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睡眠不足が太る原因?|睡眠と肥満のカギを握る2つのホルモンとは?

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by Sergey Vladimirov(画像:Creative Commons)

運動不足と睡眠不足が 見えない“食べすぎ”をつくる

(2009/10/21、日経ウーマンオンライン(日経ヘルス))

睡眠も肥満と深く関係しているそうです。

そのカギを握るのが、2つのホルモンなのだそうです。

グレリン:脳の食欲中枢を刺激して食欲を感じさせる作用をもつホルモン。

レプチン:脳の満腹中枢を刺激して食欲を抑える働きをもつホルモン。

つまり、グレリンとレプチンが、空腹と満腹のバランスをとっているということですね。

この食欲のバランスをとるグレリンとレプチンのバランスが、睡眠不足によって、影響を受けているようなのです。

睡眠不足になると、グレリンが増えて食欲が増し、レプチンが減って満腹を感じにくくなってしまうそうです。(データ:PLoSMed;1(3):e62,2004)

一晩寝不足しただけでも、グレリンの過剰とレプチンの低下は起こる、つまり、太りやすい体になるようです。

睡眠不足を解消することが、太りにくい体にする第一歩と言えるかもしれませんね。

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夜中に目を覚まして枕を裏返した経験はありませんか?|頭を冷やし、よい眠りに導く枕パッドのスタートアップ「Moona」|質の良い睡眠には温度が大切

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■夜中に目を覚まして枕を裏返した経験はありませんか?|頭を冷やし、よい眠りに導く枕パッドのスタートアップ「Moona」

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by Matteo Bagnoli(画像:Creative Commons)

頭を冷やし、よい眠りに導く枕パッドのスタートアップ「Moona」
頭を冷やし、よい眠りに導く枕パッドのスタートアップ「Moona」

参考画像:Moona|スクリーンショット

夜中に目を覚まして枕をひっくり返した経験はありませんか?

今回紹介する枕パッドを使えば、ひっくり返すことなく快適な睡眠をすることができるかもしれません。

Keep your head cool all night long with a new startup’s pillow pad

(2017/1/7、mashable)

So, the team at Moona added a built-in motion sensor that they say monitors your head’s movements in the night. If it senses a sleeper might be close to waking before his or her pre-determined wake-up time, it’ll send a fresh rush of cool water to the pad, ostensibly to encourage sleepiness. Just before your pre-set wake-up time, the device will send a rush of warm water through the pad to gently encourage waking. The whole thing connects to a smartphone that tracks sleeping patterns.

フランスのスタートアップ企業Moonaが開発したのは、枕パッドを一定の温度に保つシステムで、頭の動きを検知するセンサーが内蔵されており、起きたい時間より前に目を覚ましてしまうときにはそれを察知して冷たい水をパッドに流し込むことで睡眠を促し、あらかじめ設定した起床時間になると温かい水が流れ込んで起きやすくしてくれるそうです。

日本で快適な睡眠をするための枕といえば、材質であったり、硬さであったり、高さに注目がいっていると思います。

昔から「頭寒足熱(ずかんそくねつ)」といい、その意味は「頭に熱をこもらせないようにして足を冷やさないようにする」というものですが、海外においてもこの発想が使われているということかもしれません。

■質の良い睡眠には温度が大切

質の良い睡眠には室温を少し下げて=研究

(2016/2/24、WSJ)

複数の研究で、室温の設定は華氏65度(摂氏約18.3度)前後にするのが眠りに適しているとの結果が出た。

<中略>

トロント大学のジョン・ピーバー教授(細胞・システム生物学)は「以前に考えられていた以上に、温度は正常な睡眠を促進する上でずっと大きな役割を果たしている可能性がある」と話す。さらに、脳の視床下部という部分の特定の細胞が温度の変化を感じ取り、眠りをコントロールすると説明。

<中略>

バージニアコモンウェルス大学のナタリー・ダウトビッチ教授(心理学)は、非営利団体の米睡眠財団が通常、睡眠時の室温として華氏60~67度(摂氏約15.6~19.4)を薦めていると話す。同財団のコンサルタントも務めている同氏は「温度が低い寝室が質の良い睡眠につながることが分かっている」と続けた。

質の良い睡眠に欠かせない要素として「温度」が重要なようです。

深部体温を下げる方法とは|眠くなる時は体の深部の体温が下がる!によれば、眠くなる時は、体の深部の体温が下がり、深部体温が下がると眠くなるため、就寝前には深部体温を上げない工夫が必要であると紹介しました。

トロント大学のジョン・ピーバー教授とバージニアコモンウェルス大学のナタリー・ダウトビッチ教授に共通している考え方は、温度が睡眠において重要な役割を果たしているという点です。

カリフォルニア大学バークレー校のマシュー・ウォーカー教授(神経科学・心理学)は「人々は家や寝室の温度を、睡眠に最適な温度より少し高めに設定する傾向がある」と話す。

 ウォーカー氏によると、眠りに入るには中核体温が華氏で2~3度低下する必要がある。「中核体温が高過ぎると、覚醒状態から睡眠状態への脳の切り替えがスムーズに行かず、最適な睡眠を導き出せない」と説明する。

カリフォルニア大学バークレー校のマシュー・ウォーカー教授によれば、深部体温が高すぎると、覚醒状態から睡眠状態への脳の切り替えがスムーズにいかないため、よい睡眠に導くことができないそうです。

そこで、今回紹介したMoonaが温度管理を行うことで目が覚めそうなときに冷たい水を流し込むことで睡眠状態を維持することができるのではないでしょうか?

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■睡眠時間が短いほどカゼをひきやすい

健康維持するためにも質の良い睡眠は欠かせない要素です。

睡眠時間7時間未満の人はカゼをひきやすい、米大学が実験

(2009/1/13、AFPBB)

毎日の睡眠時間が7時間未満の人は、同8時間以上の人よりも3倍もカゼをひきやすい。

米カーネギーメロン大学(Carnegie Mellon University)によるこうした研究結果が、米国医学会の機関誌「Archives of Internal Medicine」(1月12日号)に発表された。

米カーネギーメロン大学によれば、睡眠時間が短いほどカゼをひきやすいことがわかったそうです。

ただ、睡眠時間の長さが長ければ良いというわけではなく、睡眠の質が悪い場合でもカゼをひきやすいようです。

この記事を参考にすれば、睡眠障害(睡眠の質が悪い)により、免疫系の機能を低下してしまうため、病気になりやすいということが言えそうです。

■まとめ

よい睡眠をとることが良い生活につながるということが注目されることで、睡眠に関連した企業が今後人気になるかもしれませんね。







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睡眠時間が短いメタボリックシンドローム患者は心臓病や脳卒中による死亡リスクが高い!

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■睡眠時間が短いメタボ患者は心臓病や脳卒中による死亡リスクが高い!

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by reynermedia(画像:Creative Commons)

睡眠不足で心臓病死亡リスク増、米研究

(2017/5/25、AFPBB)

検査室での睡眠時間が6時間未満だったメタボリック症候群の被験者グループは、保有する心臓病危険因子が2つ以下のグループに比べて、心臓病または脳卒中による死亡率が2.1倍高かった。

 また「睡眠が短いメタボリック症候群の人は、症候群を持たない人に比べて全ての死因による死亡率が1.99倍高かった」とも論文は指摘している。睡眠を6時間以上取った高リスク被験者グループの死亡率は、健康な被験者グループの同1.49倍だった。

アメリカ心臓協会(American Heart Association)の学術誌「米国心臓協会ジャーナル(Journal of the American Heart Association)」に掲載された論文によれば、睡眠時間が6時間未満だった糖尿病肥満高血圧高コレステロールなどの危険因子を持っているメタボリックシンドロームの患者は、そうでない人に比べて、心臓病や脳卒中による死亡する可能性が約2.1倍高かったそうです。




■まとめ

メタボリックシンドロームの人は心臓病や脳卒中による死亡リスクが高いため、十分な睡眠をとりましょう。

1日の平均睡眠時間が6時間未満の人の割合が過去最多の4割|厚生労働省 15年国民健康・栄養調査によれば、厚生労働省の15年国民健康・栄養調査によれば、1日の平均睡眠時間が6時間未満の人の割合が、2003年の調査開始以降最多の約4割に達したそうです。

最近では、睡眠時無呼吸症候群とメタボリックシンドローム、糖尿病、高血圧など生活習慣病との関係が注目されています。

米ペンシルベニア州立大学医学部(Penn State College)医学部のフリオ・フェルナンデス・メンドーサ(Julio Fernandez-Mendoza)助教は、「危険因子を複数持ち、十分な睡眠を取れない人は、睡眠により注意を払い、医師の診断を受けることが、心臓疾患や脳卒中の死亡リスクを下げる上で重要になる」と話している。

今回の研究によれば、睡眠時無呼吸症候群でなくても、睡眠時間が短いメタボリックシンドローム患者は、心臓病や脳卒中による死亡リスクが高いということがわかりましたので、みなさん注意してくださいね。







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睡眠時無呼吸症候群(SAS) 高血圧、心疾患の原因にも

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就業中の事故や、交通事故の原因として注目された睡眠時無呼吸症候群(SAS)に関する記事がありましたので、ご紹介します。

日中に強い眠気に襲われたりする人やいびきがうるさくて、呼吸が時々止まると言われる人は、ぜひ一度ご覧になってみてください。

【目次】




■睡眠時無呼吸症候群の診断基準

生活・しずおか:睡眠時無呼吸症候群 高血圧、心疾患の原因にも /静岡

(2009/3/7、毎日新聞)

日本睡眠学会の認定医で、SASを専門に治療する「静岡睡眠メディカルクリニック」(静岡市葵区)の松下兼弘院長によると、「10秒以上の無呼吸が1時間に5回以上ある」場合にSASと診断される。

睡眠時無呼吸症候群の診断基準は、「10秒以上の無呼吸が1時間に5回以上ある」場合なのだそうです。

■睡眠時無呼吸症候群の種類

首回りに脂肪が付いたり、舌が大きいなどの理由で気道がふさがる「閉そく型」と、呼吸中枢に障害があって起こる「中枢型」、その両者の「混合型」があるが、ほとんどの患者が閉そく型だという。

  • 「閉そく型」:首回りに脂肪が付いたり、舌が大きいなどの理由で気道がふさがる。
    ほとんどの患者が閉塞型。
  • 「中枢型」:呼吸中枢に障害があって起こる
  • 「混合型」:閉塞型と中枢型、両者の混合

■睡眠時無呼吸症候群の症状

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by Andrea Allen(画像:Creative Commons)

 ◇睡眠時無呼吸症候群(閉そく型)の主な症状

(1)大きないびき
(2)眠っている間に呼吸が止まる
(3)日中の眠気
(4)熟睡感がない
(5)起床時に頭痛がする

=静岡睡眠メディカルクリニックのパンフレットより

睡眠時無呼吸症候群になると、以上のような日中の眠気、いびき、睡眠中の呼吸停止、熟睡感がない―などの症状に加えて、さらに健康に影響を与えるようです。

SASの患者は眠りが浅く、夜でも日中に働くべき交感神経が活動を続け、体を活性化させるホルモンが分泌された状態が続いているという。

その結果、血圧が上がり、無呼吸による低酸素状態も重なって、心臓などに負担がかかり、心筋こうそくなどのリスクが高まるという。

睡眠時無呼吸症候群のままでいると、高血圧や心筋梗塞などの心疾患も引き起こす可能性があるそうです。

→ 高血圧とは|高血圧の症状・食事・予防・原因・対策 について詳しくはこちら




■睡眠時無呼吸症候群の治療法

いびきの改善は「まず医師による生活指導から」と池田さんは言う。運動と食事療法による肥満の解消は非常に重要だ。睡眠前の深酒にも気をつけたい。「アルコールは気道周辺の筋肉を弛緩(しかん)させ鼻づまりを引き起こしやすいので、いびきをかきやすくなります」と池田さん。軽度のいびきなら、舌が喉に落ち込んで気道を塞がないよう、横向きに寝るのもいい。「横向きの姿勢を保つためパジャマなどの背中に袋を縫い付け、中にテニスボールなどを入れておくのは有効です。ファスナーを開いて背中にボールを装着できる専用の腰枕も市販されています」

 同様に、体を少し起こした姿勢にしておけば舌が落ち込みにくくなるので、ベッドの頭側を高くしておくのも効果がある。

 SASの程度が中等症より軽いいびきには、舌や下あごを前に出させる特殊なマウスピースを使うと軽減することもある。

睡眠時無呼吸症候群の治療法についてまとめてみます。

  • 運動と食事療法による肥満の解消
  • 睡眠前の深酒に注意
    アルコールは気道周辺の筋肉を弛緩させ、鼻づまりを引き起こしやすいので、いびきをかきやすくなる。
  • 横向きに寝る
    軽度のいびきなら、舌が喉に落ち込んで気道を塞がないよう、横向きに寝る。
  • 腰枕
    ファスナーを開いて背中にボールを装着できる腰枕を使うことで、横向きの姿勢を保つことができる。
    パジャマの背中に袋を縫い付けて、中にテニスボールなどを入れるお手製腰枕もおすすめ。
  • ベッドの頭側を高くする
    体を少し起こした姿勢にしておけば舌が落ち込みにくくなる。
  • マウスピース
    中等症より軽いいびきには、舌や下あごを前に出させる特殊なマウスピースを使うと軽減することもある。

中等症以上や重度になると、CPAP療法などの本格的な治療を受けたほうが良いようです。

重症のSAS患者の治療には、寝るときに呼吸用のマスクを付け、圧力をかけた空気を機械で持続的に送り込む「CPAP療法」が有効とされる。

閉そくした気道を空気圧で広げて、睡眠時の呼吸を確保する方法だ。

CPAP療法は、あくまで対症療法であるので、根本から治療するには、ダイエットする必要があるそうです。

睡眠時無呼吸症候群は合併症も懸念されています。

松下院長は「SASかどうかを調べるには検査が必要。

日本人では潜在的な患者も含めると200万人以上はいるはずだが、SASを病気と認識している人は少ない。

糖尿病や脳血管障害などの合併症も懸念されている。

睡眠時無呼吸症候群かどうかを調べるには、検査が必要なのだそうで、睡眠時無呼吸症候群かもしれないという人は、ぜひ検査を受けてみましょう。

→ 睡眠時無呼吸症候群 について詳しくはこちら







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日本の働く女性は世界で一番寝ていない!?|睡眠時間が短い理由とは?

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参考画像:プレジデントオンライン

なぜ、日本の働く女性は世界一睡眠時間が短いのか -結婚と家事分担・女の言い分

(2013/11/11、プレジデントオンライン)

日本の働く女性は世界一睡眠時間が短いそうです。

その理由としては、仕事と家事のダブルワークに追われており、男性の家事・育児参加が充分でないことや会社のシステム上の問題がありそうです。

ビジネスパーソンの6割が睡眠不足を感じ、作業能率を低下させている!によれば、働く人の約6割が睡眠不足を感じており、作業能率を低下させていることがわかったそうです。

また、平日の睡眠時間が6時間以下だと、週末に寝だめをしても認知能力を回復できないそうです。

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起業家の成功の秘訣は「睡眠、食事、運動」ともあるように、睡眠は仕事を成功へと導くためにも重要です。

働く女性の睡眠時間を確保することは、会社の成長のためにも重要な事ですので、ぜひ考えてほしい問題ですね。

P.S.

睡眠には脳の老廃物を除去する働きがある!?

人は眠っている時に記憶を再構成しているといわれていましたが、脳の中では、眠っている間に老廃物を排出する作業が行われ、また就寝中は目が覚めている時の10倍のスピードで行われているそうです。

睡眠時間をしっかりとることも生きる上でとても大事な時間だということですよね。

睡眠時間が短いということは、脳の老廃物を排出できていないということが考えられます。

→ 睡眠不足・不眠と生活習慣病・うつ関係|質の良い睡眠をとる方法 についてくわしくはこちら







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