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メタボ対策効果?人間ドック、「健康な人」初の上昇|日本人間ドック学会

First Baptist Church 853

by Parker Knight(画像:Creative Commons)

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メタボ対策:効果? 「健康な人」初の増加--昨年の人間ドック受診者

(2008/9/9、毎日新聞)

昨年、全国で人間ドックを受診した人のうち、「異常なし」(A判定)と「軽度異常だが現在心配がない」(B判定)を合わせた「健康な人」の割合が、24年に及ぶ調査で初めて前年(06年)を上回った。日本人間ドック学会が8日、発表した。

日本人間ドック学会によれば、メタボ対策やメタボ健診の効果からか人間ドックで受診した人のうち、「健康な人」の割合が初めて前年を上回ったそうです。

詳しく記事を読んでみると、さらに興味深いことを発見。

年代別では、30代以下が同1.9ポイント増の24.5%、40代も同0.5ポイント増の12.5%を記録したのに対して、50代と60代以上は同0.1~0.2ポイント減っていたそうです。

この結果だけをみると、30代、40代が健康に気をつけ始めたのに対して、50代、60代は30代、40代に比べて、それほど健康に気をつけ始めていないということが考えられます。

メタボ健診の対象年齢は40歳から74歳までを対象にしているため、50代、60代の人もその対象年齢に含まれています。

しかし、30代、40代に比べて、50代、60代の人のメタボ健診による健康意識は高まっていないようです。

ただし、このような結果になったのは、もともと50代、60代の健康意識が高いために、メタボ健診がはじまったからといって、健康意識にそれほどの変更がないということもあるかもしれません。

もし、これまでも50代、60代の健康な人の割合が低く、健康意識を高める必要があるのであれば、今後は、50代、60代に対してのPRが必要なのかもしれません。







受動喫煙は配偶者の脳卒中リスクを高める

Smoking

by Jeff Masilungan(画像:Creative Commons)

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これまで、受動喫煙の配偶者への健康の影響についてさまざまな意見がありますが、今回は、受動喫煙は配偶者の脳卒中リスクを高めるということが発表されたそうです。

受動喫煙は配偶者の脳卒中リスクを高める(Yahoo!ヘルスケア)

喫煙者を配偶者に持つ非喫煙者では、脳卒中のリスクが有意に高いことが、新しい研究によって示唆され、米医学誌「American Journal of Preventive Medicine(予防医学)」9月号に掲載された。

喫煙は喫煙者本人だけの健康を害する恐れがあるだけでなく、喫煙者の配偶者にも受動喫煙によって配偶者の健康へ悪い影響を与える可能性があります。

受動喫煙を受けている女性は、受けていない女性より血圧が高い|東北大によれば、東北大学大学院薬学研究科の今井潤教授のグループによれば、受動喫煙を受けている女性は、受けていない女性より血圧が高いことがわかったそうです。

今井教授によれば、国民全体の平均最高血圧を2mmHg低下させられれば、脳卒中による死亡者を年間9000人減らすことができるとし、「受動喫煙対策を行い、国民の血圧水準を下げることが重要」と話しています。

禁煙をすることによって、配偶者の脳卒中リスクは低下するのではないかと考えられますので、できるだけ配偶者のためにも禁煙を心がけましょう。

→ 脳卒中の症状・前兆・原因・予防 について詳しくはこちら







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