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太りすぎの妊婦は心臓に欠陥がある赤ちゃんを出産する確率が高い|米研究結果

Yin & Yang

by Torsten Mangner(画像:Creative Commons)




太りすぎの妊婦は心臓に欠陥がある赤ちゃんを出産する確率が高い、米研究結果

(2009/10/3、AFPBB)

妊娠前に過体重または肥満の女性は、普通の体重の女性よりも心臓に欠陥がある赤ちゃんを出産するリスクが18%高いという研究結果が、1日の米医学専門誌「American Journal of Obstetrics and Gynecology」(AJOG、米国産科学・婦人科学ジャーナル)に掲載された。

<中略>

調査の結果、チームが調べた25種類の心臓疾患のうち、10種類が母親の肥満に、5種類は母親の過体重に関係があることが分かった。

肥満は、高血圧糖尿病、心臓疾患、脳卒中などさまざまな疾患の発症リスクを増加させる要因とされているが、今回の研究でこうしたリスクは太りすぎの女性の子どもにも影響を与えるおそれがあることが明らかになった。

太りすぎの妊婦は心臓に欠陥のある赤ちゃんを出産する確率が高いそうです。

肥満は、自身の健康に悪影響を及ぼす恐れがあるだけでなく、子どもにも影響を与える恐れがあることが分かったそうです。

逆に日本では、妊婦のやせすぎによる子どもの健康も問題になっています。

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子どもの健康のためにも、ぜひ太りすぎでもなく、やせすぎでもなく、バランス良い体になってもらいたいものです。







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アメリカでの心臓病による死者数、2010年は40万人に|英研究

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by Walter(画像:Creative Commons)




米国での心臓病による死者数、2010年は40万人に=英研究

(2010/2/2、ロイター)

英研究者が1日、米国での心臓病による死者数は今年、約40万人に上るとの見通しを発表した。

英研究者によれば、アメリカでの心臓病による死者数が、2010年は40万人になるとの見通しなのだそうです。

そのうち半数は、健康に配慮した食事と禁煙により防げるはずの死だという。

しかし、その半数は、食事の改善と禁煙により防ぐことが出来るそうです。

米国では成人の3人に2人、子供では3人に1人程度が太り過ぎまたは肥満とされる。

太り過ぎや肥満は、糖尿病や心臓病、その他慢性病のリスクを高める。

アメリカでは、成人の3人に2人、子供の3人に1人が肥満なのだそうです。

肥満は、国民の健康問題になるだけでなく、国内の経済負担にもなります。

世界全体で肥満の問題に取り組んでいく必要があるのではないでしょうか。







1型糖尿病根治療法に道|膵島細胞移植で「HMGB1」が拒絶反応を促し移植効果を妨げる仕組み解明|福岡大・理研

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by Practical Cures(画像:Creative Commons)

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糖尿病根治療法に道=拒絶反応の仕組み解明-福岡大、理研

(2010/2/2、時事通信)

福岡大と理化学研究所は、重症糖尿病の根本的治療法として期待される膵(すい)島細胞移植で、タンパク質の一種「HMGB1」が拒絶反応を促し移植効果を妨げることをマウス実験で突き止めた。

HMGB1の抗体投与で、拒絶反応を抑え移植効果を格段に高めることも判明。

米医学誌ジャーナル・オブ・クリニカル・インベスティゲーション電子版に2日掲載された。

福岡大と理化学研究所が行なったマウスの実験によれば、膵島細胞移植で「HMGB1」が拒絶反応を促し移植効果を妨げることがわかったそうです。

福岡大の安波洋一教授(再生・移植医学)によると、HMGB1の抗体を治療薬として投与し拒絶反応を抑える方法がヒトでも確立されれば、糖尿病1型の重症患者に対する根本治療として膵島細胞移植の普及が大幅に進む。

早ければ4~5年後には治療を開始できる見込み。

HMGB1の拒絶反応を抑える方法が確立できれば、1型糖尿病の重症患者に対する根本的な治療法として膵島細胞移植の普及が進むと考えられます。

【参考リンク】

インスリン投与に代わる重症糖尿病の根本治療法をマウスで確立― 膵島(すいとう)細胞移植で起こる早期拒絶反応の制御に世界で初めて成功 ―

(2010/2/2、福岡大学)

こうした知見を利用して、血中の HMGB1 量を測定し、早期移植拒絶反応の発症を判定するシステムの開発や HMGB1 抗体投与によって、移植膵島細胞の早期拒絶反応を回避する治療法の確立に成功し、これまでの移植効率の約 4 倍と飛躍的に改善しました。







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梅干しを1日1個以上食べると胃がんと糖尿病の予防ができる!?|和歌山・みなべ町が特許取得

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■梅干しを1日1個以上食べると胃がんと糖尿病の予防ができる!?

梅と梅酒 (57)

by merec0(画像:Creative Commons)

梅は胃炎と糖尿病予防に効能 和歌山・みなべ町が特許取得

(2009/12/17、MSN産経)

梅に含まれる成分が胃炎や胃がんの原因となるピロリ菌の運動を抑える可能性があり、糖を体内に取り入れる酵素の働きを弱め糖尿病予防にも期待できることが、和歌山県みなべ町と近畿大、県立医大など9機関の共同研究でわかり、同町が16日、研究に関する特許を取得したことを明らかにした。研究者らは「梅干しの効能が科学的に立証された」としている。

県立医大の宇都宮洋才講師や近畿大の宮沢三雄教授らが、梅の成分でポリフェノールの一種の「シリンガレシノール」にピロリ菌の働きを阻害する効果があることを確認した。

また、小腸で糖を吸収する役割の酵素「α-グルコシダーゼ」の作用を妨げ、食事後の血糖値上昇をゆるやかにする可能性も解明した。

和歌山県みなべ町と近畿大、県立医大など9機関の共同研究によれば、梅に含まれる成分「シリンガレシノール」が胃がんの原因となると考えられているピロリ菌の働きを抑える働きがあることで胃がんの予防につながる可能性があるそうです。

また、小腸で糖を体内に吸収する働きを持つ酵素「α-グルコシダーゼ」の働きを弱めることで、食後血糖値の上昇を緩やかにする可能性があることにより、糖尿病の予防に期待ができるそうです。

研究グループによると、梅干しを1日1個以上食べると、胃がんや糖尿病などの予防効果が見込めるという。

1日一個以上食べることで胃がんや糖尿病の予防効果が見込めるそうですので、積極的に梅を摂りたいものですね。

→ 糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは について詳しくはこちら

→ 胃がん|胃がんの症状・原因・手術・食事 について詳しくはこちら







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たばこをやめると糖尿病リスク高まる、体重増加が影響|ジョンズ・ホプキンス大学

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たばこをやめると糖尿病リスク高まる、体重増加が影響-研究

(2010/1/5、Bloomberg)

たばこをやめると糖尿病のリスクが高まる傾向があることが、米ジョンズ・ホプキンス大学(ボルティモア)の研究で分かった。

禁煙が通常、体重増加につながることが影響しているとみられる。

米ジョンズ・ホプキンス大学の研究によれば、たばこをやめると糖尿病のリスクが高まる傾向にあるそうです。

これは、禁煙によって、(食事が美味しくなり、)体重増加することが影響していると考えられるそうです。

このように書くと、タバコを吸っている人は、禁煙をしてはならないと言っているように聞こえますが、そうではありません。

だからといって喫煙者はこの研究結果を、たばこをやめない口実にしてはならないと、医学誌アナルズ・オブ・インターナル・メディスンで4日公表された論文は警告している。

この研究結果を口実にタバコをやめないということがないようにして欲しいですね。

内科・伝染病専門助教授のイエ氏は発表資料で「要するに、たばこを吸い始めるなということだ」とした上で、「吸っているならやめるべきだ。それは正しいが、体重増加にも注意を払う必要がある」と説明している。

タバコをやめるときには体重増加に注意してくださいね。

今回の研究の具体的な数値は以下の通り。

研究チームは45-64歳の約1万1000人について、9年間のデータを調査。対象期間の3-5年前にたばこをやめた人は2型の糖尿病になる確率が、もともと喫煙の習慣のない人に比べ80%高かった。

研究開始後の3年間にたばこをやめた人は73%高く、禁煙後の最初の3年間に糖尿病のリスクが最も高まることが示された。







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