by Nathan(画像:Creative Commons)
インフルエンザ予防対策に関する意識調査
(2014/11/12、雪印メグミルクPDF)
■昨シーズン、受けなかった人は74.5%。
予防接種を受けなかった理由の 1 位は「高価だから(29%)」。 2 位は「病院に行くのが面倒だったから(27%)」。
10月になると、インフルエンザ予防接種を受けるかどうか悩む方も増えてくると思います。
雪印メグミルクの調査によれば、インフルエンザ予防接種を受けなかった理由は予防接種が高い・病院に行くのが面倒という理由であり、効果がある/なしで判断していないようです。
■「学校で無料で実施されたら受けさせたい」(79%)
今後、学校で集団予防接種が無料で実施されたら、自分の子供に「受けさせたい」が79%。理由の1位は「無料だから(64%)」、2 位は「病院に行かなくてよいから(53%)」。
21%の人は無料であっても、学校であっても受けさせたくないということなので、副作用などを気にしているということなのかもしれません。
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キッコーマン、しょうゆにインフルエンザウイルス増殖阻害効果を確認
(2015/9/22、日刊工業新聞)
キッコーマンは、しょうゆのインフルエンザウイルス増殖阻害効果をマウスで確認した。富山大学、中部大学との共同研究で、ウイルスに感染させたマウスへしょうゆを経口投与し、3日後と14日後に効果を確かめた。その結果、しょうゆを投与しなかったマウスに比べて、感染に伴う体重減少が抑えられたりウイルス増殖の抑制効果が見られたりしたという。
しょうゆにインフルエンザウイルス増殖阻害効果があることがわかったそうです。
また、しょうゆにエタノールを添加して上澄みと沈殿物に分け、同様の実験をしたところ、上澄みでは効果が見られ、沈殿物では効果が認められなかった。
今回はしょうゆに含まれるどのような成分がインフルエンザウイルス増殖阻害効果があるかはわかりませんでしたが、しょうゆの上澄みにその成分が含まれていることがわかったそうですので、今後は上澄み部分の研究が進んでいきそうです。
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■乳酸菌が体の防御力を高めてウイルス感染をふせぐ
インフルエンザ防御、「乳酸菌と水分」の補給が効果
(2013/12/8、日本経済新聞)
1073R-1乳酸菌やラブレ菌、FK-23乳酸菌などを含むヨーグルトや乳酸菌飲料を摂取すると、NK細胞の働きが高まり、重症化が抑えられるそうです。
プラズマ乳酸菌を含むヨーグルト飲料を接種すると、咳や熱などのインフルエンザ様疾患の発症が抑制され、ウイルスの増殖も抑制されていることがわかったそうです。
→ 乳酸菌の働き・乳酸菌を含む食品 について詳しくはこちら
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<インフル退治>まず歯磨きから 口内細菌、薬効きにくく
(2015/2/15、毎日新聞)
口の中が不潔だとタミフルなどのインフルエンザ治療薬が効きにくくなる可能性があることが分かり、落合邦康・日本大教授=口腔(こうくう)細菌学=らの研究チームが近く、高齢者を対象に検証のための疫学調査を始める。
口の中の細菌が感染の進行に関わっている可能性があるそうで、口の中が不潔だと、インフルエンザの治療薬が効きにくくなる可能性があることがわかり、落合邦康・日本大教授らのチームが疫学調査を始めるそうです。
チームのこれまでの研究で、歯垢(しこう)に含まれる2種類の細菌がNAを作り出し、ウイルスの増殖を助けることが分かった。
インフルエンザウイルスはのどや鼻の奥で感染、増殖するのですが、口の中の細菌がインフルエンザウイルスの増殖を助けている可能性があるようです。
歯磨きを徹底することで、インフルエンザの予防や重症化を防ぐことにつながることが期待されます。
最近のニュースによると、歯周病は様々な病気・生活習慣病と関連があるといわれています。
例えば、肺炎、骨粗鬆症、糖尿病、心筋梗塞、メタボリックシンドローム、がん、動脈硬化、LDLコレステロールに関係があるといわれています。
これからは、歯磨きをしっかりすることがもっと重要だと言われるようになるのではないでしょうか。
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マイタケ由来タンパク質がインフルエンザウイルスの増殖を抑制-新タンパク質「ナカノリ」によるウイルス感染治療の新たな可能性-
(2016/8/22、理化学研究所)
新型インフルエンザ予防 マイタケの効果に注目 「エキス」でウイルス増殖を抑制(2009/8/5)では富山大学医学部看護学科人間科学の落合研究室が、マイタケが新型インフルエンザの予防に効果的だと発表しましたが、理化学研究所の研究グループによれば、食用キノコのマイタケに脂質ラフトと呼ばれる動物細胞膜上の脂質構造に結合するタンパク質「ナカノリ(木曽の中乗り、筏乗りの意)」を発見し、ナカノリの存在下ではインフルエンザウイルスの増殖が抑えられることがわかったそうです。
脂質ラフトはインフルエンザばかりでなく、エイズウイルスやエボラウイルスの感染においても重要な役割を果たしていると考えられます。
「ナカノリ」は、インフルエンザだけでなく、エイズウイルスやエボラウイルスなどのウイルス感染の治療にも効果があるのか、これから研究が進められるそうです。
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