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津波被災地で肺炎患者増加 海水や大気中の化学物質原因

津波被災地で肺炎患者増加 海水や大気中の化学物質原因

(2011/4/7、朝日新聞)

東日本大震災に被災し、肺炎になる患者が増えている。

津波にのまれ、汚染物質を含んだ海水が肺に入って起きる被災直後の重い肺炎「津波肺」。

その後は、がれきやヘドロに含まれた化学物質が漂う空気を吸うことによる肺炎が相次ぐ。

津波の被災地では、津波肺と呼ばれる肺炎の患者が増えているそうです。

津波肺はどのようなことが原因で起こるのでしょうか。

津波肺は、海水中の病原性微生物や、船や燃料タンクから漏れた重油などの化学物質が体内に入ることが原因で起こる。

2004年のスマトラ沖大地震で注目されたが、日本では医師にもあまり知られていない。

水が入って数日後に急に悪くなることがあるという。

津波肺は、海水の中の病原性微生物や瓦礫やヘドロに含まれた化学物質が漂う空気を吸うことによって起こるそうです。

どのように対策をしたらよいのでしょうか。

津波で建物がなぎ倒された所では、断熱材に含まれる化学物質やカビなどが細かい粒になって浮遊している。

免疫力が低い高齢者、糖尿や腎臓などの持病がある人が吸い込むと炎症を起こす。

矢内さんは「現場ではマスクを着け、戻ったらうがいを。居住空間にほこりを持ち込まないよう、靴をスリッパにはきかえるなどの注意が必要だ」と呼びかける。

津波が襲った地域では、化学物質やカビなどが浮遊しており、免疫力の低い高齢者や糖尿病腎臓などの持病がある人が吸い込むと炎症を起こしやすいそうです。

そのため、マスクをつけ、うがいをすることが重要なようです。

津波の被災地ではマスクが救援物資として必要なようです。

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糖尿病に新治療法の可能性 東大、血管に原因突き止め

Soybean Research in a Lab

by United Soybean Board(画像:Creative Commons)




糖尿病に新治療法の可能性 東大、血管に原因突き止め

(2011/3/2、47ニュース)

肥満に伴い、インスリンが効きにくくなって起きる2型糖尿病では、糖分の最大の貯蔵庫である筋肉で毛細血管に異常が生じ、筋肉に糖分を蓄えることができなくなることをマウス実験で突き止めたと、東京大の門脇孝教授(糖尿病学)らが2日付米科学誌セルメタボリズムに発表した。

門脇教授は「血管の働きに着目して糖尿病の原因に迫った画期的な成果だ」と強調。

毛細血管の機能を回復させる薬の臨床試験を始めている。

2型糖尿病では、毛細血管に異常が生じ、筋肉に糖分を蓄えることができなくなることがわかったそうです。

糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは について詳しくはこちら。

実験でマウスを肥満状態にすると、筋肉が取り込む糖分の量は正常なマウスの約半分になった。

肥満マウスはインスリンの分泌量は変わらないが、毛細血管で必要な分子が合成されなかったり酵素が活性化されなかったりして、血管から出て筋肉に届くインスリンが少なくなっていると判明した。

酵素の働きを活発にさせる薬を投与すると、筋肉の糖分量は正常なマウスの約8割に回復した。

この薬は、閉塞性動脈硬化などの治療薬として承認され使われている。

今回の臨床試験では、動脈硬化と糖尿病を併発した患者に投与している。

酵素の働きを活発にさせる薬を投与すると、筋肉の糖分量は回復したそうです。

今回の発見により、糖尿病の新たな治療法が見つかるかもしれません。







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被災した透析患者受け入れ支援、都道府県に要請 厚労省

被災した透析患者受け入れ支援、都道府県に要請 厚労省

(2011/3/17、朝日新聞)

被災地で人工透析を受けられない患者が、被災地の外で治療が受けられるように厚生労働省は17日までに、患者の移動手段や宿泊施設の確保について、都道府県に対し協力を要請した。

被災地では、電力や水、薬品が足りないため、十分な透析治療が受けられない状態になっている。

被災地で人工透析を受けられない患者の治療のために、厚生労働省は都道府県に対して協力を要請したそうです。

すでに県外に出発した患者もいるというニュースがでています。

 

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日本糖尿病学会がインスリンの入手方法など相談窓口

日本糖尿病学会が相談窓口

(2011/3/16、NHK)

地震の被災地では医薬品が入手しづらくなっていることから、「日本糖尿病学会」は、各地に糖尿病の人たちの相談窓口を設置し、インスリンの入手方法などについて相談に応じています。

<中略>

「日本糖尿病学会」は、製薬メーカーにインスリンの供給体制を確保するよう要請したうえで、相談窓口ではどうすればインスリンを入手できるかといった相談にも応じています。

また、「相談窓口は毎日変わる可能性があるのでホームページで確認してほしい」と呼びかけています。

ホームページのアドレスはhttp://www.jds.or.jpです。

日本糖尿病学会は、相談窓口を設けており、インスリンの入手方法などについての相談に応じてているそうです。

 

相談窓口として、以下の病院が紹介されています。

▽岩手県では、盛岡市の「岩手医科大学」、一関市の「及川内科胃腸科クリニック」、
▽宮城県では仙台市の「東北大学」と「東北労災病院」、
▽福島県は、福島市の「福島県立医科大学」と「福島赤十字病院」、会津若松市の「福島県立会津総合病院」、いわき市の「総合磐城共立病院」、
▽茨城県は、水戸市の「那珂記念クリニック」、「西山堂病院」、日立市の「日立総合病院」

 

さらに詳しくは、日本糖尿病学会のHPをご確認ください。

日本糖尿病協会災害対策支援チーム
フリーダイヤル : 0120-151-721

 

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被災者、低体温症の危険性高く|日本登山医学会

Misterio tras la reja / Mystery behind fence

by Hernán Piñera(画像:Creative Commons)




被災者、低体温症の危険性高く 日本登山医学会が注意呼びかけ

(2011/3/15、産経新聞)

東日本大震災の被災地の東北地方について気象庁は、16日以降、日中でも1月下旬から2月上旬の真冬並みの冷え込みとなるとして、警戒を呼びかけている。

避難所での食料や燃料不足が指摘されるなか、登山医学の専門家でつくる日本登山医学会は被災者が低体温症にかかる危険性が高いとして、低体温症の予防法などを分かりやすく解説したブログを開設、注意を呼びかけている。

16日以降真冬並みの冷え込みになることから、日本登山医学会は、被災者が低体温症の危険性があると注意を呼びかけています。

 

■低体温症とは

低体温症は、寒さや雨などで体の熱が奪われ、体温(直腸温)が35度以下に下がった状態。

32度以下(重症)に下がると判断力が低下して錯乱、意識消失などの症状が出始め、死亡率は40~90%となる。

発症から2時間で死に至ることもあり、体温を回復させることは難しいことから予防が第一とされる。

低体温症とは、寒さや雨によって熱が奪われて、体温が35度以下に下がった状態を指し、重症になると、判断力が低下して、錯乱、意識消失などの症状がではじめ、場合によっては、死に至ることもあるそうです。

 

■低体温症を予防するには

低体温症の予防には、身体を冷やす要素(低温や風、雨によるぬれなど)を避けることと、衣類などによる保温・加温、水分やカロリー補給が重要。

ブログ(http://jsmmed-tozanigaku.sblo.jp/)では、「震えが止まると自己復熱は不可能で、至急病院への搬送が必要」など注意点を記したほか、質問も受け付けており会員が適宜回答するという。

低体温症を予防するには、低温や雨、風など身体を冷やすものを避け、衣類などによる保温、水分や栄養補給が重要なのだそうです。

→ 低体温 について詳しくはこちら

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