「糖尿病」カテゴリーアーカイブ

徳島県が糖尿病死亡率ワーストワン

糖尿病:死亡率ワーストワン 「息の長い対策必要」 知事、関連産業の集積も /徳島

(2009/6/9、毎日新聞)

記事によれば、厚生労働省が公表した「08年人口動態統計月報年計」で、徳島県が糖尿病死亡率ワーストワンとなったそうです。

飯泉知事は糖尿病対策について、05年11月の緊急事態宣言以降、食べ過ぎや運動不足の解消を図り、徳島大学病院に糖尿病対策センターを置くなどしてきたことを強調。

ワーストワン転落について、「息の長い対策が必要。生活習慣病なので、習慣そのものを変えていかないといけない」などと話した。

糖尿病対策を行なってきたそうですが、今回は、ワーストワンに転落してしまったようですね。

なぜ徳島県が糖尿病による死亡率が高いのか、ぜひ解明してもらいたいものです。

その結果を基に糖尿病予防・対策がすすめばいいのではないでしょうか。

糖尿病関連ワード

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子供だって脱メタボ、自治体などが予防対策




子供だって脱メタボ、自治体などが予防対策

(2009/5/27、日経ネット)

肥満が増えている子供の世界で、メタボリック(内臓脂肪)症候群を予防するための取り組みが盛んだ。

自治体などが小学生向けの健康講座や無料健診を用意したり、病院が食事の改善指導に乗り出したり。

子供の肥満は成人後の生活習慣病につながるおそれもあり、関係者は「食事の栄養バランスに気をつけ、運動習慣を身に付けて」と呼び掛けている。

記事によれば、子供のうちからのメタボリックシンドローム対策のために、自治体や病院が対策を始め出したとのことです。

子どもの肥満は増加傾向にあるといわれており、また、子供の糖尿病(生活習慣病の一つ)も増加しているといわれています。

生活習慣病を予防するためにも、早いうちからメタボ対策を行なっていく必要があります。







ローズマリーに含まれる化合物「カルノシン酸」に内臓脂肪を抑制する働きがあることを解明|岩手大研究チームが解明

rosemary

by Andy / Andrew Fogg(画像:Creative Commons)

健康・美容チェック > 内臓脂肪 > ローズマリーに含まれる化合物「カルノシン酸」に内臓脂肪を抑制する働きがあることを解明|岩手大研究チームが解明




ローズマリーに脂肪抑制の効果 研究チームが解明

(2009/5/11、岩手日報)

岩手大工学部応用化学生命工学科の佐藤拓己准教授、岩手医大消化器・肝臓内科の滝川康裕准教授、化学系専門商社の長瀬産業(本社大阪市)の研究チームは、ハーブの一種のローズマリーに含まれる化合物「カルノシン酸」に内臓脂肪を抑制する働きがあることを解明した。

肥満や糖尿病、脂質異常症などを防ぐ機能性食品の開発につながる研究として注目される。

佐藤准教授らは細胞レベルの実験で、カルノシン酸が、さまざまな病気の要因となる活性酸素を除去する「グルタチオン」の生成を促進し、そのグルタチオンが脂肪細胞の分化を抑制する仕組みを突き止めた。

岩手大工学部応用化学生命工学科の佐藤拓己准教授らの研究チームによれば、ローズマリーに含まれる化合物「カルノシン酸」に内臓脂肪を抑制する働きがあることがわかったそうです。

このことは、肥満糖尿病脂質異常症に効果のある食品への研究に役立ちそうです。

今後に期待したいですね。

→ 内臓脂肪を減らすには|内臓脂肪の落とし方 について詳しくはこちら







女性の脱メタボには体重の8~13%のダイエットが必要|筑波大

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by Gareth Williams(画像:Creative Commons)




メタボ女性の減量目標「体重の8~13%が妥当」…筑波大

(2009/4/15、読売新聞)

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の日本人女性が、腹部肥満や高血糖などの症状を改善するには、体重の8~13%の減量が望ましいことを筑波大の研究チームが割り出し、15日発表した。

筑波大の研究チームによれば、メタボリックシンドロームの日本人女性が、腹部肥満や高血糖などの症状を改善するには、体重の8~13%の減量が望ましいそうです。

この研究では、メタボリックシンドロームの指標である〈1〉腹部肥満〈2〉高血糖〈3〉高血圧〈4〉脂質異常の改善と、減量率との関係を詳しく調べたそうです。

平均減量率は11・9%で、全体の72・8%(225人)が何らかの症状の改善に成功。減量率8・1%を境に、成功率に大差が生じることも分かった。

個別症状をみると、腹部肥満は減量率13%、高血糖は同13・2%で成功率が高まった。

高血圧と脂質異常は、減量率との関連は薄かった。

その結果、メタボ指標の改善には、ダイエット目標を「体重の8%から13%」とすることにしたそうです。

体重70キロの人だと約6~9キロの減量にあたる。

この数値を目安にメタボリックシンドロームの改善に取り組んでみましょう。







膵臓:甘み感知 糖尿病の新薬開発に道|群馬大が解明




膵臓:甘み感知 糖尿病の新薬開発に道--群馬大が解明

(2009/4/9、毎日新聞)

膵臓(すいぞう)のベータ細胞が舌と同じように甘みを感じ取ることを、群馬大生体調節研究所がマウス実験で突き止めた。

糖分を含まない人工甘味料にも反応してインスリンを分泌するため、糖尿病の新薬開発につながると期待される。

8日付の米科学誌「プロスワン」(電子版)に掲載された。

記事の内容をまとめてみます。

膵臓はインスリンを分泌することで、血糖量を調節しています。

しかし、すい臓のベータ細胞の数が減ったり、働きが落ちてインスリン分泌量に問題が起きると、血糖値が高い状態が続くようになってしまいます。

これが糖尿病の状態です。

今回の研究では、すい臓のベータ細胞に甘みを感じ取る甘味受容体があることがわかり、その甘味受容体に人工甘味料で刺激を与えると、インスリン分泌を促すことに成功したそうです。

研究チームは、マウスから取り出したベータ細胞に甘みを感じ取る甘味受容体があることを発見。

人工甘味料を加えると、カルシウムとともにインスリン分泌を促すサイクリックAMPという物質が増加し、インスリンを分泌したという。

すい臓のベータ細胞に甘みを感じ取る甘味受容体を刺激するために、人口甘味料をベータ細胞に届ける方法が分かれば、糖尿病の新薬開発につながると期待されている。

今後の研究に期待したいですね。







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