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#中島美嘉 さんが患っている耳の病気「耳管開放症」の症状・原因




【目次】

■中島美嘉さんが患っている耳の病気「耳管開放症」の症状・原因

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by Walt Stoneburner(画像:Creative Commons)

中島美嘉が治らない耳の病で歌手引退を決意していた過去を告白

(2015/1/31、トピックニュース)

中島は、2010年秋に耳管開放症で活動休止している間、ニューヨークに滞在していた。当時の混乱を、中島は「どのぐらい声が出てるのか、どうなってるのかが分からない」と説明している。

中島美嘉さんは2010年秋に耳管開放症という耳の病気で活動を休止していました。

芸能人には他にも耳管開放症を告白している方がいらっしゃいます。

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耳管開放症とはどのような病気なのでしょうか?

■耳管開放症とは

耳管開放症|コトバンク

中耳から鼻の奥につながる管が、通常は閉じているのに、開いたままになる病気。

耳管開放症の左右両方の耳管が開いている場合を両側耳管開放症(りょうそくじかんかいほうしょう)といい、片方の耳管だけが開いている場合を片側耳管開放症(へんそくじかんかいほうしょう)というそうです。

耳が詰まったような状態になる病気としては次のような病気が疑われます。

散歩中に突然、耳が詰まったような状態に…原因は何?

(2015/11/4、マイナビニュース)

何もないときに突然耳が詰まった感じになるのは、中耳炎や耳管狭窄症、耳管開放症、突発性難聴、メニエール病などが疑われます。つばを飲み込むことなどで改善されるようでしたら心配ないかと思いますが、頻回に起こったり、長時間続くようでしたら病院を受診してください。

中耳炎や耳管狭窄症、耳管開放症、突発性難聴、メニエール病などが疑われるそうです。

耳が詰まったような感じが頻繁に起きたり、長時間続くような場合には病院に行きましょう。

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■耳管開放症の症状

耳管開放症|コトバンク

代表的な症状として、耳がふさがれたような感じがし、自分の声が大きく反響して聞こえたり、自分の鼻呼吸の音が異常に大きく聞こえたりすることなどが挙げられる。音程が正しく聞き取れない、聞き取りにくい音域ができる、耳が痛いといった耳の症状以外にも、フワフワと浮き上がって揺れるようなめまいが起こることもある。前かがみになったり、横になったりすると症状が緩和するのが特徴である。

【症状】

  • 耳がふさがれたような感じがする
  • 自分の声が大きく反響して聞こえる
  • 自分の鼻呼吸の音が異常に大きく聞こえたりする
  • 音程が正しく聞き取れない
  • 聞き取りにくい音域ができる
  • 耳が痛い
  • 浮き上がって揺れるようなめまいが起こる

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■耳管開放症の原因

耳管開放症|コトバンク

開いたままになる原因はよくわかっていないが、疲労、ストレス、体重減少などが、発症や悪化のきっかけになるという説もある。

耳管開放症の原因ははっきりとわかっていないそうです。

ただ、疲労・ストレス・体重減少がきっかけではないかと考えられるそうです。

■まとめ

中島美嘉“耳の病気”今も症状ある「イライラします」と本音も

(2014/12/7、musicvoice)

CDに録音した音程とライブで実際に歌う音程がズレているという話題で盛り上がり「わたし歌が下手なんです」とも明かしていた中島だが、MCの加藤浩次に耳の病気が影響しているのではないか、と指摘されると「それも少しは理由でもあるんですけど、あまりそういうところは理由にしたくないんで」と語った。

中島美嘉さんは、耳の病気の影響で音程がとりづらくなっているはずなのですが、それを理由にしたくないと語っています。

中島はそこにも触れ「(感情で歌う)ことしか出来なくなってしまったんですね。あれがなかったら心から伝えようということもできなかったかもしれない」とも述べ、前向きに捉えていることも明かした。

中島美嘉さんは聞いてもらう人に心から歌を伝えようと思っているのではないでしょうか。

音程をとりづらくなったため、感情で歌うことしかできなくなったこそ、歌える歌があるのかもしれません。

【追記(2021/10/23)】

「MUSIC BLOOD」に出演した中島美嘉さんが「耳管開放症」の症状に改善がみられ、聴力が回復したことを告白しました。




→ 中島美嘉さんは自分を知ることでコンプレックスをプラスに変換している について詳しくはこちら




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【ヒアラブル】ウェアラブルデバイス、次に注目されるのは「耳の中」!?|耳の中から生体情報が取得可能|耳の穴で反響した音の違いによって個人認証




■ウェアラブルデバイス、次に注目されるのは「耳の中」!?

Portrait in Florence

by Dan Cook(画像:Creative Commons)

ウエアラブル、次の狙い目は「耳」

(2014/11/30、日経デジタルヘルス)

杤久保修氏(横浜市立大学 医学部 社会予防医学 寄附講座・特任教授)は、ウェアラブルデバイスを装着し生体情報の取得場所として「耳」に着目しているそうです。

その理由は2つ。

1.ながら作業が可能

眼鏡型の場合は視界が遮られることによりうっとおしさを感じる可能性がありますが、耳の中ではながら作業ができます。

2.耳の中は様々な生体情報が取得可能

耳の中の温度(耳孔温度)は脳の温度に近く、耳孔温度が脈拍数と同期して変動するような時は体調が良く、リズムが狂うと体調が崩れやすいそうです。

音楽を聞きながらでも健康に関するデータを取得できれば面倒くささもありませんよね。

また、耳の中の温度は脳の温度に近く、脳のリズムを反映するということですので、耳につけるからこそわかる情報もありそうです。

■ヒアラブル端末とは?

耳に“秘書”が住み込み、同時通訳から決済までこなす

(2017/5/19、日経テクノロジー)

ヒアラブル(Hearables)端末は、ヘッドホン(headphone)とウエアラブル(wearable)を合わせた造語で、主にBluetoothを用いたワイヤレスのヘッドホンやイヤホン、補聴器などを指します。

ウェアラブルデバイスの中でも、耳に関連したものを「ヒアラブル」というふうに考えるとよいのではないでしょうか。

■耳の穴で反響した音の違いによって個人認証

NEC、人によって異なる耳穴の形状を音で識別する生体認証技術を開発
NEC、人によって異なる耳穴の形状を音で識別する生体認証技術を開発

参考画像:NEC、人によって異なる耳穴の形状を音で識別する生体認証技術を開発(2016/3/7、NEC)|スクリーンショット

NEC、人によって異なる耳穴の形状を音で識別する生体認証技術を開発

(2016/3/7、NEC)

耳の各部のサイズや形状は人によって異なるため、個人の判別に有効です。一般に音響信号は外耳道から鼓膜に達し、さらに中耳、内耳へと進みます。特に、外耳道を通って鼓膜で反射して返ってくる信号成分と、鼓膜を通過してさらに奥で反射して返ってくる信号成分が重要であることが実験の結果分かりました。本技術は、これら2種類の信号成分に対応する周波数帯を含む少数の特徴量を抽出します。本特徴量により、少ない計算量での動作が可能になるとともに、外的環境の影響を排除することで、安定して高精度な認証(99%以上)を実現します。

NECは、長岡技術科学大学と協力して、耳の穴で反響した音の違いによって、個人を判別する生体認証技術を開発したそうです。

【ピースサインに要注意!?】ネット上に投稿された手の画像から指紋が読み取られてしまう!?によれば、生体認証として、指紋認証や虹彩認証(目)、歩容認証(歩き方)などの個人認証システムが開発されていますが、耳の穴の形状で生体認証する技術も今後注目を集めるのではないでしょうか。

→ NEC、人間の耳には聴こえない音で個人を識別する耳音響認証技術を開発|なりすまし防止、医療現場やコールセンターなどでのハンズフリー認証による業務効率化、スマートイヤホンへの応用に期待 について詳しくはこちら

【参考リンク】

■耳の穴にセンサーを接触させて体温を計測するウェアラブル体温計「degree°」

degree° – continuous thermometer for children

degree°(indiegogoのサイトに移ります)」は、接触型センサー部分を耳の中に入れて体温を常に計測するウェアラブル体温計です。

先ほどの記事で紹介した杤久保修さん(横浜市立大学 医学部 社会予防医学 寄附講座・特任教授)によれば、耳の中の温度(耳孔温度)は「脳の温度に近く、脳が生み出す(生体)リズムを反映する。耳孔温度が脈拍数と同期して変動するような時は体調が良く、両者のリズムが狂うと体調が崩れやすい」とコメントしていましたから、体調管理をするウェアラブルデバイスの装着場所として「耳」を選ぶというのは自然なのかもしれません。

【参考リンク】

■まとめ

耳をウェアラブルデバイスの装着場所として活用することは、1.ながら作業が可能、2.耳の中は生体情報が取得可能であるため、視界が遮られないため、うっとうしさがないため、注目していきたいですね。

また、耳の穴の形状や耳の穴で反響した音は人それぞれ違うため、例えば、個人認証が必要とされるときにも、全てをビデオで録画されることには抵抗がある人もいるかもしれませんが、音によって個人認証ができるようなことができれば、音の記録だけで映像は必要がないため、プライバシーを守りながら、セキュリティ対策ができる可能性がありそうです。







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スマホのカメラで耳の中を撮影して遠隔治療ができるようになる!?

Ear

by Travis Isaacs (画像:Creative Commons)




スマホによる遠隔治療は進化中。耳の中を診察できるキット

(2015/1/5、ギズモード・ジャパン)

CellScopeという企業が開発した「Oto Home」は、スマートフォンのカメラに取り付けて耳の中を撮影するキットで、仕組みは本物のお医者さんが使っているのと大きな違いはないとのこと。撮影した動画を医師に診察してもらうまでをセットにしており、キット自体は約9,400円、診察料は約5,800円(ただし初診は無料)となっています。現在は、アメリカ国内向けに予約受付中です。

以前、途上国に住む人の失明の危機をスマホで解決!?という記事で、スマホを使った目の検査システムを紹介いたしましたが、スマホのカメラで耳の中を動画で撮影し、医師に診察してもらえるサービスがあるそうです。

スマホのフラッシュやカメラ機能を使い、血糖値管理ができる技術が研究されている!?という記事もあり、少しずつ遠隔医療が進歩していることがうかがえます。







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藤あや子さん、ストレスと過労による突発性聴覚障害の疑いで休養

DIY: How to Make an Ear Cuff

by Stacie(画像:Creative Commons)

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藤あや子、突発性聴覚障害の疑いで休養

(2010/6/15、サンケイスポーツ)

歌手、藤あや子(49)が突発性聴覚障害の疑いで今月初めから休養していることが14日、分かった。

<中略>

検査の結果、ストレスと過労による突発性聴覚障害の可能性が高いといわれ、歌手生命にもかかわる耳の病気であることから安静を指示された。

藤あや子さんがストレスと過労による突発性聴覚障害の可能性が高いということで、休養しているそうです。

 

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山本譲二さん、右耳に腫瘍…2か月前から聞こえない




ExeterUniMedSch April2013-22

by University of Exeter(画像:Creative Commons)

山本譲二、右耳に腫瘍…2か月前から聞こえない

(2009/7/22、スポーツ報知)

歌手の山本譲二(59)が21日、ブログで右耳に良性の腫瘍(しゅよう)が出来ていることを明かした。

約2か月前から右耳が聞こえなくなり、このほど病院でMRI(核磁気共鳴画像法)検査を受けたところ腫瘍(しゅよう)が見つかったという。

さらに治療については「手術したら99%の確率で顔面神経痛が出ますよと言われちまったもんだからさ。

俺、右の耳は捨てた。

左の耳とともに生きていく」と告白。

山本譲二さんが右耳に腫瘍ができていることを発表したそうです。

記事によれば、2か月ほど前から耳が聞こえなくなっているそうで、心配なニュースです。

【参考リンク】

  • 耳のこと – 山本譲二オフィシャルブログ