「ストレス」タグアーカイブ

歯周病がアルツハイマー病の原因の一つ!?|歯周病菌が作る「酪酸」が酸化ストレスを引き起こす

> 健康・美容チェック > 認知症 > 歯周病 > 歯周病がアルツハイマー病の原因の一つ!?|歯周病菌が作る「酪酸」が酸化ストレスを引き起こす




■歯周病がアルツハイマー病の原因の一つ!?|歯周病菌が作る「酪酸」が酸化ストレスを引き起こす

l_7991b913c30efa876990bd88692f611c

by mich225(画像:Creative Commons)

<医療>歯周病はアルツハイマー病の一因か?

(2017/5/27、毎日新聞)

アルツハイマー病の患者の脳神経細胞内では、物質輸送に関わるたんぱく質「タウ」が異常に蓄積するが、酪酸を注射したラットは通常のラットに比べ、海馬で平均42%もタウの量が増加していた。

チームは実験結果について、注射した酪酸が血流に乗って脳内に入り込み、さまざまな異常を引き起こしたとみている。歯周病患者では、「歯周ポケット」と呼ばれる歯と歯肉の間から、健康な人の10~20倍も酪酸が検出されるという。

日本大学歯学部の落合邦康特任教授が日本歯周病学会で発表したラットによる実験結果によれば、歯周病の原因菌が作る「酪酸(らくさん)」がアルツハイマー病を引き起こす原因の一つになる可能性があるそうです。

■歯周病菌が作る「酪酸」が酸化ストレスを引き起こすメカニズム

アルツハイマー病を発症する要因はまだ完全に解明されていないが、考えられている仮説の一つに、体内での酸化反応が組織や細胞などにさまざまな害を与える「酸化ストレス仮説」がある。チームはこれまでの研究で、歯周病の原因菌「ジンジバリス菌」などが作る酪酸が細胞内に取り込まれると、「鉄分子(ヘム)」「過酸化水素」「遊離脂肪酸」が過剰に作り出され、細胞に酸化ストレスを起こして壊してしまうことを明らかにしている。

1.歯周病の原因菌「ジンジバリス菌」などが作る酪酸が細胞内に取り込まれる

2.「鉄分子(ヘム)」「過酸化水素」「遊離脂肪酸」が過剰に作り出される

酪酸を注射したラットは、通常のラットに比べ、全ての部位で平均35~83%も「ヘム」「過酸化水素」「遊離脂肪酸」の濃度が上昇していることが分かった。

3.細胞に酸化ストレスを起こして壊してしまう → アルツハイマー病




■まとめ

歯周病の原因菌が作る「酪酸(らくさん)」がアルツハイマー病を引き起こす原因の一つになる可能性がある。

今回の記事では、アルツハイマー病を発症する原因となる仮説として歯周病による「酸化ストレス仮説」が挙げられていましたが、仮説の一つには「脳糖尿病仮説」があります。

九州大の生体防御医学研究所によれば、アルツハイマー病患者は、脳内の遺伝子が糖尿病と同じ状態に変化することがわかったそうです。

【参考リンク】

糖尿病患者の半数でアルツハイマーの初期症状を確認で紹介した加古川市内の病院に勤務する医師らの臨床研究によれば、糖尿病の通院患者の半数以上に、「海馬傍回(かいばぼうかい)」と呼ばれる脳の部位が萎縮(いしゅく)するアルツハイマー病の初期症状がみられることがわかったそうです。

インスリンには記憶、学習機能を高める作用もあり、糖尿病でインスリン反応性が低下することが、アルツハイマー病発症につながっている可能性があるようです。

インスリン抵抗性を伴った2 型糖尿病にアルツハイマーのリスク|九大研究によれば、インスリン抵抗性を伴った2型糖尿病の場合、アルツハイマーの発症に関係があるとされるプラークが形成されるリスクが高くなるという研究結果が発表されたそうです。

九州大学の研究によれば、血糖値の異常が認められた患者にはプラークが形成されるリスクが高いという結果がでたそうです。

論文を執筆した九州大学の佐々木健介さんによれば、インスリン抵抗性がプラーク形成の原因と結論するにはさらに研究を進める必要があるものの、糖尿病をコントロールすることによってアルツハイマーを予防できる可能性があるとしています。

【関連記事】

最近の研究では、歯周病は糖尿病の合併症の一つといわれており、糖尿病の人はそうでない人に比べて歯肉炎や歯周病にかかっている人が多いといわれています。

それは、糖尿病になると、唾液の分泌量が減って歯周病菌が増殖したり、免疫機能や組織修復力が低下して、歯周病が発症・進行しやすくなるからだと考えられます。

糖尿病と歯周病との関連 免疫低下で原因菌増加によれば、糖尿病と歯周病の関連性は疫学調査や動物実験などで明らかにされており、糖尿病を多く発症する米アリゾナ州のピマインディアンを対象にした調査では、歯周病の発症率が糖尿病ではない人に比べて二・六倍高い、といったことも分かっているそうです。

なぜ、糖尿病の人は歯周病になりやすく、また治りが遅いのでしょうか?

高血糖状態が長く続くと、血液中に体内のタンパク質に糖が結合した糖化たんぱくが増加し、体内に侵入した細菌やウィルスを捕食・消化し、その情報をリンパ球に伝える働きを持つマクロファージを刺激し、ある特定のサイトカイン(細胞同士の情報伝達を担うタンパク質で、過剰に分泌されると、自らの組織が破壊されることがある)の分泌量が増え、歯周病が悪化するのではないかと考えられるそうです。

糖尿病と歯周病との関連 免疫低下で原因菌増加で紹介した愛知学院大歯学部歯周病科(名古屋市)の野口俊英教授によれば、糖尿病と歯周病には5つの共通点があるそうです。

  1. 初期に顕著な自覚症状がない
  2. 罹患率が高い
  3. 生活習慣病
  4. 慢性疾患
  5. 病気の進行のメカニズムが似ている

糖尿病と歯周病とではアルツハイマー病になるメカニズムが違ったとしても、糖尿病と歯周病には共通点が多いということですから、アルツハイマー病を予防するには、歯周病・糖尿病になる生活習慣を改善することが大事ということが言えそうです。

→ 歯周病は糖尿病の合併症の一つ!?糖尿病と歯周病の関係 について詳しくはこちら

→ 歯周病を予防する方法(歯磨き・歯ブラシ) について詳しくはこちら







【関連記事】
続きを読む 歯周病がアルツハイマー病の原因の一つ!?|歯周病菌が作る「酪酸」が酸化ストレスを引き起こす

ブロークンハート症候群(ストレス性心筋症)|「失恋で胸が痛い」は心臓にも悪影響がある




【目次】

■ブロークンハート症候群(ストレス性心筋症)|「失恋で胸が痛い」は心臓にも悪影響がある

Untitled

by Mariane L.(画像:Creative Commons)

気を付けて!「失恋で胸が痛い」は心臓にも悪影響がある

(2012/2/26、Menjoy)

アメリカ・ロヨラ大学の心臓内科医、ビン・アン・ファン博士によれば、“ブロークンハート症候群”とは、親族の死や失職、激しい怒りなど強いストレスや感情の動きに伴う症状であるとのこと。

別名を、ストレス性心筋症。

胸の痛みや呼吸困難など心臓発作と似た症状です。

幸いなことにそういった症状は時間とともに去ります。

失恋したり、大切な人と死別したりなど、深い悲しみに直面したときの心の痛みのことを「ブロークンハート症候群」と呼ぶそうです。

ブロークンハート症候群の症状は心臓発作と似た症状ですが、心臓にダメージが残ってしまうことはなく、また治療をしなくてもほとんどの人が数週間の内に治ってしまうそうです。

「時が解決してくれる」とはこういうことなんですね。

それにしても、なぜ失恋したり、大切な人と死別したりするとこのような症状が起こるのでしょうか?

強いストレスを受けると、心臓にはアドレナリンなど大量のストレスホルモンが流れ込みます。これによって心臓に血液を送る動脈が狭まるのです。

これは血栓が動脈につまって血流が悪くなった、本物の心臓発作と同じような状態。ただし、本物の心臓発作と異なり、ブロークンハート症候群では、時間の経過とともに血管や血流の状態は元に戻ります。

強いストレスを受けたことで、心臓にストレスホルモンが流れ込み、心臓に血液を送る動脈が狭まることで、心臓発作と同じような症状を起こすそうです。

■ブロークンハート症候群が危ないのは男女どっち?

アーカンソー州立大学のアビシェク・デシュムク博士らの研究によれば、女性は男性よりも7~9倍もブロークンハート症候群にかかりやすいのだそうです。

女性は男性よりも7から9倍もブロークンハート症候群にかかりやすいそうです。

女性のほうが男性よりも感情的であり、共感する力が高いため、ストレスを感じやすいのかもしれません。

しかし、男性の場合は、配偶者の死亡によるブロークンハート症候群が深刻な事態につながりやすいそうです。

ロンドンにあるカス・ビジネス・スクールのヤープ・スプリュー博士らが、保険会社のデータをもとに行った調査によれば、妻を失った夫は、夫を失った妻よりも、悲しみのあまり死に至る確率が6倍も高いことが判明しています。

特に、妻の死後、1年以内に夫も死んでしまうケースが非常に多いそうです。

妻を失った夫は、夫を失った妻よりも死に至る確率が6倍高く、さらには、妻の死後1年以内に亡くなってしまうケースが非常に多いそうです。

心理学者のアンドリュー·パパドプロス氏は以下のようにコメントしています。

「愛する配偶者を失うことは、心に多大な影響を及ぼす出来事です。

特に男性にとっては、生活における役割も一変してしまうことがあります。妻の生前には、料理や洗濯をする必要がなかった人が多いでしょうからね。

またストレスは免疫システムに有害で、健康にも悪影響を及ぼします。配偶者の死後、生きている意味も希望もないと感じる人は特にリスクが高いです」

男性にとって配偶者の死は、とてつもないストレスとなり、心・そして身体の健康に大きな影響をおよぼすようです。

自分自身、及び身近な人が深い悲しみに直面している際には、ブロークンハート症候群に陥らないように、十分な心のケアを行いましょう。

自分が深い悲しみに直面したときには、自分のことを優しく大事にしてあげてください。

そして、身近にいる大事な人が深い悲しみに打ちひしがれているときには、寄り添ってあげてください。




→ 恋を脳科学する|熱烈な恋をしている時、恋が成熟した時、恋が破れた時に脳はどう変化するか? について詳しくはこちら




直腸性便秘の原因|腸内環境を良くする方法は食物繊維|たけしの本当は怖い家庭の医学

健康・美容チェック > 便秘 > 直腸性便秘の原因|腸内環境を良くする方法は食物繊維|たけしの本当は怖い家庭の医学

2009年3月10日放送の最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学では、『便秘の悩み 一挙解決スペシャル!』がテーマでした。




■直腸性便秘の原因|腸内環境を良くする方法は食物繊維

Preparing for The Fat Duck

by Nick Webb(画像:Creative Commons)

今回番組で取り上げたのは、「直腸性便秘」です。

直腸性便秘とは、便が直腸まで到達しているにもかかわらず、便意が起こらなくなってしまうために起こる便秘のことをいうそうです。

この直腸性便秘がひどくなると、直腸に便がたまりすぎてしまい、腸管が膨れ上がってしまうこともあるそうです。

ひどくなると、直腸に便が溜まりすぎ、腸管が膨れ上がってしまいます。

これが「巨大直腸」、今にも破裂しそうにふくらんだ直腸のこと。

今回紹介したケースでは、便秘になった原因として、ストレス・朝食を抜いていたこと・便意の我慢をあげていました。

1.ストレス

ストレスが交感神経を刺激し、その時に出るホルモンが腸の運動を抑制してしまったために、便が運ばれにくくなってしまっていた。

2.朝食を抜いていたこと

朝は腸の動きが活発になる時間帯であり、朝食を抜いていたことで、腸を刺激しなかったために、便秘になってしまった。

3.便意の我慢

便意を我慢しすぎると、便意を感じなくなることがあるそうです。

便意を我慢し排便しないと、常に便が直腸に溜まっている状態となります。

その状態が続くと、次第に直腸がその状態に慣れてしまい、便意を感じなくなってしまうことがあるそうです。

このように便秘の状態が長くなると、腸内環境が悪化します。

腸の中には、腸の動きを促進してくれる善玉菌と、毒素を作り、腸内腐敗を起こす悪玉菌があります。

便秘が進むと溜まった便が悪玉菌によって腐敗し、毒素を発生。

悪玉菌がさらに増殖し、どんどん腸内環境が悪化します。

すると腸の動きが鈍り、ますます便秘を促進してしまうのです。

便秘を予防するためには、腸内環境を正常化させておくことが重要です。

腸内環境を良くするために必要なものとして、「食物繊維」を紹介していました。

腸内環境を良くするために、なぜ食物繊維が良いのでしょうか?

食物繊維は消化されにくく、便のカサが増えるので、腸に刺激を与えます。

すると、腸は蠕動(ぜんどう)運動を始め、排便へとつながるのです。

では、どれくらい食物繊維を摂取すればよいのでしょうか?

ちなみに厚生労働省が定めた基準では、1日に約20~25g(3食で割ると、1食あたり約8g)の食物繊維を摂取するのが望ましいとされています。




■まとめ

直腸性便秘のことは知っていたのですが、その詳しい事例・症状については知らなかったので、勉強になりました。

特に巨大直腸には驚きましたね。

便秘の原因は、日頃の生活習慣によるものが多いようです。

知らず知らずの間に、便秘になりやすい生活習慣になっているのでしょうね。

朝食を抜いていたり、便意を我慢したり、していませんか。

健康的な生活をするためにも、便秘を解消する必要がありますので、ぜひ生活習慣を見直してみてください。

→ 便秘とは|即効性のある便秘解消方法(ツボ・運動・マッサージ・食べ物)・便秘の原因 について詳しくはこちら




→ 便秘の症状で知る便秘の原因とは?|便(うんち)で体調チェック について詳しくはこちら




【関連記事】
続きを読む 直腸性便秘の原因|腸内環境を良くする方法は食物繊維|たけしの本当は怖い家庭の医学

女性の抜け毛の原因|なぜ髪の毛が抜けてしまうのか?

健康・美容チェック > 抜け毛・薄毛の原因 > 女性の抜け毛の原因|なぜ髪の毛が抜けてしまうのか?

髪の毛の薄毛・抜け毛の悩みは男性だけでなく、女性にも増えています。

女性の抜け毛の原因はひとつだけではありません。

抜け毛を予防するためにも、抜け毛の原因を知ることが解決の第一歩になるはずです。




【目次】

■バランスの悪い食生活による抜け毛

Behind the Scenes with Aveda™ – Adidas by Stella McCartney SS14 LFW – London Fashion Week Spring Summer 2014 – #LFW – September 17, 2013 – Creative Commons (cc) photos distributed by Mainstream via Aveda Corporation

by Mainstream(画像:Creative Commons)

バランスの悪い食生活、例えば肉類や油ものの摂りすぎも抜け毛の原因だといわれています。

髪を健康に保つためには、良質のたんぱく質や、ビタミン、ミネラルが欠かせません。

言うまでもなく髪の毛はタンパク質です。タンパク質と、タンパク質を運ぶための燃料(糖分)、そしてその代謝を助けるオイル(補酵素ビタミン、ミネラルなど)も必要ということです。

結局は毎日きちんとバランスよく食べること。

亜鉛は細胞分裂や再生に役立ちます。

それは髪だって例外ではないようです。

亜鉛が不足すると髪の毛の成長が遅くなったり、細くなって、切れ毛や抜け毛を起こすことがあります。

亜鉛が不足すると、身体中で最初に影響が出るのが髪の毛なのです。

亜鉛を摂れていないとお感じの方は、抜け毛予防のためにも、亜鉛を含む食品や亜鉛含有サプリメントを摂ることをおすすめします。

→ 亜鉛を含む食品 について詳しくはこちら

■ストレスによる精神的な抜け毛

ストレスも抜け毛の原因です。

ストレスによる代謝の異常やストレスによって、筋肉が収縮して血管が細くなり、毛根部に栄養分が十分運ばれなくなり、髪が育たなくなるなどいろいろな説がありますが、現時点ではどのような仕組みで起きているのか、はっきりとはわかっていません。

特に円形脱毛症の一番の原因はストレスだと言われています。




■間違ったシャンプーのやり方による抜け毛

洗わないで不潔にしていることや逆に朝晩のシャンプーなどの過度の洗髪によって頭皮を痛めることも抜け毛の原因になります。

また、パーマやヘアダイ、ドライヤーの使いすぎも抜け毛を促進する場合があります。

毎日シャンプーをしてもシャンプーの十分なすすぎを行なわないと抜け毛につながることがあります。

*市販のシャンプーの主成分の界面活性剤は、皮膚細胞内へ入り込み細胞を殺したり弱らせる作用があるといわれているため、十分にすすぎをしないと、抜け毛の原因になります。

→ 薄毛を防ぐ方法・正しい髪の洗い方(永本玲英子)|どや顔サミット について詳しくはこちら

永本玲英子さんによれば女性の8割以上の人が「薄毛」や「頭皮の痛み」に悩んでいるそうです。

■薄毛の原因

薄毛の原因1.頭皮の汚れ

間違った髪の洗い方だと毛穴に皮脂が残る。

薄毛の原因2.老化による頭皮のたるみ

頭皮のたるみが毛穴のたるみにもつながる。

■健康な頭皮

毛穴に汚れが無いので、くぼみがある。

■正しい髪の洗い方

1,シャンプー剤は手のひらで泡立てる。

シャンプー剤は両手で泡立ててから髪につけることが大事。

泡立てていないと、洗いむらができて、皮脂が残ってしまう。

2.髪の毛には洗う順番がある。

頭皮をリフトアップするため基本的に下から上へ洗う。

●髪を洗う正しい順番

  1. 耳の上から頭頂部へ
    指の腹でマッサージするようにする。
  2. 前髪の生え際から頭頂部へ
  3. 襟足からつむじへ

3.すすぎ洗いはシャンプーの2倍の時間で。

倍の時間すすがないと、泡が頭皮に残ってしまう場合も。

※シャンプーは2回することが基本。

1回目は髪と頭皮のおおまかな汚れを取る。2回目に上記の洗い方で洗う。

※髪を洗う時間

午前3時から朝の9時くらいまでの時間が髪が伸びる時間・発毛のゴールデンタイムなので、朝シャンは控えたほうが良いようです。

→ スカルプケア・頭皮マッサージ・正しい髪の洗い方 について詳しくはこちら




■紫外線による抜け毛

髪の毛のキューティクルは紫外線によってダメージを受けやすく、髪を長時間紫外線を浴び続けることも、抜け毛の原因の一つと考えられます。

■冷え性による抜け毛

女性は冷え性による血行障害が抜け毛の原因になっている場合があります。

→ 冷え性改善方法 について詳しくはこちら

■更年期による抜け毛

更年期になると抜け毛・薄毛(髪の毛が抜ける)が起きる原因|女性の更年期障害の症状によれば、エストロゲンには、艶やかな髪にするといった髪の毛の成長を促進する働きがあります。

しかし、更年期になると、髪の毛の成長を促進する働きを持つエストロゲン(女性ホルモン)が減少することによって、髪の毛が抜けてしまうのです。

■女性の薄毛の一因は頭皮の血流の低下

→ 薄毛・抜け毛の原因(男性・女性)・対策・予防・チェック について詳しくはこちら







【関連記事】

女性の薄毛の原因|なぜ髪が細くなってしまうのか?

なぜ9月に抜け毛が最も増えるのか?

夏に抜け毛が増える原因とは?

ミノキシジルとは|発毛効果をより効果的にするには健康的な生活が欠かせない!

なぜ5月に腰痛患者が多いのか?その3つの原因

> 健康・美容チェック > 腰痛 > なぜ5月に腰痛患者が多いのか?その3つの原因




■なぜ5月に腰痛患者が多いのか?その3つの原因

Personal Injury Back Pain

by SanDiego PersonalInjuryAttorney(画像:Creative Commons)

2018年5月10日放送の「スッキリ」では「なぜ5月に腰痛患者が多いのか?」について取り上げました。

厚生労働省のデータによれば、腰痛に悩む日本人は約2800万人いるそうです。

日本人の自覚症状の第一位は「腰痛」|人口の約9%が腰痛症状を持っている!?で取り上げた国民生活基礎調査(2013年)によれば、日本人の自覚症状の第一位は「腰痛」なのだそうで、人口の約9%が腰痛症状を持っているそうです。

参考画像:平成28年国民生活基礎調査の概況|スクリーンショット

平成28年国民生活基礎調査によれば、男性の有訴者率(病気やけが等で自覚症状のある者の割合)は、1位「腰痛」、2位「肩こり」、3位「せきやたんが出る」となっており、女性では、1位「肩こり」、2位「腰痛」、3位「手足の関節が痛む」となっています。

千葉大学病院が腰痛外来で来た患者を月別にグラフ化すると5月が圧倒的に多かったそうです。

なぜ5月に腰痛患者が多くなるのでしょうか?

●花粉症の影響によるくしゃみによって引き起こされる腰痛

5月の“腰痛”ナゼ?3つの原因とその対策

(2018/5/21、日テレNEWS24)

くしゃみをすると、その反動で深く腰を曲げます。これが腰を痛める原因になるとのことです。この動作を繰り返す花粉症の人は、注意が必要だといいます。これは、いわゆる“ぎっくり腰”で、関節や筋肉に炎症がおこり、痛みが出ます。

花粉症の人がくしゃみをすると深く腰を曲げることで腰を痛めてしまいます。

2018年5月10日放送の「スッキリ」によれば、腰痛の中でも日本人が多くかかるのが「ぎっくり腰(「髄核(ずいかく)」がずれ、「線維輪(せんいりん)」が傷つくことにより痛みがおきる)」「椎間板ヘルニア(髄核が飛び出してしまう)」で、主な原因は、前かがみの姿勢を長時間変えないことなのだそうです。

→ どうして花粉症になると「くしゃみ」が出るの?その原因|花粉症の症状 について詳しくはこちら

●寒暖差による腰痛

5月は朝寒く、日中は暑いため、体がうまく対応できずストレスがたまりやすくなります。

●5月病による心身のストレスによる腰痛

五月病も同様で、心身のストレスがあると呼吸が浅くなり、横隔膜が上がってきます。そして、腰が反り返ることで腰椎を圧迫し、痛みが出ます。

腰痛(「非特異的腰痛」)とストレス|たけしの本当は怖い家庭の医学によれば、ストレスを感じ続けていたために、脳が誤作動を起こし、神経伝達物質の分泌に異常が生じたため、ちょっとした腰の痛みを強い痛みと認識してしまうことがあるそうです。

→ 五月病対策|神経をリラックスさせる方法・食事・食べ物とは? について詳しくはこちら

つまり、5月には花粉症によるくしゃみ、寒暖差、心身のストレスによって腰痛になる人が増えてしまうと考えられるそうです。

■まとめ

現代人の多くはデスクワークで長時間座る姿勢であることも腰痛の原因の一つかもしれません。

腰痛や目の疲れの原因はオフィスにあるかも?!によれば、椅子の高さが腰痛の原因となっている可能性があるそうです。

 長時間座った態勢でいるのは体に悪い。しかし、座っていなくては仕事にならないという人は、せめて椅子の高さを自分に適した位置に調節してみてほしい。適した位置とは、体中のすべての関節を90度に曲げた位置。足の裏がしっかりと床につき、膝と腰が90度に曲がった状態になっているかどうかを確認しよう。

椅子の高さが合わないと姿勢が悪くなり、腰痛の原因ともなりかねません。

イスの高さの適切な位置は、すべての関節を90度に曲げた位置で、足裏がしっかりと床につき、膝と腰が90度に曲がった状態なのだそうです。

椅子の高さを調整すると同時に、定期的に腰をストレッチしたり、立って体を動かすようにしましょう。