by Seika(画像:Creative Commons)
(2008/11/5、AFPBB)
食事の摂取カロリーを制限すると体力が増し、寿命が30%以上伸びることが動物実験の結果、明らかになった。
これに触発された米国のカロリー制限協会(Calorie Restriction Society)のメンバーたちは、老化予防のための低カロリー食を心がけているという。
低カロリー食は、アンチエイジング・老化予防に効果的なようです。
低カロリー食は、アンチエイジングのために続けている人や糖尿病などの生活習慣病のために続けている人もいるとのこと。
現代人はあまりにもカロリーの摂りすぎなのかもしれません。
ところで、低カロリー食はどうカラダに影響するのでしょうか。
記事の中で、ワシントン大学による低カロリー食の体に及ぼす影響を調べる実験が紹介されていました。
ワシントン大学(Washington University)のLuigi Fontana教授は、低カロリー食が人体に及ぼす長期的な影響を調べるため、成人約50人に10年以上低カロリー食を続けてもらう実験を行った。
その結果、被験者の大半は中年だったが、心臓血管は10代なみにまで若返り、血圧、コレステロール、血糖値、インスリン値はすべて低くなり、善玉コレステロール値は高いままだったことがわかった。
糖尿病やがんになるリスクも下がったという。
この長期間の実験によると、血管が若返り、糖尿病やがんになるリスクも下がったそうです。
低カロリー食に今後注目が集まりそうです。