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看護師が教える!相手に心を開いてもらう会話の方法とは?|クローズドクエスチョン/オープンクエスチョンとは?




【目次】

■看護師が教える!相手に心を開いてもらう会話の方法とは?

West Wittering Wonderful As Always - Sept 2012 - Are You Listening To Me?

by Gareth Williams(画像:Creative Commons)

看護師に聞く! 相手に心を開いてもらう会話の方法

(2012/7/19、ヒトメボ)

■相手に心を開いてもらうためには、どんな行動をとればいいの?

「まずは相手を肯定すること。人は誰でも、自分の考えや想いを否定されると殻を作ってしまいます」

確かに、否定される人には、心を開こうとは思いませんよね。

では、具体的にはどのようにして相手を肯定する姿勢を示せばよいのでしょうか。

「例えば、相手が『つらい』と言ったら『つらかったのですね』と、相手の言ったことを繰り返します。

これは、看護師や介護士、カウンセラーが行う傾聴というテクニックの一つ。

また、その際気をつけるのは、『でも』『だけど』といった言葉を多用しないことです。否定の接続詞が何度も使われると、相手は自分自身を否定されているように感じてしまい、二人の間に壁を作ってしまうのです。

他に、相手の気持ちや会話の内容に合った表情をややオーバーに作ったり、声のトーンや雰囲気も相手に合わせたりするなど、相手に同調するのもいいですね」

ポイントは、

  • 相手の言ったことを繰り返す
  • 「でも」「だけど」といった否定語を使わない。
    文章的にはおかしくても、「そして」「だから」といった言葉を使った方がよいと思います。
  • 相手の話し方のまねをする
    声が小さい人には小さく、大きい人には大きくするなど声の大きさをまねたり 、声のトーンやしぐさを真似すると安心感が出てきます。

「緊張しがちな初めての会話には『クローズドクエスチョン』と呼ばれる『イエス』『ノー』2択で答えられる質問を使いましょう。

慣れてきた段階で、『オープンクエスチョン』と呼ばれる『どんなふうに? 』『どうして? 』などの、話が展開しやすい質問を上手に織り交ぜるいいですね。

緊張しがちな初めの方の会話では「クローズドクエスチョン」で会話のテンポをよくし、慣れてきたら「オープンクエスチョン」といわれる話が展開しやすい質問をしていくようにするとよいようです。

また、質問する際には、まず自分から心を開いて自分の話をすると、相手が話しやすくなるようです。

コミュニケーションが苦手な人ほど、自分のことを開示しようとせず、相手に質問をすることで、コミュニケーションをはかろうとします。

いわゆる「聞き上手」になろうということですよね。

しかし、それは次の段階であって、まずは自分がどんな人なのか、自分の人となり(感情が伝わってくるような)がわかるような話をすることが大事だと思います。

聞き上手になる前に、まずは「聞かせ上手」になる必要があるのです。

そのためには、自分を積極的に開示する練習をする必要があります。

自分がどのような人かを伝えて、相手を安心させることが大事なのだと思います。(自己開示)

【参考文献】

「ダメな自分を救う本」(著:石井裕之)

ダメな自分を救う本 人生を劇的に変えるアファメーション・テクニック (祥伝社黄金文庫)

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「対峙する際の目線の高さも重要です。相手より上の位置から話すのはNG。座る位置は、相手と90度、L字型の位置がベストです。必要に応じて目線を合わせたりそらしたりできるため、お互いリラックスできます。机を挟んで対面していると、圧迫感や緊張感を相手に与えてしまうことも。また、並んで隣り合って座るのは、もう少しお互いの親密度が上がってからが望ましいですね」

ポイントは、

  • 目線の高さに注意する
  • 座る位置は、相手と90度、L字型の位置がベスト

こうして聞くと難しそうですが、経験を積むことで自然とできるようにあってくるのではないでしょうか。




■全く質問しない人よりも質問してくれた人のことに対して好感をもちやすい

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「OPTION B」(著:シェリル・サンドバーグ/アダム・グラント)では、ブロガーのティム・アーバン(Tim Urban)が作った「The Non-Question-Asking Friend(尋ねない友人)」というあなたの人生に何があろうと決して尋ねない友達について書かれていました。

【参考リンク】

人は全く質問しない人よりも質問してくれた人のことに対して好感をもちやすいものです。

人生で最もうれしいことが起きたことや人生最悪の出来事があった日には、誰かに話をしたいし、聞いてもらいたいものではないでしょうか?

そんな時にあなたの周りに「The Non-Question-Asking Friend(尋ねない友人)」がいたとしても、会話がないため、感情を共有することはできませんよね。

話を聞いてもらいたいという気持ちは誰しも少しはもっているものですから、仲良くなりたいなという人がいる場合には、勇気をもって話しかけてみましょう。

「今日はどんな日だった?」







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看護職員、「慢性疲労」7割超える|医労連アンケート

First Baptist Church 943

by Parker Knight(画像:Creative Commons)




看護職員、「慢性疲労」7割超える 医労連アンケート

(2010/4/27、朝日新聞)

「慢性疲労」を訴える看護職員の割合が7割を超えていることが26日、日本医療労働組合連合会(医労連)のアンケートでわかった。

<中略>

健康状態の質問で、「疲れが翌日に残ることが多い」(51.2%)、「休日でも回復せず、いつも疲れている」(22.3%)の「慢性疲労」を回答したのは73.5%いた。

1988年の調査では66.3%だった。

「健康に不安」があると答えた職員も6割を超えた。

日本医療労働組合連合会(医労連)のアンケートによれば、慢性疲労を訴える看護職員の割合が7割を超えているそうです。

また、健康に不安があると答えた職員も6割を超えているそうです。

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夜勤が多いことなど不規則な生活や人間関係のストレスなどによって肝臓に負担がかかっているのかもしれませんね。

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また、健康に不安があると生産性が大きく下がってしまうと考えられます。

雇用する側は、職員の健康を考えて、対策をたてる必要があるのではないでしょうか。







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