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日本食を見直して健康に!|日本の肥満率は最も低い3.2%で、トップのアメリカの約10分の1という少なさ

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by eiko(画像:Creative Commons)




【すごいぞ日本】ファイルVII 食は和にあり(4) 

(2008/9/3、産経新聞)

その中で日本の料理に国際的な関心が高まっているのは、食材の利用に無駄が少ないことと、健康イメージが強いことが大きな理由だという。

経済協力開発機構(OECD)がまとめた主要30カ国の15歳以上の肥満率によると、BMI(体重を身長の2乗で割った値)が30以上の「肥満」人口のトップは米国の32・2%。日本は韓国と並び最も低い3・2%。米国の約10分の1とけた違いの少なさだ。

BMI25~30未満の「過体重」では、トップのイギリスが39%、2位メキシコ38・1%。日本は21・6%と、これまた最も低い。

<中略>

厚生労働省の平成19(2007)年「簡易生命表」によると、日本人の平均寿命は男性79・19歳、女性85・99歳。その前年、06年の世界保健機関(WHO)のまとめでは、日本人の平均寿命は世界一だった。

経済協力開発機構(OECD)がまとめた主要30カ国の15歳以上の肥満率によれば、日本の肥満率は韓国と並び、最も低い3.2%で、トップのアメリカの約10分の1という少なさです。

その日本がアメリカからのダイエット食品やエクササイズDVDを購入しているとは不思議なものですね。

日本食の良さを改めて見直す必要があるようです。







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知識次第で健康が選べる時代|女性の閉経後、虚血性心疾患(CHD)が増える

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by LID(画像:Creative Commons)




知識次第で健康が選べる時代<2>

(2008/9/11、読売新聞)

女性の閉経後にぐーんと増えてしまう疾患に、虚血性心疾患(CHD)があります。

CHDの危険因子に性差が明らかにあるのをご存じですか?

男性の危険因子の順位は、1位:高血圧 2位:喫煙 3位:糖尿病 4位:家族歴 5位:高コレステロール血症です。

それに比べ女性は、1位:喫煙 2位:糖尿病 3位:高血圧 4位:高コレステロール血症です。

男性と女性でこれほど虚血性心疾患(CHD)の危険因子に違いがあるとは知りませんでした。

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特に閉経後は、これまで血管を守っていた女性ホルモンであるエストロゲンが、急激に低下し、内皮障害を受けやすくなってしまうため、急に血管病変が進行します。

女性は、ライフスタイルの選択で、喫煙をしないことがとても大切です。

また、甘いものは幸せ感を味わえるので、「別腹」と言ってついつい食べすぎてしまうのにも要注意ですね。

女性がCHDを予防するためには、禁煙することが重要のようです。

また、甘い物の摂りすぎにも注意が必要なようです。

また、男性は高コレステロール血症の中のLDLコレステロールの厳密な治療が大切ですが、女性は、どちらかというと高トリグリセライド血症(中性脂肪)に注意を払わなければいけないということを、是非忘れないでほしいです。

これは、脂質だけでなく、総カロリーが大切で甘いものの食べすぎも赤信号です。

ジャンクフードに多く含まれるトランス型脂肪酸は、特に血管の酸化ストレスを増やし、粛々と動脈硬化を引き起こしていきます。

オメガ6系 オメガ3系の油の摂取比率(オメガ6:オメガ3=4:1)がとても大事になりますので皆さんよく覚えておいてくださいね。

油(脂質)の摂り方も重要ですね。

最近よく聞くようになりました。

オメガ6:オメガ3=4:1がポイントです。

しかし、現代人の食事はほとんどがオメガ6を多く摂る食事をしています。

オメガ3を多くとる食事に変えていく必要があります。

【トランス脂肪酸 関連記事】

やせているから安心ではないのです。

生活習慣病の怖さは、サイレントキラーと呼ばれるように、知らないうちに忍び寄ってくる点にあります。

ダイエットで細くなった女性でも、栄養バランスを崩して脂肪肝になっていると、脂肪肝→非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)→非アルコール性脂肪肝炎(NASH)→原発性肝臓癌(HCC)発生も報告されています。

ですから皆さんぜひ、健康を守るため、食事の重要性・ライフスタイルの改善・良い思考習慣、毎日の排便チェックをしてくださいね。

やせているからといって安心してはいけないという言葉、重要ですね。

脂肪肝や肝臓の病気にならないためにも、栄養バランスを保った食事をとるという生活習慣を身につけましょう。

野菜を沢山食べて、運動し、水に浮くくさくない(食物繊維が多く善玉菌に作られた)便を作ってくださいね。

食べたら出す便のチェックは、健康のバロメーターですよ!!

便秘をしないように、野菜を多く食べるようにしたいですね。

便のチェックで健康チェック!







「電子たばこ」にご用心、安全確認されずとWHO

「電子たばこ」にご用心、安全確認されずとWHO(2008/9/20、MSN産経ニュース)

世界保健機関(WHO)は19日、香港の企業が開発し、日本を含む多数の国で販売されている「電子たばこ」について、安全性が確認されず「正しい禁煙療法とは考えられない」とする声明を発表した。

電子たばこは、紙巻きたばこに似せたステンレス製の棒に液体ニコチン入りのカートリッジを取り付け、電気による熱で気化したニコチンを吸う仕組み。火を使ったり煙が出ることはないが、禁煙効果は確認されていないという。

また、記事によると、電子たばこについて次のように指摘しています。

WHO当局者は同日「製品に使用されている多くの化学物質の中に、強い毒性があるものが含まれている可能性がある」と指摘した。

芸能人の方がテレビ等で紹介し、注目を集めている「電子たばこ」。

しかし、現在のところ、電子たばこについて安全性は確認されていないため、使用には注意が必要なようです。

カロリーリストリクション|カロリー抑え、寿命延ばそう 適切な食事量の把握が鍵

Natto and Miso Shiru

by Smaku(画像:Creative Commons)




カロリー抑え、寿命延ばそう 適切な食事量の把握が鍵

(2008/10/10、産経新聞)

アンチエイジング(抗加齢)の研究で、「カロリーリストリクション(CR)」という考えに注目が集まっている。CRとは、栄養分を確保しながら、食事の摂取カロリーを通常の6~7割に制限すること。老化防止につながり、健康で長生きできる体をつくるという。9月には医師らが中心になり、「CRソサエティ・ジャパン(アンチエイジングを実践する会、愛称・カロリスジャパン)」を発足。世界有数の長寿国である日本で、さらに人々の寿命を延ばそうと研究成果の啓発に力を入れている。

初めて目にした、耳にした言葉が「カロリーリストリクション(CR、Calorie Restriction)」で、直訳するとカロリー制限という意味です。

CRとは、栄養分をきちんと確保しながら、なおかつ食事による摂取カロリーを通常よりも制限することをいうようで、そのことが老化防止・アンチエイジングにつながり、長生きできるカラダになるという考え方のようです。

サルによる動物実験によると、カロリー制限をしたサルは、寿命が延びたのに加えて、毛につやがあり、しわもあまりないなどアンチエイジングの効果があったようです。

日本では昔から「腹八分目」とはよく言ったもので、このことが、健康にも美容にも効果的であったということのようです。
ただし、記事によると、減らしすぎも良くないので、自分自身に必要な栄養素やカロリーをしっかりと把握した上で、取り組む必要があるというように紹介しています。

最近では、メタボな人が増え、肥満糖尿病などの生活習慣病に悩んでいる人も増えています。

健康で長生きを目指している方はこの考え方をぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。







【関連記事】
長寿のためには低体温のほうが良い!?|抗加齢(アンチエイジング)医学

カロリーの摂り過ぎが脳を狂わせる可能性=研究

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by sean dreilinger(画像:Creative Commons)




カロリーの摂り過ぎが脳を狂わせる可能性=研究

(2008/10/3、ロイター)

過食は脳を混乱させてさまざまな損傷を引き起こし、糖尿病や心臓病その他の疾患の原因をつくる可能性があるとの研究結果が2日発表された。

食べ過ぎ・肥満によって、脳が混乱し、さまざまな損傷を引き起こすことで、糖尿病や心臓病などの病気を起こす可能性があるとの研究結果が発表されたそうです。

[今まで]

食べ過ぎ・肥満 → 糖尿病・生活習慣病・心臓病

[今回の研究結果]

食べ過ぎ・肥満 → 脳の混乱による様々な損傷 → 糖尿病などの病気

いままでは、肥満が直接的に糖尿病や生活習慣病の原因だと思っていましたが、今回の研究結果によれば、食べ過ぎ・肥満によって、脳内で通常は休止状態にある免疫システムの経路が稼動し、実在しない侵入者を攻撃・破壊するため免疫細胞が送り出されることで損傷を起こし、それが糖尿病や心臓病その他の疾患の原因を作る可能性があるということのようです。

病気にならないためにも、まずは食べ過ぎをやめましょう。







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