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人はなぜ「よいしょ」「どっこいしょ」と言ってしまうのか?|#ZIP

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by Mario Antonio Pena Zapatería(画像:Creative Commons)




2011年12月9日放送のZIP!で、『人はなぜ「よいしょ」「どっこいしょ」と言ってしまうのか?』を取り上げていました。

藤野良孝 朝日大学経営学部准教授 の解説

1.力を出しやすいから

「よいしょ」に「い」を発音するときに、腹筋に力が入りやすい

例えば、「よいしょ」という事によって腹筋に力が入り楽に作業できて、ぎっくり腰を予防できるそうです。

 

2.子供の時の体験から

母親が子供をあやすとき、「よいしょ、よいしょ」といって、声をかけたりしますよね。

例えば、

  • 母親が抱っこするときやおんぶするとき
  • 子供が階段の昇り降りする時、母親が声援を送りますよね。

そのことを無意識に覚えていて、力を出すようなときに「よいしょ」という声が出てしまうようです。

 

【まとめ】

ぎっくり腰の予防にもなるそうですから、「よいしょ」をうまく使って行きましょう!

さぁー、よいしょ!







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この痛みは「ズキズキ」「ジンジン」?オノマトペと病名には一定の関係がある!?

day 045.

by Holly Lay(画像:Creative Commons)




■この痛みは「ズキズキ」「ジンジン」?オノマトペと病名には一定の関係がある!?

「オノマトペ」診断の一助に 頭痛や腰痛などの慢性痛

(2015/9/15、産経ニュース)

onomatope

参考画像:産経ニュース

頭痛や腰痛などで病院を受診し、患者が医師に痛みを伝える際、「ガンガン」「ピリピリ」などオノマトペ(擬音語、擬態語)を使うことが多い。そのオノマトペと、実際に診断された病名には、一定の関係があることが患者の実態調査で明らかになった。

どのような痛みかを伝える手段として、「ズキズキ」「ジンジン」といったオノマトペ(擬音語、擬態語)を使うことがありますが、言語学を専門とする竹田晃子・元国立国語研究所特任助教と、痛みの臨床研究で知られる小川節郎・日本大学総合科学研究所教授の研究によれば、このオノマトペと実際診断された病名には一定の関係があることがわかったそうです。

体の痛みも、子音や母音の違いで感覚的に区別して表現しているとされている。

こうした感覚的に区別して表現しているオノマトペを活用できれば、より正確な治療ができるようになるのではないでしょうか。

そして、今回の記事から思い出したのが、保健・医療・福祉方言データベースです。

患者の方言、間違えません 医療や福祉に訳語集作成

(2011/1/6、日本経済新聞)

身体の部位であったり、痛みであったり、というのはその土地・地域の方言で伝えたほうが患者さん自身も伝えやすいはずです。

ただでさえ、感覚的な痛みを伝えるのは難しいのですから、それを標準語に直すとなると、正確に伝えるのはさらに難しくなります。

しかし、今度は受け取り手である治療する側(医師・看護師)がその方言がわからないと意思疎通はできません。

そんなときに必要とされるのが、医療・看護・福祉のための方言データベースです。

これに、オノマトペが追加されると、より意思疎通ができるようになるのではないでしょうか?







【参考リンク】