「マンジャロ」(糖尿病治療薬やダイエット目的で使われるチルゼパチドのこと)をダイエット目的で使っている人のXの投稿(個人の感想や経験に基づくものであり、医学的根拠や事実として完全に信頼できるものではありません)を参考に、そのメリットとデメリットをまとめます。
糖尿病治療薬「マンジャロ」は、グルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド(GIP)とグルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)という2つのホルモンの作用を持つ持続性GIP/GLP-1受容体作動薬です。 週に1回、ご自身で皮下注射する形で投与する薬剤です。
以前、糖尿病治療薬である GLP-1 受容体作動薬(血糖値を下げ食欲も抑える効果がある)やGIP/GLP-1 受容体作動薬をダイエット目的として処方を宣伝していることから、供給を上回るほどの需要が増加していることが話題になりました。
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メリット
1)食欲抑制による体重減少(痩せる効果)
多くのユーザーがマンジャロを使用して食欲抑制による減量=痩せたことを報告しています。
2)食に対する欲求が減る
食に対する欲求が減るというのはいい面と悪い面がありますが、これまで食べすぎだった人にとっては過食習慣を見直すきっかけになっているようですね。
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デメリット
Xの投稿で意外と多かったのが副作用による体への影響(胃痛や下痢、栄養失調による髪の抜けやパサつき、頬のこけや弛み、生理が止まる)やメンタルへの影響(食事を楽しめなくなる)、健康リスク(糖尿病のリスク、がんのリスク、急性膵炎)を危惧する声が多いこと。
供給を上回るほどの需要が増加しているということは、それだけ人気なのかと思いきや、健康面やメンタル面の影響を心配する声が多かったのが印象的です。
■まとめ
マンジャロはSNS上では体重減少や食欲抑制に効果的である一方で、副作用や健康リスク、メンタルへの影響が懸念されていて、自分の意志で食欲をコントロールできるのであれば、むしろ薬に頼らずに、食事と運動でやせることを選択した方がいいと思う人が多いのではないでしょうか?