by Peretz Partensky(画像:Creative Commons)
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(2010/8/26、47ニュース)
人工的に合成した角膜を使って患者の視力を回復させることにカナダのオタワ大などの研究グループが成功し、25日付の米医学誌サイエンス・トランスレーショナル・メディシンに発表した。
カナダのオタワ大などの研究グループは、人工角膜によって、患者の視力を回復させることに成功したそうです。
研究グループは、遺伝子組み換え技術を用いて、酵母から人の角膜の成分であるコラーゲンを合成。
2007年にスウェーデンの病院で、病気や外傷によって角膜移植を必要とする10人の患者を対象に、角膜を除去し、コラーゲンを成型した人工角膜を移植した。
この結果、2年後に6人の視力が移植前に比べて改善され、残りもコンタクトレンズの補助があれば、他人の角膜を移植したのと同程度に回復。
人工角膜への拒絶反応は、どの患者にも起きなかった。
人工角膜への拒絶反応は起きなかったということで、今後期待できそうです。