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糖尿病患者とアルコールの付き合い方|「糖質ゼロ」酒類も適量で アルコール自体のカロリー高く

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by Marnie Joyce(画像:Creative Commons)

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■糖尿病患者とアルコールの付き合い方

糖尿病患者:飲み過ぎ注意 「糖質ゼロ」酒類も適量で アルコール自体のカロリー高く

(2008/9/19、毎日新聞)

◆疲労回復など効果期待
では、糖尿病患者は、アルコール飲料とどう付き合うべきか。
京都大病院の幣(しで)憲一郎・栄養管理室長は「適度な飲酒は、疲労回復やストレス解消などの効果が期待できる。気分転換できれば、食事療法の継続を後押しする。一定の条件のもとで適量(160キロカロリー程度)であれば、認めてもいい」と話す。
その条件とは

(1)長期間、血糖値をきちんと抑えられ
(2)肝臓膵臓の機能が正常で脂質代謝の異常がない
(3)糖尿病合併症がないか、あっても軽症
(4)高血圧などの慢性疾患がない
(5)糖尿病治療のための薬物投与を受けていない
(6)飲み始めても適量でやめられる

--の六つだ。

糖尿病の患者の方は、カロリーを気にする必要があります。

糖質ゼロのアルコール飲料に人気が集まっていますが、アルコール自体にはエネルギーがあり、カロリーがあるため、糖質ゼロとはいいつつも糖尿病患者の方は飲みすぎないように注意が必要です。

糖尿病の人でアルコールを飲みたい人は、1.長期間、血糖値をきちんと抑えられる、2.肝臓膵臓の機能が正常で脂質代謝の異常がない、3.糖尿病合併症がないか、あっても軽症、4.高血圧などの慢性疾患がない、5.糖尿病治療のための薬物投与を受けていない、6.飲み始めても適量でやめられるという6つに当てはまる人であれば飲んでもよいようです。

→ 糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは について詳しくはこちら







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ゼロ食品にすると売上がUPする?

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by oliver.dodd(画像:Creative Commons)




ゼロ食品氾濫が映す、食品表示の後進国ニッポン

(2011/1/28、東洋経済オンライン)

「カロリーゼロ」や「糖質ゼロ」などを明記した「ゼロ食品」ブームが続いている。

この1月、調味料メーカーのピエトロはドレッシングの主力商品で「ゼロ表示」を始めた。

ふた部分に「コレステロール0(ゼロ)」という文言を追加。

昨年6月からライトタイプの商品で試験的に実施したところ、売り上げが10%アップしたのを受け主力品での表示に踏み切った。

「中身は同じなのに売り上げが伸びるのは異例。ゼロ表示の効果は非常に大きい」と池田邦雄取締役は驚く。

実は同社のドレッシングには従来からコレステロールが含まれていない。

それでもゼロ表示を始めた理由を「ゼロ表示が流行する中、当社の製品も表示できるものはないか探した結果」(池田取締役)と説明する。

消費者の健康志向が高まる中、特定成分をなくしゼロ表示を採用する商品もあるが、最近では元来含まれていない成分のゼロ表示も目立つ。

糖質ゼロやカロリーゼロなどのゼロ表示の食品が注目されていますよね。

【関連記事】

糖質ゼロ、保存料ゼロなどゼロ訴求商品の拡大が続き健康維持、改善を目的とした食品の需要は右肩上がりの状況である。

その影響を受けてか、元々含まれていない成分をゼロと表示する商品が増え、売上も増加しているそうです。

ただ、こうしたゼロ表示を出すことには葛藤がある会社もあるようです。

■元来含まない成分の「ゼロ表示」が増加

2009年にアサヒ飲料から発売され、ヒット商品となった「三ツ矢サイダーオールゼロ」もその一つだ。商品ラベルには「カロリーゼロ、糖類ゼロ」に加え「保存料ゼロ」と表示。

しかし、食品添加物協会では「近年の炭酸飲料の製造設備では微生物が繁殖しにくいため、保存料は使用されないのが通常」と指摘。

実際、競合他社を見ても、保存料は日本コカ・コーラ社の一部製品で使用されるのみだ。

アサヒ飲料はあえて「保存料ゼロ」と表示した理由を、「衛生管理の点から炭酸飲料の保存料は元来含有されているものと認識している」と回答。

技術の進歩と説明するが、1884年発売の「三ツ矢サイダー」も保存料は未使用だ。

アサヒ飲料はホームページ上でミネラルウォーター商品にも「カフェインゼロ・カロリーゼロ・糖質ゼロ」と表記するなど、ゼロ表示を多用している。

“過剰”なゼロ表示への葛藤もある。

複数の植物油製品に「コレステロール0」と表示するJ-オイルミルズ。

コレステロールは動物性油脂には含まれるが、植物性油脂には基本的に含まれない。

品質・環境部長の横溝和久氏は「元来ないものをゼロ表示で強調するのは、誤解に付け込むマーケティング手法だという認識はある。できればこんな表示はなくしたい」と胸の内を明かす。

そもそも植物油がコレステロールを含むかなど、各食品の成分を詳しく把握できている消費者は少ないだろう。

消費者の誤解につけ込むマーケティング手法ではないかという葛藤もあるようです。

消費者としても、もっと食品の栄養について学ぶ必要があるのかもしれません。