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松嶋尚美さん、52歳から更年期障害の症状が始まったと告白/自分だけ暑がる/イライラ/朝起き上がれない/寝汗がすごい




【目次】

■松嶋尚美さん、52歳から更年期障害の症状が始まったと告白/自分だけ暑がる/イライラ/朝起き上がれない/寝汗がすごい

「反抗期と更年期症状でバチバチ対決になるね」と息子に言われた松嶋尚美(53)母の介護も重なった現在(2025年3月29日、CHANTOWEB)によれば、松嶋尚美さん(53歳)は、52歳くらいから、家族の中で自分だけが暑がったり、イライラしたり、朝起き上がれない、寝汗がすごいといった更年期症状が始まったそうです。

■更年期とは?更年期障害とは?

更年期障害とは、ホルモンバランスの乱れが原因の身体的・精神的不調のことであり、自律神経失調症の一つです。

更年期を迎える時期になると、卵巣の機能が衰え、その結果、卵巣から分泌されている女性ホルモン(エストロゲン)の量が減少します。

エストロゲンの分泌量が減ると、脳は盛んに卵胞刺激ホルモンを分泌し、卵巣からエストロゲンを分泌するように促します。

しかし、更年期を迎えた卵巣は、必要な量のエストロゲンを分泌することが出来ないため、エストロゲンの減少と卵胞刺激ホルモンの増加という「ホルモンバランスの乱れ」が起こります。

そして、ホルモンバランスの乱れによって次のような症状が現れます。

→ 女性が更年期に太る3つの原因|更年期に太りやすい女性は生活習慣病に注意! について詳しくはこちら

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更年期障害の食事・更年期を乗り切る方法

●食生活の見直しをする

●ビタミン・ミネラルなどバランスの取れた食事で栄養を十分に摂る。

亜鉛は、ホルモンバランスを整える働きがある。

女性の場合は、亜鉛が不足すると女性ホルモンの働きが悪くなったり、月経異常を引き起こしてしまう可能性がある。

特に更年期ともなれば、亜鉛不足がホルモンバランスをさらに乱れさせて症状を悪化させてしまうことにもありえる。

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●軽いウォーキングなどの適度な運動

寝る前に毎日10分間、ヨガを取り入れたストレッチを3週間行うことで、更年期女性の「更年期症状」と「抑うつ」を改善することがわかったそうです。

→ 寝る前のストレッチ&ヨガは、女性の「更年期症状」と「抑うつ」を改善する効果がある!おすすめのやり方 について詳しくはこちら

●ご自身にあったリラックス方法

更年期障害の症状を和らげたいと考えている方は、呼吸をゆっくりしたり、音楽を聴いてみてはいかがでしょうか?

→ 更年期障害の症状の顔のほてり(紅潮)は音楽を聴くと改善する! について詳しくはこちら

●家族との会話をする機会を増やす

●更年期障害のツボ

→ 更年期障害のツボ:三陰交(さんいんこう)の位置・押し方|たけしの本当は怖い家庭の医学 について詳しくはこちら

●相性の合う医師・病院を見つけておく

→ 更年期障害の症状・原因・チェック|40代・50代の更年期の症状 について詳しくはこちら

●エクオール

大豆イソフラボンは、更年期障害の原因といわれる「エストロゲン」と構造が似ているため、体内に入ると、エストロゲンと同じような働きをするといわれています。

大豆イソフラボンは大豆製品などから摂れます。

ただ、最近の研究によれば、大豆イソフラボンの健康効果の恩恵を受けやすい人とそうでない人がいることが明らかになったそうです。

その違いは、エクオールを作り出すためのエクオール産生菌という腸内細菌を持っているかどうかです。

腸内細菌によって大豆イソフラボンに含まれるダイゼインという成分をエクオールに変えることで、ダイゼインのままと比べ、よりエストロゲンに似た働きをすると言われています。

更年期症状の軽い人はエクオールの量が多いそうで、更年期症状の重い人のグループに、エクオールをつくれる人が少なかったそうです。

更年期のホットフラッシュ(ほてり)や首や肩のこりを改善する効果が確認されているそうです。

エクオールの産出能力をチェックするには、「尿中エクオール検査」や「ソイチェック」といった簡単な尿検査で調べることができるそうです。

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■更年期障害と有名人

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ME:I COCOROさん、体調不良のため活動休止




ME:I COCOROに関するお知らせ(2025年3月29日、オフィシャルサイト)によれば、ME:IのCOCOROさんが体調不良が続いており、医師の診断のもと、休養が必要という判断に至ったため、治療と休養に専念するべく、活動休止することを発表しました。

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【地元紙報道】ベッツ選手の体調不良の原因は「ノロウイルス」!?/「胃腸炎のような症状」で11キロ近く体重が落ち、脱水症状と疲労の症状が出ている!




ベッツ激やせ「7キロ近く体重が減った」 原因は不明、日本の開幕シリーズ欠場決定…大谷主催『決起集会』には参加も(2025年3月17日、中日スポーツ)の記事の中で紹介されている関係者によれば、「胃腸炎のような症状」と話したが、詳細は不明で、ロバーツ監督は「原因は分からないが、7キロ近く体重が減った。脱水症状のような感じ」と述べたそうです。

ベッツ選手が7キロ体重が落ちるというのは大変なことなので、アメリカのニュースサイトでも調べてみました。

Dodgers’ Mookie Betts to miss Japan games with illness(2025年3月15日、ESPN)によれば、ベッツ選手はアリゾナでのチームの最終日にインフルエンザのような症状を感じ始めたが、チームの医師らはベッツ選手が日本への長旅をしても問題ないと言ったと述べたそうですので、この時点ではそれほど心配されていなかったようですね。

Dodgers’ Mookie Betts ruled out of Tokyo Series vs. Cubs because of stomach virus(2025年3月16日、ロサンゼルスタイムズ)によれば、チームが日本に出発する前から体調不良を感じ始め、伝染性の病気ではないと医師が言っており、チームに帯同することは問題ないと考え、ベッツ選手の東京行きを欠場させる考えはなかったそうです。

しかし、ベッツ選手の体重が約15ポンド減り、脱水症状があることから、ロバーツ監督によれば「体重が減って脱水状態になると、軟部組織の損傷が起こりやすくなる」ということから、体力の回復を優先させているようです。

MLBのニュースサイトでも同様のことが書かれていました。

記事をまとめると、ベッツ選手はもともとは別の病気だと思われていたが、実は胃腸炎で、その症状は軽いものではなく、体重が15ポンド(6.8キロ)落ちており、脱水症状と疲労が出ているようですね。

日本での試合が見れないのは残念ですが、チームのコメントにもあるように、長いシーズンの一部でもあるので、まずは体力の回復に努めてほしいですね。

【追記(2025年3月24日)】

体調不良続くベッツ「胃の調子がかなり悪くて…」OP戦前に嘔吐→急きょ欠場「食べるの怖い」10キロ超減(2025年3月24日、スポニチアネックス)によれば、ベッツ選手の体重は春季キャンプの時は175ポンド(約79・3キロ)だったのですが、現在150ポンド(約68キロ)と10キロやせてしまったそうです。

病院で検査を受けているものの健康状態に問題はないのですが、食べては嘔吐を繰り返すことから食べることへの恐怖を感じているそうです。

原因不明の体調不良というのは心配ですよね。

【追記(2025年3月28日)】
ベッツ体調不良の「原因ウイルス」判明か 11キロ激ヤセで食事困難=地元紙報道(2025年3月25日、東スポ)で紹介されているLAタイムズ紙によれば、ムーキー・ベッツ選手の体調不良は「ノロウイルスによるもの」と報じているそうです。

ノロウイルスは唾液感染する!会話、咳、くしゃみ、キスでもうつる可能性がある!によれば、ノロウイルスは会話、咳、くしゃみ、キスでもうつる可能性があるので、手洗いだけではなく、マスクの着用も重要になります。







黄砂は赤ちゃんのアレルギー症状を悪化させる!黄砂が多い日は特にリスクが1.16倍に!




砂漠の砂塵が乳児のアレルギーに与える影響を調べた研究、具体的には黄砂やPM(空気中の小さな汚染物質)が赤ちゃんのアレルギー症状(鼻水、目のかゆみ、咳など)にどう影響するかを調べた研究で、「今日、赤ちゃんの鼻水出た?目が赤い?」のような質問に答えてもらい、黄砂やPMの量が多い日と少ない日を比べて、アレルギー症状が出る確率を計算し、あわせて薬の使用や行動(たとえば外に出ない、窓を閉めるなど)が影響をどう変えるかを調べたところ、黄砂やPMが多いと症状が出やすいことがわかりました。

●PMが10µg/m³増えるごとに、症状が出るリスクが1.04倍になりました。

●黄砂だけに注目すると、黄砂の濃度が0.1/km増えるごとにリスクが1.16倍に跳ね上がりました。

●喘鳴(ゼーゼーする呼吸)というぜんそくっぽい症状がある子もない子も黄砂でアレルギーが悪化しました。

その対策としては、ロイコトリエン受容体拮抗薬(アレルギー用の薬)をちゃんと飲む、天気予報で「黄砂が多い」って聞いたら外出時間を減らす、窓を閉めて黄砂が入らないようにするとリスクが減ったそうです。

■まとめ

1)黄砂やPMは赤ちゃんのアレルギーを悪化させる(鼻水、目のかゆみ、咳が増える)。

2)黄砂が多い日は特にリスクが1.16倍に!

3)薬を飲む、外出を控える、窓を閉めるなどの対策でリスクを減らせる。

特に赤ちゃんは体が小さい分、空気をたくさん吸うから影響を受けやすいので、しっかり対策してくださいね。

→ 花粉症の症状 について詳しくはこちら

→ 花粉症対策 について詳しくはこちら

【参考リンク】







黄砂が多い日にアレルギー症状が出るリスクが高まる!花粉+黄砂のダブルパンチで鼻水や目のかゆみがひどくなる可能性あり!




日本の妊婦3,327人を対象に、黄砂が妊婦さんのアレルギー様症状にどう影響するかを調べた研究によれば、具体的には、黄砂が多い日(空気が砂塵でモヤっとする日で、1キロ先にいる人の姿が見えづらくなるくらい(濃度が0.07/km以上)と定義)と、普通の日を比べて、毎日携帯で「鼻水出る?目がかゆい?」みたいなアレルギー症状を聞いて記録したところ、黄砂が多い日にアレルギー症状が出るリスクが高まることがわかりました。

●スギ花粉にアレルギーがある人(IgE陽性)が、花粉の季節に黄砂にさらされると、リスクが1.25倍に跳ね上がった。

●花粉がない時期や、スギ花粉にアレルギーがない人だと、リスクはあまり増えなかった。

この研究で興味深い点がここです。

●黄砂の濃度が低い日でも、少しずつリスクが上がる「用量依存的」な関係が見られたこと。つまり、黄砂が増えるほどアレルギーが悪化しやすい。

「用量依存的(dose-dependent)」とは、簡単に言うと「量が増えると効果や影響も増える」という意味で、今回の研究でいえば、黄砂の濃度(量)が多くなるほど、アレルギー症状が出るリスクが比例して高くなるということです。

つまり、黄砂の濃度が低いときはアレルギー症状のリスクが少しだけ上がるけど、濃度が高くなるとリスクがもっと大きくなるという関係です。

具体的に言えば、砂漠の砂塵(黄砂)が少ない日(濃度が低い)は、鼻水や目のかゆみが出る人がちょっと増えるだけですが、黄砂がすごく多い日(濃度が高い)だと、花粉アレルギー持ちの妊婦さんの症状がさらに悪化して、リスクが高くなるという意味ですね。

黄砂には、微生物や細菌、ウイルス、大気汚染物質がくっついてることが多く、それが花粉と一緒に鼻や目に入ると、アレルギー反応を増強する「アジュバント(助け役)」として働いてしまうそうです。

つまり、花粉症の人にとって花粉だけでもその症状があるのに、黄砂によってそのアレルギー反応を増強させてしまうんですね。

■まとめ

1)黄砂はアレルギーを悪化させる、特に花粉アレルギー持ちは要注意。

2)症状悪化は黄砂の量に比例する(用量依存的)。

3)花粉+黄砂のダブルパンチで、鼻水や目のかゆみがひどくなる可能性あり。

そのため、花粉症の方は、黄砂が飛んでくると症状が悪化する恐れがあるので、黄砂のニュースが出たら、できるだけ外出を控えるか、しっかりマスクを着用することをお勧めします。

【参考リンク】

  • Kanatani KT, Hamazaki K, Inadera H, Sugimoto N, Shimizu A, Noma H, Onishi K, Takahashi Y, Itazawa T, Egawa M, Sato K, Go T, Ito I, Kurozawa Y, Konishi I, Adachi Y, Nakayama T; Japan Environment & Children’s Study Group. Effect of desert dust exposure on allergic symptoms: A natural experiment in Japan. Ann Allergy Asthma Immunol. 2016 May;116(5):425-430.e7. doi: 10.1016/j.anai.2016.02.002. Epub 2016 Mar 11. PMID: 26976782.

→ 花粉症の症状 について詳しくはこちら

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