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紫外線(UVインデックス)も3年ぶりの強さ




Beauty summer

by Alberto Do Val(画像:Creative Commons)

暑さ続く 紫外線も3年ぶりの強さ

(2015/7/14、tenki.jp)

茨城県つくば市では、14日のUVインデックス(紫外線の強さを指標化したもの)の値が10.5となりました。値が10.5を上回るのは、2012年7月18年以来、およそ3年ぶりのことです。

15日水曜も、広い地点で紫外線がきわめて強い見込みです。

UVインデックスとは|気象庁

UVインデックスとは紫外線が人体に及ぼす影響の度合いをわかりやすく示すために、紫外線の強さを指標化したものです。

熱中症、各地で病院に搬送される人が相次ぐ(2015/7/13)でも取り上げましたが、急激な気温の変化で熱中症で体調を崩した方が多くいらっしゃるようですが、心配なのは暑さだけでなく、紫外線の強さの値であるUVインデックスが10.5を上回るのは約3年ぶりなのだそうです。

日焼け止めや日傘、帽子、サングラスで紫外線から身を守りましょう。

ちなみに、酸化|紫外線(SPF・PA)・活性酸素によれば、紫外線B(UVB)防止効果の目安となるのが、SPFで、紫外線A(UVA)防止効果の目安となるのが、PA。

数値をしっかりチェックしてご自分に合ったものを選んでくださいね。

【参考リンク】







【関連記事】

P.S.

目の紫外線対策、肌に比べ低迷 J&J調べで紹介したJ&Jの紫外線に関する意識調査の結果によれば、肌に比べて目の紫外線対策を行なっていることが大幅に少ないことがわかったそうです。

「紫外線が目に悪影響を与える可能性がある」ことを知っているのは回答者のうち68.7%であったことから、紫外線が目に悪いと知っていても対策を行なっていないということは、目の紫外線対策がやりづらいということがあるのかもしれません。

普段仕事をしていてサングラスをかけるというのは、まだ一般的ではないですよね。

目の紫外線対策のためにも、サングラスをかけることを一般的なものにする必要があるのではないでしょうか。

紫外線と目の病気 についてはこちら。

【関連記事】

ちょっとした外出でも、日焼け止めを塗ったり、日傘や帽子で日差しを遮ったりして、紫外線対策を心がけてください。

食物アレルギーを抑える物質発見―東大

A Child's Discovery

by Javcon117*(画像:Creative Commons)




「食物アレルギーに有効」な物質発見~東大

(2015/7/10、日本テレビ)

東京大学は10日、乳幼児に発症が多い「食物アレルギー」に有効なアレルギー反応を抑える物質を発見したと発表した。

体内でアレルギーを引き起こす細胞の中には「プロスタグランジンD2」という物質が存在するが、これまでその能力についてはわかっていなかったが、プロスタグランジンD2がアレルギーを抑制する力を持つことが初めてわかったという。

東京大学は「食物アレルギー」に有効なアレルギー反応を抑える物質を発見したと発表しました。

【追記(2016/7/10)】

食物アレルギーの症状を抑える分子の発見

(2015/7/13、東京大学大学院農学生命科学研究科 プレスリリース)

東京大学大学院農学生命科学研究科の村田幸久准教授と中村達朗特任助教らの研究グループは、食物アレルギーを発症させたマウスを用いて、マスト細胞が大量に産生するプロスタグランジンD2 (注2)と呼ばれる生理活性物質に、マスト細胞自身の数の増加を抑える働きがあることを発見した。

プロスタグランジンD2という生理活性物質に、アレルギー反応の主役となる免疫細胞であるマスト細胞の数の増加を抑える働きがあることを発見したそうです。

マスト細胞の数の増加や活性を抑えることが可能となれば、食物アレルギーの根本的な治療法となるため、食物アレルギーで悩む子どもやその食事を管理する家族にとっては明るいニュースとなりそうです。

■用語説明

プロスタグランジン(PG)

細胞膜の脂質から産生される生理活性物質。炎症反応の主体をなす。

■食物アレルギーとは?

食物アレルギーは牛乳や卵、小麦、そばと言った食物に含まれる抗原に反応して起こるアレルギー反応であり、特に小児での発症が多い。症状としてはじんましんやおう吐、下痢が挙げられるが、重篤な場合ショックを引き起こして死亡するケースもある。これを回避するには、抗原となる食物を特定して、食べることを回避するより他に方法はない。小さな子供が食べたいものを食べられず、それを管理する家族の負担は非常に大きい。

食物アレルギーは好きなモノを食べられない子供だけが大変なだけでなく、その食事を管理する家族も負担が大きくなります。

【関連記事】

■食物アレルギーの現状

食物アレルギーの症状を抑える分子の発見

(2015/7/13、東京大学大学院農学生命科学研究科 プレスリリース)

食物アレルギーは特に子供に多く発症し、その症状はかゆみやじんましん、おう吐、下痢などの他、最悪の場合ショックを起こして死に至るケースもある。日本で約120万人の患者がいるとされ、生活の現代化によりその数は上昇の一途をたどっている。

アトピー性皮膚炎は、保湿剤で乳児の発症率3割減少するによれば、アトピー性皮膚炎のある乳児は、食物アレルギーを持っていることが多いそうです。

■まとめ

この研究によって、食物アレルギーがなくなり、好きなものが食べられる世の中になるといいですね。







【関連記事】

3Dプリンタで臓器の立体模型作成、価格が従来の約3分の1-大日本印刷と筑波大学

mokei_kanzou

参考画像:安価で、内部構造が見やすい臓器立体模型を3Dプリンターで作製する手法を開発|DNPニュースリリーススクリーンショット




3Dプリンタで臓器の立体模型作成、価格は従来の3分の1 DNPと筑波大が技術開発

(2015/7/9、ITmediaニュース)

新手法では、内部をほどんと空洞にし、臓器の機能を担う「実質部」(肝臓の場合は肝細胞部分)の外面に沿うように形成することで、樹脂材料の使用量を削減し、価格を従来の約3分の1のに抑え、臨床分野で活用しやすくした。

大日本印刷と筑波大学は、3Dプリンタを使った臓器の立体模型を作成する新手法を開発したそうです。

価格が約3分の1になることで、手術の練習やシミュレーションなどに使われやすくなりそうです。







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血液検査で認知症の兆候を精度80%で識別することに成功―筑波大など




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by Georgie Pauwels(画像:Creative Commons)

認知症の兆候を血液検査で、精度80%で識別

(2015/6/29、日経デジタルヘルス)

認知症の原因物質を排除したり毒性を防御したりするたんぱく質が、認知機能低下を示すバイオマーカーになることを発見。このバイオマーカーを使って、正常な認知機能と、認知症予備軍とされる軽度認知障害(MCI:mild cognitive impairment)を80%の精度で識別することに成功した。

内田和彦筑波大学医学医療系准教授らのグループが正常な認知機能と、認知症予備軍とされる軽度認知障害(MCI)を血液検査でバイオマーカーを使って識別できる方法の第一歩となる技術を開発したそうです。

この研究が進めば、認知症の早期発見や認知症の発症予防が期待されます。

→ 認知症対策|認知症に良い食べ物・栄養 について詳しくはこちら

P.S.

目をテストするだけでアルツハイマーをチェックする方法が研究されている!?では、タンパク質に反応し、「光るタグ」のような役割を担うクルクミンを被験者が摂取することで、目の中のβアミロイドを目のイメージング検査で見えるようにするという方法やβアミロイドをみつける光るタグの役目となるものを作り出し、眼球の水晶体につけることで、目のレーザスキャンだけでチェックできるという方法を紹介しました。

今回紹介した方法は、血液で検査する方法。 患者にとって手軽で負担のない検査方法が見つかることで、早期発見につながり、認知症の予防ができていくといいですね。

【関連記事】

駆け込みドクター 5月17日|認知症|認知症チェック・認知症予防にアマニ油・デジタル認知症

アルツハイマー病は、アミロイドβタンパクが脳にたまることで、神経細胞が死滅し、萎縮し、認知機能が低下することから起きると考えられています。 東京大学・石浦章一教授はアミロイドβを食べることで認知症を予防できるのではないかという観点から研究を行っているそうです。 なぜアミロイドβを食べることで認知症予防につながるのでしょうか。 アミロイドβ入のお米を食べること(食べるワクチン)で、アミロイドβの抗体を作り出すことで認知症を予防できるそうです。

認知症(アルツハイマー病)予防にカマンベールチーズがよい!?−東大など

カマンベールチーズに含まれる成分に認知症の一種であるアルツハイマー病の原因物質「アミロイドβ(Aβ)」の脳内での沈着を抑えることをマウスの実験で特定し、アルツハイマー病の発症を抑える可能性

睡眠不足でアルツハイマー?米チーム発表

物忘れがひどくなるアルツハイマー病は、脳内にアミロイドベータ(Aβ)という異常なたんぱく質が蓄積するのが原因と考えられている。 研究チームは、遺伝子操作でアルツハイマー病にかかりやすくしたマウスの脳内を観察。 Aβが起きている時に増え、睡眠中に減ることに気づいた







【認知症 関連記事】

<柿の種>グルテンフリー(gluten free)で健康志向のアメリカの消費者から人気に




big city life

by Magdalena Roeseler(画像:Creative Commons)

<柿の種>米で売り上げ5割増し 現地で味付けペッパー味

(2015/7/5、毎日新聞)

小麦アレルギーの原因物質である「グルテン」の徹底排除を前面に打ち出したことが健康志向の米国の消費者を捉えた。

 

米国でグルテン(gluten)を使わない食品のブームが起き、米を原料にした柿の種にも注目が集まり、グルテンフリー(gluten free)を前面に打ち出したところ、健康に意識の高いアメリカの消費者から受け入れられたようです。

歌手のマイリー・サイラス(Miley Cyrus)や女優のグウィネス・パルトロー(Gwyneth Paltrow)、モデルのミランダ・カー(Miranda Kerr)、テニスのノバク・ジョコビッチ(Novak Đoković)選手などグルテンフリーを食事に取り入れているセレブやスポーツ選手も多いです。

値段は日本の倍以上もするが、14年の売上高は前年比5割増。ランチ代わりに食べるなど米国独自の消費スタイルも広がっているという。

アメリカ人の食生活が1日3食からスナック(軽食)を頻繁に食べる食習慣に移行している!?によれば、アメリカ人の食生活が1日3食という食習慣からスナック(軽食)を頻繁に食べる食習慣へと移行しつつあるそうで、柿の種が人気になってきているのは、この食習慣もかかわっているかもしれません。







【グルテンフリー関連記事】
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