<ぱっちりメーク>ドライアイなどの危険性 医師ら調査

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<ぱっちりメーク>ドライアイなどの危険性 医師ら調査

(2008/7/5、毎日新聞)

若い女性を中心に流行中の、まぶたの際にアイラインやアイシャドーを塗る化粧法が、ドライアイなどの病気を起こす可能性が高いことが岩手県奥州市の開業医、鈴木武敏医師らの調査で分かった。

最近では「目が大きくはっきり見える」として、まつげの間を埋めるようにアイラインを塗ったり、下まぶたの際の粘膜にアイシャドーを塗る化粧法が紹介されています。

このような化粧法と目の病気との関係性に調べた医師によると、まぶたの縁には目を保護する油を出す分泌腺(マイボーム腺)があり、最近流行しているまぶたの縁にアイライン・アイシャドウを塗る化粧法をすると、その分泌腺が化粧でふさがれてしまい、目の表面を覆う涙の層がはげることや厚さが均一にならないなどの症状が出て、ドライアイの状態(目のかすみや痛みといった症状が現れた)になったそうです。

誤った化粧法を行なうと、目の病気を起こす可能性もありますので、一度この化粧法については検討が必要なのかもしれません。

→ ドライアイの症状・原因・治療 について詳しくはこちら

→ 目が痛い(コンタクトレンズによる目の痛み) について詳しくはこちら

→ 目の病気・症状 一覧 について詳しくはこちら

■ドライアイ改善方法・予防

ドライアイで光がまぶしいという症状にならないためにも、しっかりと、ドライアイ予防が重要になってきます。

そこで、ドライアイの改善方法・予防についてまとめました。

スマホやパソコンをよく見ている人は、定期的に目を休める。

遠くを見たり、目を動かして目の緊張を和らげる。

まばたきの回数を意識的に多くする。

「20-20-20-20」という眼精疲労回復エクササイズは、20分おきに20フィート(約6メートル)離れたところを20秒間見つめながら、20回連続で瞬きをすると疲れ目に良いそうです。

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蒸しタオルで目を暖め血行をよくする。

温かいおしぼりをまぶたに乗せて、目を温めることで涙の成分のうち脂分が出やすくなり、目の表面の保湿効果が高まります。

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目の周囲をマッサージする。

目の周りの皮膚は非常に薄く、刺激を与えすぎるといけないので、目のクママッサージを参考にしてみてください。

→ 目のクママッサージ について詳しくはこちら

睡眠を大事にする

睡眠不足など生活習慣の乱れにより、涙の分泌量が少なくなるため、ドライアイになることもあります。

ドライアイに効くツボ

風池(ふうち):頭蓋骨の最も下側でくぼんでいるところ。(うなじのくぼんだ所あたり)

  • 親指で頭の中心に向かって押します。
  • 左右同時に5秒間押して離すを5回。
  • 額をテーブルにつけて押すと力が入りやすい

頭の血行を促し、頭痛目の疲れ・ドライアイを解消してくれるそうです。

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目薬を利用する。

ドライアイの症状がひどい場合には、ドライアイ専用目薬を利用しましょう。

但し、乾燥が気になっても、市販の目薬を頻繁に差すことは、くれぐれも習慣化しないように気をつけてください。

防腐剤などの刺激で症状が悪化することもあるそうです。

防腐剤の入っていない『人工涙液』を選ぶことをお勧めします。
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部屋の湿度を保つ

部屋の湿度が下がると、ドライアイになるリスクが高くなるので、加湿器などを利用して、部屋の湿度を保つようにしましょう。

また、エアコンの風が直接当たらないように気を付けてください。

コンタクトレンズの正しい利用をする

コンタクトレンズを使用する際には、使用上の注意を守り、ドライアイの症状がひどい場合には、コンタクトレンズ専用目薬を利用してください。

アイメイクに気をつける。

最近は、目を大きく見せるための「ぱっちりメーク」が流行っていますが、マイボーム腺がふさがれ、油が分泌できなくなることがあります。

ドライアイにならないためにもメーク落としをしっかりと行なうことが重要です。

食事・栄養に気をつける。

目や身体の血流をよくするよう食事に気をつけ、健康補助食品(カシスルテインブルーベリー)などを利用してみてはいかがでしょうか。

ドライアイにならないためにも、普段から目に優しい、つまり、あなた自身に優しい生活習慣をするようにしてください。

→ カシス(アントシアニン)の健康効果 について詳しくはこちら

→ ブルーベリー(アントシアニン)の健康効果 についてはこちら

→ ルテインの健康効果 について詳しくはこちら

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カラーコンタクト、厚生労働省が販売規制へ

カラーコンタクト、厚生労働省が販売規制へ

<カラーコンタクト>度なし、被害続出…厚労省が販売規制へ(2008/7/10、毎日新聞)

厚生労働省は、目に障害が起きる被害が相次いでいるおしゃれ用のカラーコンタクトレンズ(カラコン)について、販売規制に踏み切る方針を固めた。

薬事法の省令を改正し、視力矯正用コンタクトレンズと同様、都道府県知事の許可がなければ販売できないようにする方針で、早ければ年度内に実施する。

厚生労働省は、おしゃれ用カラーコンタクトレンズについて販売規制に踏み切る方針を決めたそうです。

おしゃれ用カラコンは、眼科医の処方が必要ではなかったため、インターネット通販やディスカウントストア等で簡単に購入ができ、若い女性を中心に人気でした。

しかし、最近、おしゃれ用カラーコンタクトレンズには、目の病気や目の障害などの被害が増えています。

商品自体の品質が悪いものやカラコンの使用の不適切な使用(洗浄・消毒を行なわないなど)のために目の病気になった方もいます。

目の病気を防ぐためにも、きちんとした眼科等でコンタクトの使用に関する適切な方法・ケアの指導が必要です。

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