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アレルギー疾患を引き起こす「Th2」の働きを抑える仕組み解明|千葉大

itch

by jim simonson(画像:Creative Commons)




慢性アレルギーの根治薬期待=原因細胞抑える仕組み解明―千葉大

(2012/7/2、時事通信)

ぜんそくやアトピー性皮膚炎、花粉症などのアレルギー疾患を引き起こす免疫細胞「Th2」の働きを抑える仕組みを千葉大大学院医学研究院の中山俊憲教授らが発見し、1日付の米科学誌ネイチャー・イムノロジー電子版に発表した。この仕組みを担うたんぱく質や遺伝子を標的にすれば、慢性アレルギー疾患を根本的に治す新薬を開発できると期待される。

千葉大大学院医学研究院の中山俊憲教授らはぜんそくやアトピー性皮膚炎、花粉症などのアレルギー疾患を引き起こす免疫細胞「Th2」の働きを抑える仕組みを発見したそうです。

先日のアトピー性皮膚炎慢性化 原因を解明というニュースによれば、アレルギー物質による刺激とは別に、体内で炎症が継続するメカニズムがあるそうです。

今回のアレルギー疾患を引き起こす「Th2」の働きを抑える仕組みと組み合わせれば、よりよい治療法が生まれるかもしれませんね。







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「肥満は地球の脅威」|ロンドン大学衛生学熱帯医学大学院の研究チーム論文

Earth

by Stephen Thomas(画像:Creative Commons)




「肥満は地球の脅威」=人口爆発に匹敵―英論文

(2012/6/19、時事通信)

人類の肥満化が米国民と同じペースで進行すれば、9億人以上相当の新たな食料需要が生じ、限られた地球の食料資源に重大な脅威となる―。ロンドン大学衛生学熱帯医学大学院の研究チームがこんな警告を盛り込んだ調査論文をまとめ、18日、米電子ジャーナル、BMCパブリック・ヘルスに掲載された。

ロンドン大学衛生学熱帯医学大学院の研究チームによれば、肥満化がアメリカ国民と同じペースで進行すれば、地球の食料資源にとって重大な脅威となるようです。

【関連記事】

以前、国際赤十字社は、肥満人口が栄養不足人口を上回ったとする統計をまとめた2011年版「世界災害報告(World Disasters Report)」を発表しました。

肥満人口が栄養不足人口を上回る、赤十字社2011年報告書

栄養不足の問題は、世界的な食糧不足だけでなく、分配の偏りや食料の廃棄、食糧価格の高騰などに起因している。

食糧不足だけでなく、食料価格の高騰も問題となっています。

論文によれば、体重が重くなれば、食料から摂取するエネルギーの必要量も増大する。

全ての国が米国並みの肥満者の割合になると仮定すると、平均体重の人に換算して世界全体で人口が9億3500万人増える計算になり、それだけエネルギー源が必要になる。

研究チームは、2005年時点の世界の15歳以上の人口は推定46億人、平均体重を62キロとはじき出している。

今回の記事では、肥満化による食糧不足の観点から地球への脅威について書かれていますが、その前に肥満化に伴う病気(糖尿病脂肪肝高血圧動脈硬化など)によって各国の経済(特に医療費)に大きな影響があるかもしれません。







週に数回のゆっくりとしたジョギングで寿命が5年以上延びる?

1 of 2 Two delightful girls give thumbs up - Runners at 1st Annual Rock 2 Rock 5 Mile Fun Run

by Mike Baird(画像:Creative Commons)




週に数回のゆっくりとしたジョギングで寿命が5年以上延びるという研究結果

(2012/6/14、ライフハッカー)

コペンハーゲン市心臓研究所では、1976年から2003年の間に、ジョギング愛好家の男女2000人のデータを収集。

また、コペンハーゲン市在住の20歳~93歳までの20,000人以上のデータベースを元に、ジョギング愛好家とジョギングをしない人の死亡率を比較しました。

すると、週に1~2時間半ジョギングをする人は、男性で6.2年、女性で5.6年長生きするということが判明しました

コペンハーゲン市心臓研究所によれば、週に1から2時間半ジョギングする人は、寿命が5年以上延びることがわかったそうです。

今回のポイントは、ゆっくりもしくは平均的なペースで運動をするということ。

同研究所の主任循環器医であるSchnohr氏は「ジョギングをしていない人や、激しい運動をしている人より、ゆっくりとジョギングをしている人の方が死亡率は低かった」と言っています。理想的なペースは、息が少し上がる程度です

ゆっくりとジョギングをしている人のほうが死亡率が低いそうです。

ランニングにハマると老ける!?でも取り上げましたが、競うように速度を上げて走っている人の場合は、体に負担がかかり、活性酸素が過剰に発生してしまい、老化を早める原因にもなりかねないようです。

自分にあったペースでジョギングをするようにしたいですね。







【関連記事】

糖質オフダイエットでやせるの?やせないの?

朝食

by shibainu(画像:Creative Commons)




美ボディ・美肌を同時にゲット!食べて痩せるダイエット法が話題

(2012/6/13、モデルプレス)

6月12日発売の雑誌「FRaU」7月号では「食べて痩せるダイエット」を特集。話題の“糖質オフダイエット”のさらなる効能を紹介している。

■糖質オフダイエットとは?

そもそも糖質オフダイエットとは、炭水化物をカットする代わりに、肉や魚などのたんぱく質をいつもより多めに食べるというもの。

糖質を多く含む炭水化物や砂糖は、水分を多く含んでいるため、それを制限するだけで“むくみ”が取れてボディラインに変化をもたらす、ストレスフリーなダイエット法だ。

<中略>

皮膚の材料はたんぱく質のため、炭水化物を引くかわりにたんぱく質であるおかずを増やす糖質オフダイエットは、“美肌”を手に入れるにも効果的なようだ。

糖質オフダイエットは、炭水化物をカットする代わりに、たんぱく質を多めに食べるというダイエット方法で、美肌にも効果的だと紹介されています。

最近のダイエット・アンチエイジング関連で注目を集めていると感じるのは「糖質」「糖化」です。

【関連記事】

「糖化」とは、私たちの体内にある大切なたんぱく質と、食事によって摂取した「糖」とが結びつくことで、糖化したたんぱく質が生成され、体内に蓄積してしまうことです。

糖化は、老化を促進するだけでなく、肌のシミ、シワ、たるみだけでなく、骨、血管、脳にも影響を与えるそうです。

そこで、糖化を防ぐためにも、糖質オフが必要という流れになっているのではないかと思います。

ただ、糖質を控えるダイエットではやせないという意見もあります。

■糖は脂肪にならない?

森谷敏夫さん「糖質を控えるダイエットではヤセない!」|たけしのニッポンのミカタ 10月22日

太らないために甘いモノや炭水化物などの糖質を控えている人も多いと思いますが、森谷さんによれば、糖は脂肪にならないのだそうです。

森谷氏は、糖は脳の唯一のエネルギー源で、余ってもグリコーゲンという物質にして体内に貯蔵するため、簡単には脂肪にはならないと話す。

1999年に米国生理学会でジャクア教授(スイス)が発表した論文によれば、人の肝臓には糖質を脂肪に変換する能力はほとんどないのだそうです。

糖は脳と筋肉のエネルギーになるため、糖を余分に摂った場合はグリコーゲンという形にして非常食として肝臓に蓄えられるそうです。

糖質を脂肪に変換しない理由としては、余った糖質を脂肪に変えてしまうとエネルギーとして使えなくなってしまうからなのだそうです。

■糖を抜くから太る?!

現代女性は、糖質を控えるダイエットをしている人が多いようですが、この糖を摂取しない食生活によって、隠れ肥満が増えているそうです。

隠れ肥満とは、見た目はスリムであるにもかかわらず体脂肪率が高いタイプの肥満のこと。

隠れ肥満には注意が必要で、糖尿病高血圧などの生活習慣病を引き起こすこともあるそうです。

糖質を控えるから太る(≒糖質をとることで太りにくくなる)という理由については、

1.

糖質不足の生活を続け、蓄えていたグリコーゲンも枯渇してしまうと、人間は筋肉のたんぱく質を分解してブドウ糖を作り出すため筋肉がやせ細り、太りやすい身体になってしまう

森谷さんによれば、糖質をカットすると体重は減少するのですが、実際減っているのは水分であり脂肪はほとんど減らないのだそうです。

余ったグリコーゲンは約4倍の水と結合して貯蔵されます。

糖質を控えるダイエットをすると、蓄えていたグリコーゲンを分解し、脳のエネルギーとして使われてしまい、その際、グリコーゲンと結合していた水も一緒に排出されることになります。

つまり、体重は実際よりも4倍早く体重が落ちることになるのですが、この時脂肪は減っていないのです。

糖質を控えるダイエット

→グリコーゲンが枯渇

→筋肉のタンパク質を分解し、ブドウ糖を作り出す

→筋肉が減少

→基礎代謝が低下し、太りやすい体になる

2.

隠れ肥満傾向にある女性に糖質の多い食事(糖質6割)を2週間続けてもらったところ体脂肪が減少したそうです。

【まとめ】

どちらの意見が正しいのか、今のところはわかりません。

ただ糖質を摂り過ぎることはダイエットの観点からもアンチエイジングの観点からもあまり良くないとは思います。

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幼児のiPad利用は是か非か?

The modern toddler iPad experience

by Wayan Vota(画像:Creative Commons)




幼児のiPad利用は是か非か 専門家の意見分かれる

(2012/5/23、WSJ)

今や米国の幼児の半数以上は、タブレット型携帯端末「iPad(アイパッド)」やスマートフォン(高機能携帯電話)の「iPhone(アイフォーン)」といったタッチスクリーンを使った携帯機器に触れている。

現代の幼児たちは、泳ぐことや「靴紐を自分で締める」といった技能を習得するよりもずっと早く、IT技術のスキルを覚えるそうです。(現代の幼児は、泳ぐことや靴紐を締めることよりも早く、ITスキルを覚える

iPadやiPhoneといったタッチスクリーンを使ったタブレット機器が身近なものになってきている中、期待される点と心配される点とが今回の記事では取り上げられています。

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