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フィジカルコンタクトをとると、結婚したくなる?|#ホンマでっかTV




■フィジカルコンタクトをとると、結婚したくなる?|#ホンマでっかTV

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by Claudia Salazar(画像:Creative Commons)

2012年10月3日放送のホンマでっかTVでは、「フィジカルコンタクト(肉体的接触)を増やすと、脳が女性的になる」と紹介していました。

好きな相手の気持を動かす方法として「ボディタッチ」が効果的な理由によれば、「愛情ホルモンとも呼ばれるオキシトシンは、愛する人と手を握ったり、キスしたリ、ハグするときなどに多く分泌されるされるそうです。そして、手の温もりや堅さ、体臭や筋肉など、五感で生身の男性を感じると、脳内にオキシトシンが分泌され、オキシトシンは「愛情」に変わるそうです。

この考え方によれば、フィジカルコンタクト(肉体的接触)を増やすと、オキシトシンが分泌され、オキシトシンが愛情に変わり、脳が女性的になるということではないでしょうか。







【オキシトシン関連記事】
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女性は恋愛経験の豊富さと結婚が結びつかない?




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by Tamaki Sono(画像:Creative Commons)

「恋愛経験が多い=結婚できる」ではないことが判明する

(2012/2/12、Menjoy)

■恋愛経験からみる結婚パターン

恋愛経験がないひとほど独身でいる傾向があることは、容易に想像がつきます。そして、年齢の上昇とともに男女とも結婚していくということを前提に考えれば、独身のひとの割合は年齢の上昇とともに減っていくはずです。

じっさい、山田の調査によると、男女とも20代前半では恋愛経験の数が低く、恋人のいないひとの割合は他の年齢層に比べて高いこと、20代後半でつきあった人数や経験が増えることがわかっています。

しかし興味深いことに、女性は年齢の上昇にともなって人数や経験が増加していくのに対して、男性では30代後半で人数や経験が低下するのです。

この結果は、男性はつきあった経験が結婚に結びつきやすいこと、しかしながら女性ではつきあった経験と結婚が結びつかないことを意味しています。

そして、男性の結婚のチャンスは恋愛経験に比例しますが、女性は恋愛経験がなくても結婚のチャンスがあるものの、恋愛経験と結婚には関係がないことを意味しています。

山田はこの結果について、もてる男性は結婚可能性が高いが、もてる女性は結婚可能性が高いとはいえず、男性が恋人経験がない女性を結婚相手に選んでいる可能性があると考察しています。

ポイントをまとめてみます。

【男性】

  • 男性は付き合った経験が結婚に結びつきやすい
  • もてる男性は結婚可能性が高い
  • 男性では30代後半で人数や経験が低下

【女性】

  • 女性は、付き合った経験と結婚が結びつかないそうです
  • もてる女性は結婚可能性が高いとはいえず、それは男性が恋人経験がない女性を結婚相手に選んでいる可能性があるそうです
  • 女性は年齢の上昇にともなって人数や経験が増加していく

【感想】

結婚までの交際人数、男性は5人・女性は4.5人|「恋人」と「結婚相手」の違いとは?で紹介した早稲田大学で「恋愛学」について講義する森川友義教授によれば、4人目以降のお付き合いでそれまでの3人よりも魅力が上回った相手と出会って結婚するのが良いとしています。(3人はお試し期間のようなもので、その3人とのお付き合いの中で、自分に劣って結婚相手として欠かせない要素というものを確認するということだと思います。)

「結婚は子孫繁栄のため」という側面から見れば、ごく自然のように思えます。

男性が恋人経験がない女性を結婚相手に選ぶというのは、本当にその子供が自分の子孫であるという可能性を高めたいからであり、モテる女性が必ずしも結婚と結びつかないのは、他の男性の影があることによって、その子供が本当に男性の子孫であるかがわからないからです。

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未婚率が上昇している理由とは?

35歳以下の世代に時間やお金の余裕がなくなってきていることが、未婚率の上昇や少子化の原因となっているのかもしれません。

「お見合い」や「職場や仕事」が出会いのきっかけによる結婚が減っている理由

結婚にいたった出会いのきっかけとしての「お見合い」や「職場や仕事」が減少しており、友達や兄弟を通じての紹介が増えているものの、それをカバーするには至っていないのが現状のようです。







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結婚するまでに付き合う人数、男性は5人・女性は4.5人|「恋人」と「結婚相手」の違いとは?




【目次】

■結婚までの交際人数、男性は5人・女性は4.5人

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by Robert Kintner(画像:Creative Commons)

結婚までの交際人数、男性は5人・女性は4.5人

(2012/2/3、nikkeiBP)

リクルートのブライダル総研によれば結婚までの交際相手の人数は、男性が平均5.0人、女性が平均4.5人だったそう、早稲田大学で「恋愛学」について講義する森川友義教授の『結婚は4人目以降で決めよ』という本のタイトルとほぼ同じ傾向にあるようです。

結婚は4人目以降で決めよ 恋愛と結婚と浮気の政治経済学

結婚の別れ道?交際相手は4人目以降が「キモ」な理由

(2011/7/5、AllAbout)

「離散数学の“36.8%の法則”という見地から導き出される結果として、4人目以降の交際相手と結婚するほうがいいだろう、ということになります」。

「たとえば10人の異性と出会うとしたら、はじめの3人目まではお試し期間と思って軽めのお付き合いを心がけるようにします。

そして、4人目以降のお付き合いで、過去の3人よりも魅力が上回った相手と出会って結婚するのがベスト、ということになります」

<中略>

最高の男性を見つける確率は10分の1ではなく「36.8%」である、というのがポイント。

つまり、3.68人の男性を踏み台にした後にめぐりあったお相手が、もっともステキな人である確率が高いんだそうです!

3人までの間に結婚相手として欠かせない要素というものが確認できるということなのかもしれませんね。




■「恋人」と「結婚相手」の違いとは?

「恋人」と「結婚相手」の違いは、「犠牲を払ってでも関係を続ける」覚悟が生まれるかどうかにあるようだ。

既婚者と未婚者で差が顕著だったのは、「お互いに犠牲をはらってでも続けられる関係」と「一生寄り添い続け、人生をともに歩んでいく関係」で、それぞれ既婚者の回答が未婚者の回答を20ポイント以上上回った。

家族になるということは、どういうことなのかが、このアンケートに現れているようです。

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「別れが近いカップル」にみられる5つのサイン

●その1:交際して4年以上はキケン

恋は4年以上経過すると、恋を司る脳内物質「βエンドルフィン」が出なくなり、冷めてしまうといいます。

末永く交際を続けるには、恋愛感情だけではなく、価値観などで尊敬できる相手を見つける必要がありそうです。

記事によれば、恋は4年以上経過すると、恋を司る脳内物質「βエンドルフィン」が出なくなり、冷めてしまうのだそうです。

しかし、「だから、男と女はすれ違う」という本によれば、恋の賞味期限は更に短いようです。

だから、男と女はすれ違う―最新科学が解き明かす「性」の謎

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●恋の賞味期限は12ヶ月から18ヶ月(ピサ大学 マラツイティ)

7ヶ月までは熱烈ラブラブな状態が続く。8ヶ月から17ヶ月の間は個人差があるが、ラブラブな状態とそうじゃない状態がオーバーラップする。そして、18ヶ月を過ぎて安定した関係が続いたとしても、もはや熱烈な恋ではなくなる。

賞味期限までに恋が成就し、安定した恋愛関係へと発展すると、時間と共に愛が変化していくのではないか。それがひょっとして「愛着」のステージなのではないか。







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産後クライシス(出産直後から妻の夫への愛情が急速に下がる)に出産を経験した女性の約半数が陥っている!




■産後クライシス|出産直後から妻の夫への愛情が急速に下がる!

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by Ivan(画像:Creative Commons)

愛情、急速に冷えた 「産後クライシス」女性の半数経験

(2017/12/27、朝日新聞)

産後クライシス(出産後2年以内に夫婦の愛情が急速に冷え込む状況)について「かなり当てはまる」は10・3%、「どちらかといえば当てはまる」は39・6%で計49・9%。このどちらかに当てはまる女性の約6割は回答時点でも続いていると答えた。

岡山大大学院保健学研究科の中塚幹也教授らが行なった調査によれば、出産を経験した女性の約半数が「産後クライシス」に陥り、その始まった時期は出産後3カ月以内が8割近くを占めたそうです。

「産後クライシス」問題はNHK「あさイチ」で取り上げられ、注目を集めました。

「産後クライシス」は新たなトレンドワードか?NHK『あさイチ』の特集に子育て世代騒然

(2012/9/6、MAMAPICKS)

番組ホームページによると、ある民間調査機関による調査で、「出産直後から妻の夫への愛情が急速に下がる」という実態が明らかになったそうで、具体的には、【夫(妻)への愛情を実感する】という問いに対し、「妊娠期」ではともに74.3%であったものが、出産後の「0歳児期」には、男性が10ポイント、女性にいたっては約30ポイントも急速に下がり、そして「1歳時期」に男女ともさらに10ポイントも下がるというデータである。

さらに、別の研究では、この期間に生じた不仲はその後の夫婦関係に長く影響するというのだ。同番組では、この問題を「産後クライシス」と名付け、その実態に迫った。

なぜこうした結果が起こるかについて、番組では、「夫からのねぎらい」「夫の家事や育児への参加度」が強く関係していると分析している。

記事によれば、出産直後から妻の夫への愛情が急速に下がるということがわかり、また別の研究によれば、その期間中に生じた不仲はその後の夫婦関係に長く影響するそうです。

「女は人生で三度、生まれ変わる(著:ローアン・ブリゼンディーン)」の中から今回の記事に関連した内容があります。

●母親の攻撃性が発動する。この小さな存在を守り育てようという決意と意欲が脳の回路を完全に支配する。

●自分と赤ん坊のためにもっと安定した家庭を築いてくれない夫に腹がたってたまらなくなった。彼女のニーズと現実が事実上一夜にして激変し、母親の脳の保護本能の矛先が夫の経済力に集中的に向けられたのだ。

●授乳には精神的な集中力の鈍化というマイナスが伴う。出産直後に頭がぼんやりすることはごく普通だが、授乳によってこのとろりとして穏やかな焦点の定まらない状態がひどくなり、長期化することがある。

●的を絞って集中する働きをする脳の部分は、出産後半年くらいは子供を見守り保護することに占領されてしまう。

だいたい新米の母親は睡眠不足だし、そのうえ女性の脳が元の大きさに戻るには産後半年かかる。

簡単に言えば、女性の脳は出産後「ママの脳」へと変化してしまうのです。

ママの脳になることによって、赤ちゃんを守る気持ちから夫に対して攻撃的になったり、集中力がなくなったりします。

このことを知っているのと知らないのでは夫婦関係にも大きく影響するのではないでしょうか。







P.S.
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お見合い結婚をした夫婦は互いに対する愛情が徐々に上がる?




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by lindsey child(画像:Creative Commons)

最初は演技でもいい!? 相手を魅力的だと思いこむと恋愛に発展する可能性が高まることが判明

(2012/7/12、ロケットニュース24)

「相手を魅力的だと思い込む」

これは、お見合い結婚をした夫婦の結びつきが強い理由にも通じる。

ハーバード大学のロバート・エプスタイン博士が、お見合い結婚をした100組のカップルを長期にわたって調査したところ、恋愛結婚の場合は18ヶ月後には愛情のレベルが出会いの頃の半分ほどに下がるのに対して、お見合い結婚の夫婦は互いに対する愛情が徐々に上がることが判明したという。

ハーバード大学のロバート・エプスタイン博士によれば、恋愛結婚をしたカップルは18ヶ月後には愛情のレベルが出会いの頃の半分ほどに下がるのに対して、お見合い結婚をしたカップルは互いに対する愛情が徐々に上がるということがわかったそうです。

お見合い結婚をしたカップルはお互いを魅力的だと思い込むことによって愛情のレベルが上がっているというわけなんですね。

ちなみに、「翻訳語成立事情」(1982、岩波新書、著:柳父章)によれば、「恋愛」という言葉は明治近代に翻訳された言葉なのだそうです。

翻訳語成立事情 (岩波新書 黄版 189)

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かつて、この国に「恋愛」はなかった。「色」や「恋」と区別される“高尚なる感情”を指してLoveの翻訳語がつくられたのは、ほんの一世紀前にすぎない。

もちろん「愛」「恋愛」という言葉としてはなくても同じような考え方はあったはずですが、言葉が輸入されたことによって型にはまった考え方をするようになったともいえるのではないでしょうか?







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