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週4回6カ月の玄米食で認知症リスク低下/東北大




東北大学加齢医学研究所の瀧靖之教授の研究によれば、週4食玄米を食べた高齢者は認知機能(特に遂行機能)が改善する可能性があることがわかりました。

■背景

日本は超高齢社会で、認知機能の低下や認知症が大きな社会問題になっています。

特に「遂行機能(実行機能)」と呼ばれる、計画を立てる、注意を向け続ける、状況に応じて行動を切り替える、衝動を抑えるといった能力が低下すると、日常生活がしにくくなり、要介護リスクが高まります。

これまで、玄米には食物繊維・ビタミン・ミネラル・γ-オリザノールなどの機能性成分が多く含まれ、動物実験では脳の老化に関わる物質(アミロイドβ)の減少や記憶機能の改善が報告されていました。

■介入試験

認知症や軽度認知障害のない60歳以上の高齢者56人を対象に、週4回・お茶碗1杯程度の玄米(または白米)を6ヶ月間摂取してもらい、介入前後で認知機能検査を実施しました。

■結果

玄米を週4回食べるだけで、遂行機能が向上する効果が統計的に確認されました。

■メカニズム

玄米の栄養成分が脳の炎症を抑えたり、血流を改善したりする可能性が考えられます。

■補足

これまで、玄米に含まれる「γオリザノール」が糖尿病や肥満の改善・予防に効果があるという研究を紹介してきましたが、認知症予防にも期待できるとは驚きですね。

【家庭料理の視点から】日本人が認知症リスクを下げるための3つのポイントを改善すれば認知症の4割は予防できる!/認知症の14のリスク要因とは?によれば、食生活を改善することで高LDLコレステロール血症糖尿病高血圧を予防することが、認知症の予防につながることが期待できます。

炎症を引き起こす食事をしている人は認知症のリスクが高い!によれば、地中海式ダイエット(野菜、果物、魚、オリーブオイルなどが中心)など健康的な食事をしている人は認知症のリスクが低く、反対に炎症を引き起こす食事をしている人は認知症のリスクが高いことがわかりました。

認知症予防のために毎日食べたい!抗炎症力や抗酸化力を持つ○○科の野菜とは何?によれば、認知症リスクを減らすために毎日食べたい食材としてアブラナ科の野菜を紹介しています。

その理由としては、アブラナ科の野菜には、認知症予防に欠かせない「抗炎症力」「解毒力」「抗酸化力」という3つの力が備わっているから。

ブルーベリーやイチゴなどフラボノイドを豊富に含むベリー類を摂取すると、高齢女性の記憶力低下を2.5年遅らせることができる!では、ブルーベリーやイチゴに含まれるフラボノイド(特にアントシアニン)が活性酸素(細胞を傷つける物質)を減らし、脳の神経細胞を老化やダメージから守る抗酸化作用があり、また、脳の炎症を抑え、認知症やアルツハイマー病のリスクを下げる抗炎症作用があると紹介されています。

つまり、認知症リスクを下げる方法の一つとして、抗炎症作用のある食品を選択するといいのではないでしょうか?

【関連記事】

■まとめ

玄米を食習慣の一つに取り入れることで認知症予防につながることが期待されます。

→ 玄米の健康効果 について詳しくはこちら

→ 認知症対策|認知症に良い食べ物・栄養 について詳しくはこちら

【参考文献】







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