■ミノキシジルのような発毛剤・育毛剤市場の将来性はある?ない?どっち?
今回はミノキシジルのような発毛剤・育毛剤市場の成長について考えてみたいと思います。
ミノキシジルとは|AGA対策・発毛効果をより効果的にするには健康的な生活が欠かせない!によれば、ミノキシジルとは、毛包に働きかけて、成長期の毛髪を増やすことにより、発毛作用が期待されるものです。
ちなみに、発毛剤と育毛剤の違いについてもポイントを抑えておきましょう。
発毛剤(ミノキシジル)には、成長期の毛乳頭細胞に直接働きかけることで毛母細胞を活性化させ、新しい毛髪の発毛と成長を促す効果が期待でき、また、すでにある毛髪を強く成長させるだけではなく、新しく生やし、さらに毛髪を育て定着させる効果が期待されます。
育毛剤には、頭皮の血行を促したり、頭皮に栄養を与えたりすることで、ハリコシがあり、抜けにくい健康的な毛髪を育てる効果が期待できる、また、頭皮を健やかに保つ効果も期待でき、ふけやかゆみといった頭皮トラブルの予防にも役立つ事が期待されます。
薄毛・抜け毛・ハゲというのはコンプレックスの一つで、大きな悩みの一つですから、発毛剤・育毛剤市場は伸びる!といいたいところですが、一つ気になることがあります。
それは「第二の皮膚(セカンドスキン)」という考え方・概念がどこまで浸透するかという点です。
参考画像:Engineering a second skin|YouTubeスクリーンショット
米 #マサチューセッツ工科大学(#MIT)の研究チームは、#目の下のシワ や #目の下のたるみ を消す「#第二の皮膚」を形成する素材を発明しています。https://t.co/V2E1aeqhwD
Engineering a second skinhttps://t.co/1b8e1HLj57
New material temporarily tightens skinhttps://t.co/xZgHGKcNNj pic.twitter.com/3bljvlQhVf
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2019年3月25日
「#オーダーしみかくシート」|シートを貼ってシミ隠し!|#2019年ヒット予測ランキング【#スッキリ】【#シューイチ】https://t.co/uAXlUWCNO0
「シミを隠したい」「メイクの時間を短縮したい」と考えている方にとってはワクワクする商品ですね!#パナソニック #動画https://t.co/OXz5X9sXPp pic.twitter.com/EpCAM9TaXh
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2018年11月4日
#花王 は、小型の専用装置にセットした化粧品用のポリマー溶液を装置のノズルを通して、極細繊維を肌に直接噴きつけることで、第2の皮膚(積層型極薄膜)を肌表面に作り出す新技術「Fine Fiber(#ファインファイバー)技術」を開発しました。https://t.co/1vMVYoAkVThttps://t.co/nJuCv8Ecsq
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2018年11月27日
MIT Media Lab、MIT、RCA、New Balanceによる共同プロジェクト「Second Skin」(バイオスキンが体の熱と汗に反応しフラップが開き体を冷やす)がスポーツウェアの世界に変化を起こすかもしれません。https://t.co/2xpBnOQIm1 pic.twitter.com/t17WFOKmN9
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2017年7月22日
これまでに、パナソニックの「シミを隠したい」「メイクの時間を短縮したい」という人のために肌に「シート」を貼るというアイデアや花王の第二の皮膚を肌表面に作り出す「ファインファイバー技術」、MITの目の下のしわやたるみを消す「Second Skin」、バイオスキンが体の熱と汗に反応しフラップが開き体を冷やす「Second Skin」というアイデアを取り上げました。
このように「第二の皮膚(セカンドスキン)」というアイデアは少しずつ形になってきており、社会実装も進んできています。
この「第二の皮膚(セカンドスキン)」というアイデアを広く捉えると「ウェアラブル」なものも含みます。
第22位「#着る健康診断」|「病気予防」ウェアラブルhttps://t.co/0vQaA32vzt
✅hitoe®ウェアラブル心電図測定システム 👕#予防医学#予防医療 pic.twitter.com/pGLkRHdyV1
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2018年11月6日
東京大学 染谷隆夫教授を中心とした東京大学と大日本印刷(DNP)の研究チームは、薄型で伸縮自在なスキンディスプレイの製造に成功し、スキンセンサーで計測された心電波形の動画を皮膚上に貼り付けたスキンディスプレイに表示できるセンサーシステムを開発したそうです。https://t.co/LquBRkmXr3 pic.twitter.com/dmru79KcGz
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2018年2月21日
NADI X|WEARABLE Xhttps://t.co/0ro38Pa75k
パンツには5つのセンサーが縫いこまれ、ポーズをとると臀部や膝、足首が振動することで、ヨガの姿勢を改善してくれるそうです。#yoga pic.twitter.com/kYtb4j8b9E— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2017年7月22日
”乳がんの発症初期には小さなしこりができたり、発熱するという特徴があるそうで、センサーで胸の表面の凹凸や温度変化をチェックすることで早期発見できることが期待されます。”
スマートブラ「WONDER BRA」が乳がんを発見する方法とその課題とは?https://t.co/lOuVD7ZzBQ pic.twitter.com/dHA3U4KaGM
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2018年5月24日
ハーバード大の研究チームが開発、人間の関節や筋肉を模した外骨格スーツ「Soft Exosuit」https://t.co/lCvxcIqRRs
柔らかい素材とセンサーを使って、身体にフィットするように設計することで、これまで抱えていた問題を解決しようとしています。
Soft Robotic Exosuithttps://t.co/fCtvcb72WD
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2018年10月16日
医療やスポーツで利用する場合には一週間以上の測定が必要であり、フィルムやゴムシート型のデバイスの場合、汗の分泌を阻害するため安全性についての問題がありました。
皮膚貼り付け型ナノメッシュセンサーの開発に成功|東大・JST・慶大・理研https://t.co/AEsoMeFB06 https://t.co/xs8Fpu0AcP— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2017年8月18日
病気を予防するためのウェアラブルデバイスや体の動きを助けるパワードスーツ、皮膚貼り付け型のセンサーなどをすべて含めたデジタルレイヤーのことを「第二の皮膚(セカンドスキン)」と捉えることも考えられる未来です。
WIRED vol.10では「ドライヴァーレス・シティ」という道路の表面内に再プログラム可能なセンサーの薄い層(デジタルレイヤー)を追加するアイデアがあります。
BIG's proposal for the Audi Urban Future Awardhttps://t.co/fnAZQuQddEhttps://t.co/gFNHGcQbT9
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2019年1月22日
この「第二の皮膚(セカンドスキン)」が浸透するのではないかと考えるもう一つの理由として、私たちの清潔に対して求める要求が高まっていることが挙げられます。
料理をする人も手袋をつけるようになったのを見かけるようになりましたし、試食販売をする人の中には手袋、透明のマスクをつけている人もいます。
私たちの清潔に対する意識の高さを反映して企業やお店側が対応しているわけですが、これらの考え方を極端にしていくと、人間はもう一枚の皮膚をまとうようになるのではないかと考えました。
清潔のことや新しいメイクツールから想像すると、人は「第二の皮膚」をまとう時代が来るんだろうな。
目の下のシワやたるみを消す「第二の皮膚」|MIThttps://t.co/V2E1aeqhwD
花王、ファインファイバー技術https://t.co/1vMVYoAkVT
換気フラップ付きスーツhttps://t.co/2xpBnOQIm1 pic.twitter.com/rV5AqVBmXi
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2019年1月22日
「第二の皮膚(セカンドスキン)」を全身にまとうようになる時代になれば、もしかすると発毛という考え方自体が必要ではなくなるのではないでしょうか?
今でも髪の毛を剃ってしまって、かつらやウィッグをつける方が楽という人がいるくらいですし、「第二の皮膚(セカンドスキン)」の時代になって、髪の毛だけは地毛じゃないとダメというよりも、髪の毛さえもその日その日に付け替えるというのが自然になるのではないかと思います。
そう考えると、「第二の皮膚(セカンドスキン)」という概念が浸透すればするほど、「発毛」「育毛」への意識は低くなる可能性が高くなるのです。
つまり、「第二の皮膚(セカンドスキン)」という概念が浸透するか否かで、発毛剤・育毛剤の市場の未来は大きく変化するということです。
ただ、そのころには発毛剤・育毛剤を開発・販売している企業が「第二の皮膚(セカンドスキン)」を提供するようになっているかもしれませんね。