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中川昭一氏死去 遺族、死因は「急性心筋梗塞」と説明

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中川氏死去 遺族、死因は「急性心筋梗塞」と説明

(2009/10/5、産経新聞)

中川昭一元財務・金融相(56)が4日朝、東京都世田谷区の自宅ベッドで死亡しているのが見つかった。

警視庁世田谷署によると、目立った外傷はなく、遺書は見つかっていない。

ベッドには嘔吐(おうと)の形跡があった。

同署は事件の可能性は低いとみて死因などを調べている。

<中略>

行政解剖したが死因は不明。死後10時間前後が経過していた。

家族は「睡眠薬を服用していた」と説明しているといい、室内には病院処方の睡眠薬とみられる錠剤があった。

弔問客によると、遺族側は死因を「急性心筋梗塞(こうそく)」と説明しているという。

中川氏の死因は、遺族の方によれば、「急性心筋梗塞」だったそうです。

ご冥福をお祈りいたします。

→ 心筋梗塞・急性心筋梗塞とは|心筋梗塞の症状・原因・前兆・予防 について詳しくはこちら

【参考リンク】

  • 心筋梗塞、狭心症-その予防と治療 - 国立循環器病センター

狭心症や心筋梗塞症の治療は動脈硬化を完治させるわけではありません。

病気にならないためには、動脈硬化の進行を予防することが大切です。

それには危険因子と呼ばれる因子の除去に努めることが重要です。

禁煙、塩分・糖分・脂肪分のとりすぎに注意し、バランスのよい食事をして、高血圧症糖尿病高脂血症を予防すること、適度な運動(毎日適当な距離を歩く習慣をつけて下さい)、気分転換を図り、ストレスを避け、規則正しい生活を送ること、血縁の方に心筋梗塞症や狭心症の方がいれば、特に長年の悪い習慣を改める必要があります

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【心筋梗塞と有名人】

一時意識消失の松村邦洋さん、急性心筋梗塞による心室細動が原因だった

Way Too Much to Drink

by Guian Bolisay(画像:Creative Commons)

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【目次】

■一時意識消失の松村邦洋さん、急性心筋梗塞による心室細動が原因だった

一時意識消失の松村邦洋、急性心筋梗塞による心室細動が原因だった

(2009/3/23、オリコン)

22日(日)に開催された東京マラソンに出場した際、意識を失い病院に搬送、一時は心肺停止と伝えられたお笑いタレント・松村邦洋の病状について、所属事務所が23日(月)、ファックスにて「急性心筋梗塞による心室細動が原因」であったと明らかにした。

松村邦洋さんの病気は、急性心筋梗塞による心室細動が原因だったそうです。

心室細動とは、どのような状態なのでしょうか?

■心室細動とは?

松村邦洋、倒れたのは心室細動が原因

(2009/3/24、日刊スポーツ)

心室細動とは、心臓が不規則に震えるように収縮し、血液を送り出すポンプの動きができない状態。動脈が血栓などで血流が止まる急性心筋梗塞から心室細動が起こる場合が多く、1分でも早い処置が重要。松村は医師や自動対外式除細動器(AED)による処置が早かったことで、搬送中に意識を取り戻した。

心室細動とはどんな不整脈ですか?|AEDで助かる命|公益財団法人 日本心臓財団

心臓を動かしている電気系統(心臓の筋肉の一部から発信された微量の電気が伝わるしくみ)が何らかの原因で混乱すると、リズミカルな収縮が行えなくなります(不整脈)。その不整脈の中でも、とくに心臓の血液を全身に送り出す場所(心室)がブルブル震えて(細動)、血液を送り出せなくなった状態(心停止状態)を心室細動とよびます。この心室細動が起こると、脳や腎臓、肝臓など重要な臓器にも血液が行かなくなり、やがて心臓が完全に停止して死亡してしまう、とても危険な状態です

心室細動とは、心臓のリズムが乱れ、脈の打ち方がおかしくなってしまう不整脈の一種です。

→ 不整脈とは|不整脈の症状・原因・判断する基準の脈拍 について詳しくはこちら

心室細動の場合は、心臓の血液を全身に送り出す場所である心室が震えてしまい(細動)、血液を送り出せなくなった状態をいいます。

松村さんの場合は救護に関わる医師による迅速な対応や自動対外式除細動器(AED)による適切な処置によって、搬送中に意識を取り戻したそうです。

AED 市民救命で社会復帰2倍 京大、心停止患者調査によれば、一般市民によるAEDによる除細動を受けた人(心室細動が起こってAEDが必要になった患者)の社会復帰率は全体の2倍だったそうです。

※AEDは、心室細動で心停止を起こした患者に電気ショックを与えて心臓を動かす機器。

■心筋梗塞の前兆

  • 胸の痛み
  • 呼吸困難
  • 吐き気・嘔吐
  • 左手小指の痛み
  • 肩や背中の痛み
  • 冷や汗

→ 急性心筋梗塞の症状 について詳しくはこちら

■救命措置の流れ

AED Training and CPR Training

by David Bruce Jr.(画像:Creative Commons)

  1. 呼びかけなどで反応を確認する
  2. 助けを呼ぶ(1.119番通報、2.AEDを持ってきてもらう)
  3. 気道の確保(喉の奥を広げて空気を肺に通しやすくする)
  4. 呼吸の確認(「見て」「聞いて」「感じて」確認する)
  5. 人工呼吸(2回)
  6. 心臓マッサージ(胸骨圧迫を30回連続)
  7. 人工呼吸・胸骨圧迫(2回:30回)の組み合わせを行なう
  8. AED(電源を入れ、電極パッドを装着)
  9. 心電図の解析(電気ショックが必要かどうかをチェック)

→ 詳しくは、詳しい解説・イラスト付きの 救命措置の流れ(心肺蘇生法とAEDの使用) – PDFファイル、総務省消防庁 をご覧ください。







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