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20代~40代でも帯状疱疹を発症している人が増えているワケとは?




元日向坂の2児の母タレント、帯状疱疹に 昨年末は剥離骨折「2人目の産後はボロボロ」(日刊スポーツ)によれば、元日向坂46の井口眞緒(28)さんが帯状疱疹を発症したことをインスタのストーリーズで報告しました。

帯状疱疹ワクチン、2025年4月から定期接種へ 50代から急増し70代がピークによれば、帯状疱疹は50代以降から罹患率が高くなり、ピークは70代と言われています。

帯状疱疹は若い人でも発症するのでしょうか?

【参考リンク】

2つの記事によれば、20代から40代の若い世代でも発症する人が急増しているそうです。

その原因は何でしょうか?

帯状疱疹ワクチン、2025年4月から定期接種へ 50代から急増し70代がピークによれば、かつては多くの子どもが水ぼうそうにかかっていたので、気づかぬうちにウイルスと接する機会がありましたが、2014年から水痘ワクチンが導入されて水痘(水ぼうそう)患者が減少した結果、ブースター効果(体内で一度作られた免疫機能が再度抗原に接触することで高まること)を得る機会が少なくなり、帯状疱疹の発症率が増加しているそうです。







寺島しのぶさん、帯状疱疹ウイルスで顔面にまひの症状が現れ、右耳が聞こえづらく。




「顔面に麻痺の症状が」寺島しのぶ 帯状疱疹ウイルスで52歳の初入院を告白…“口出しする母”考え直すきっかけに(2025年2月19日、女性自身)によれば、寺島しのぶさんは帯状疱疹で顔面にまひの症状が現れ、右耳が聞こえづらくなったそうです。

帯状疱疹ワクチン、2025年4月から定期接種へ 50代から急増し70代がピークによれば、帯状疱疹は50代以降から罹患率が高くなり、ピークは70代と言われており、寺島さん自身も「これまでも“50歳を過ぎたら帯状疱疹に気をつけましょう”というスローガンは耳にしていました。でも自分とは無縁のことだと思っていた」というように、自分事とは考えないものですね。

4人に3人が実感する「長生きリスク」!|長生きの3大リスク(身体能力の低下・収入の減少・年金制度)は積極的に対処することが大事!で紹介したアクサ生命のアンケート調査によれば、4人に3人が「長生きリスク」を実感していて、厚生労働省で行った意識調査で40歳以上の男女に「あなたにとって、老後に不安が感じられるものは何ですか?」と質問に対して、「健康上の問題(73.6%)」が最も多くなっています。

しかし、私たちは高齢化に伴う健康や金融リスクを低く見積もりがち!?|英エコノミスト「リアリティ・チェック:健康・経済プラン・QOLが映し出す未来像と現実のギャップ」によれば、人びとは高齢化に伴う健康リスクを低く見積もっているようです。

つまり、私たちは将来に対する漠然とした不安を感じているものの、将来のリスクを低く見積もっており、また、どのような備えをしていいかわからないのが現状なのです。

帯状疱疹は、ヒトからヒトへ感染せず、かかった場合にも重篤化するおそれは大きくないのですが、一定割合で帯状疱疹後神経痛(PHN)を合併すること、そして発症早期の治療によって合併症の予防効果も期待できることから、帯状疱疹ワクチンによって帯状疱疹やPHNの発症を予防すれば、高齢者における重症化するリスクを避け、PHNの発症によるQOL低下を防ぐことができるので、50代以上の人ができる対策の一つとして検討してみてはいかがでしょうか?







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帯状疱疹ワクチン、2025年4月から定期接種へ 50代から急増し70代がピーク




厚生労働省は50代から急増する帯状疱疹(たいじょうほうしん)のワクチンの定期接種を高齢者を対象に実施することを決めました。

■帯状疱疹とは?

  • 帯状疱疹とは、水痘帯状疱疹ウイルスに最初に感染した後(いわゆる水ぼうそう)、神経に潜伏感染しているウイルスが、加齢、疲労、免疫力低下によって再活性化して起切る病気です。
  • 帯状疱疹は50代以降から罹患率が高くなり、ピークは70代と言われています。
  • 帯状疱疹の主な症状は疼痛(とうつう;痛みのこと)と水疱ができる皮膚病変。
  • 北海道での研究によれば、60歳代以上の帯状疱疹患者のうち、3.4%で入院を要したとされる。
  • 合併症として「帯状疱疹後神経痛(PHN;皮膚病変が治癒した後に疼痛が残り数ヶ月から数年持続し、帯状疱疹患者のうち20%程度が発症し、高齢になるほど罹患率が高いとされている)」がある。発症するとQOLが大きく損なわれる。
  • 帯状疱疹は皮膚に疼痛や水疱が出現するだけでなく、顔面神経麻痺を伴うramsay hunt症候群や眼合併症を引き起こしたり、まれに髄膜炎や脳炎を合併したりすることもある。
  • 宮崎スタディによれば、50代から急増すること、水痘の少ない夏に帯状疱疹が多く、水痘の多い冬は帯状疱疹が少ないという季節性があること、帯状疱疹患者の約7割が50歳以上であったことから、高齢者の増加が帯状疱疹患者数を引き上げている一因になっていると考えられる。
  • ただ2014年から水痘ワクチンが導入されて水痘患者が減少した結果、帯状疱疹の発症数が増加し、季節性が認められなくなっている。水痘の減少によってブースター効果(体内で一度作られた免疫機能が再度抗原に接触することで高まること)を得る機会が少なくなり、発症率が増加している。
  • 高齢化の進行や水痘患者の減少によるブースター効果の減弱によって帯状疱疹患者の増加が予測されるため、ワクチン接種で予防することが望まれる。

「顔面に麻痺の症状が」寺島しのぶ 帯状疱疹ウイルスで52歳の初入院を告白…“口出しする母”考え直すきっかけに(2025年2月19日、女性自身)によれば、寺島しのぶさんは帯状疱疹で顔面にまひの症状が現れ、右耳が聞こえづらくなったそうです。

【参考リンク】

■まとめ

帯状疱疹は、ヒトからヒトへ感染せず、かかった場合にも重篤化するおそれは大きくないのですが、一定割合で帯状疱疹後神経痛(PHN)を合併すること、そして発症早期の治療によって合併症の予防効果も期待できることから、帯状疱疹ワクチンによって帯状疱疹やPHNの発症を予防すれば、高齢者における重症化するリスクを避け、PHNの発症によるQOL低下を防ぐことができると考えたのではないでしょうか?







ナイナイ岡村隆史さんが経験したことがある病気は「帯状疱疹」 激痛で夜も寝られない!|帯状疱疹の症状・原因とは?

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by Dylan(画像:Creative Commons)

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■ナイナイ岡村隆史さんの病気は「帯状疱疹」 激痛で夜も寝られない

岡村隆史 帯状疱疹を明かす「痛みで夜も寝れず」

(2016/6/3、デイリースポーツ)

念のためにエコー検査をしようと、ズボンを脱いだところ、ブツブツができており、「帯状疱疹」であることが判明。痛み止めを処方された。

 医師からは原因について「免疫力が落ちている。疲れがたまっているんじゃないですか」と言われたという。

ナインティナインの岡村隆史さんは、「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」で、腰のあたりに激痛があり、病院で診てもらったところ、「帯状疱疹」と診断されたそうです。

ちなみに、「帯状疱疹」は英語で、「shingles」「herpes zoster」というそうです。




■帯状疱疹とはどんな病気?

帯状疱疹とは|グラクソ・スミスクライン

帯状疱疹は、体の片側に起きる強い痛みと、痛みがある部分にできる帯状の赤み、ブツブツ、水ぶくれが特徴の病気で、子どもの頃にかかることの多い「水ぼうそう」のウイルスが原因で起こります。発症は幅広い年代でみられますが、特に高齢の方で多く、患者さんの約70%は50歳以上の方です。

帯状疱疹の症状の特徴は、次の通り。

  • 体の片側に起きる強い痛み
  • 痛みがある部分にできる帯状の赤み
  • ブツブツ
  • 水ぶくれ

岡村さんの年齢は45歳ですが、帯状疱疹の患者の約70%は50歳以上であるので、帯状疱疹の症状が出る年齢としては若く、疲れなどで免疫力が低下していることにより、「水ぼうそう」のウイルスが原因で神経と皮膚を攻撃して帯状疱疹の症状が出ていると考えられます。

■まとめ

帯状疱疹はごく一般的な感染症であり、一生のうち6~7人に1人がなるといわれています。

帯状疱疹はごく一般的な感染症で、だれもが発症する可能性のある病気といえそうです。

特に水ぼうそうのウイルスに対する「免疫」は、水ぼうそうにかかってから20年くらいすると低下するのに加え、疲れやストレスによって、免疫力が低下したところで発症するそうです。

現代はストレス社会ともいわれていますので、帯状疱疹にはなりやすいともいえるかもしれません。