして残ってしまい、動脈硬化になる恐れがあります

→ 動脈硬化の症状・予防・原因・改善 について詳しくはこちら

→ 悪玉コレステロール(LDLコレステロール)を下げる方法 について詳しくはこちら

→ 善玉コレステロールを増やす方法 について詳しくはこちら

動脈硬化性プラークで、血管にカルシウムが沈着、石灰化している場合は、非常に危険なのだそうです。

原因はカルシウム不足。

カルシウムを含む食品を摂るようにしましょう。

【関連記事】

●コレステロールの過剰摂取が原因?「胆石症」とは?

胆石とは、肝臓から送り出された脂質の消化吸収を助け、老廃物を流す胆汁に含まれる成分(コレステロールやビリルビンなど)が胆嚢(たんのう)の中で石として固まったものです。

番組では、胆石症の予防として、食物繊維を摂ることやタウリンを含む食品をとることをおススメしていました。

→ 胆石症の症状・原因・予防 について詳しくはこちら

●夜間頻尿

●ピロリ菌による「萎縮性胃炎」

萎縮性胃炎 慢性胃炎とは? 

慢性胃炎」とは、胃の粘膜に白血球が集まって、常にじわじわとした慢性的な炎症を起こしている状態を言います。炎症が長い間続き胃粘膜の障害が進むと、胃酸を出す胃腺というものがひどく縮小して、胃の粘膜がうすくぺらぺらになってしまいます。すなわち、慢性胃炎が長く続いた結果として、胃の粘膜が萎縮した状態を「萎縮性胃炎」というわけです。す

みぞおちの痛み、食欲不振、食後の膨満感、胸やけ、げっぷ、悪心、嘔吐などの症状がある状態を慢性胃炎といいます。

慢性的な炎症が長い間続き胃粘膜の障害が進み、胃酸を出す胃腺が縮小して、胃の粘膜が萎縮した状態を「萎縮性胃炎」と呼ぶそうです。

→ 胃炎|慢性胃炎・急性胃炎の症状・原因・対策 について詳しくはこちら

【関連記事】

胃がん

胃がんの原因としては、最近の研究によって、ヘリコバクターピロリ(ピロリ菌)が大きく関わっているのではないかと考えられています。

→ 胃がん|胃がんの症状・原因 について詳しくはこちら

大腸がん

胃ポリープができやすい体質であると腸ポリープもできやすく、腸ポリープは放っておくとがん化する(=大腸がん)場合があるそうです。

→ 大腸がんの症状 について詳しくはこちら

●急性すい炎

急性すい炎すい臓にある酵素がすい臓自体を自己消化してしまう病気。

膵炎の原因としては、胆石症やアルコールの飲み過ぎがほとんどの原因と言われています。

→ 膵炎|急性すい炎の症状・原因・食事 について詳しくはこちら

●すい臓がん

すい臓がんの症状として共通しているのが、胃のあたりや背中が重苦しい、お腹の調子がよくない、食欲不振やだるさ、体重の減少などがありますが、いずれもすい臓がん特有の症状ではなく、胃腸の調子が悪い程度のもので見過ごしてしまいがちです。

→ すい臓がんの症状・原因・治療 について詳しくはこちら

●高尿酸血症(痛風予備軍)

尿酸は、プリン体が主に肝臓で分解されてできます。

この結晶を異物として排除しようと体が闘い始めるために、足の親指の付け根やかかと、くるぶしなど足の関節を中心に、激しい痛みの発作が起こります。

→ 痛風とは|痛風の症状・原因・食事 について詳しくはこちら

→ プリン体の多い食品一覧・プリン体の少ない食品一覧 について詳しくはこちら

メタボリックシンドローム

心筋梗塞や脳梗塞になる危険性もある。

糖尿病

糖尿病の診断基準・数値

1) 空腹時血糖126(mg/dl)以上

2) 75グラムのブドウ糖を飲み2時間後の血糖200以上

3)随時血糖200以上

4) ヘモグロビンA1c6.5%以上

肝機能障害

肝機能障害とは、肝臓が何らかの異常によって障害を受けることにより、正常に機能しなくなることをいいます。

ALT(GPT)AST(GOT)γ-GTPといった肝機能の数値で肝機能障害がどの程度の状態であるかを判断します。

脂質異常症

脂質異常症とは、血液中に含まれる脂質(コレステロール中性脂肪)が多すぎる、もしくは不足している状態を指します。

●スクワットをしたら○○無料!?

スクワット30回で切符無料!?-ロシア地下鉄

●あんなものに税金が!?国を挙げて対策している、「世界のメタボ対策」の実態もご紹介!

世界初の「肥満税」がデンマークで施行によれば、デンマークでは世界で初めて「肥満税」(別のメディアでは「脂肪税」というところもありました。)が導入されました。

ハンガリーで「ポテチ税」施行、脱メタボと税収アップに期待によれば、ハンガリーでは、塩分や糖分の高い食品に課税する、通称「ポテトチップス税」が施行されたそうです。

目的は、食習慣の改善・肥満対策とのことですが、税収アップにも期待しているようです。

税収アップと国民の健康悪化(肥満や糖尿病など)に伴う医療費の増加を減らすために、世界的にこうした動きが見られますね

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