> 健康・美容チェック > 糖尿病 > 糖尿病の合併症 > 糖尿病性神経障害 > 糖尿病で足(下肢)切断のリスクが上がる?「足の痛みがない」「足の冷え」に注意!
【目次】
■アメリカでは、足を切断する人の6割は糖尿病
by Jörg Schreier(画像:Creative Commons)
足の切断は年間2万足!? 糖尿病患者が見落とす“下肢切断”のリスクに医師が警鐘
(2015/12/17、週間SPA!)
冬場には、足先の血管が収縮し、指先に血流が行き渡らなくなり冷えを感じる人の中では“重症な動脈硬化”のケースがあります。アメリカでは、足を切断する人の6割は糖尿病という統計があって、事故が原因で切断となるよりもずっと多い。
糖尿病を長い間治療などを行なわず、そのままにしておいた結果、ひどくなると糖尿病の合併症が起こります。
糖尿病の合併症の例
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足の神経障害についてはあまり知らない人も多いそうです。
■足の神経障害になるとどうなるのか?
足の神経障害になるとどうなるのでしょうか。
神経障害になると、画びょうを踏んでも痛みを感じない足になります。たこができても痛くないし、靴に石ころが入っても痛くないし、とにかくリスクが大きいんです
足の神経障害は、何かを痛みを感じるようになるのではなく、反対に、痛みを感じなくなるそうです。
足の痛みを感じなくなることによって、なぜリスクが高くなるのでしょうか。
糖尿病で感覚がなくなると、自然とキツめの靴を買ってしまい靴擦れを起こしてしまう。ちょっとした傷が足にできても気づかないし、細菌の感染への抵抗力が弱くなってしまう。このふたつが重なって足が腐ってしまい、そのまま切断する糖尿病の方がとても多いです。
靴擦れや足の傷ができても気づきにくく、また、細菌の感染への抵抗力が弱くなることによって、足が壊死してしまい、切断にまで至ってしまうそうです。
特に足の冷えを感じて、糖尿病の人は、危険なのだそうです。
今は正確に統計をとっている状況ですが、日本で足を切断する人は年間2万足と言われていて、下肢切断後の患者のおよそ7割は5年以内に亡くなっている。
糖尿病予備軍の人は、糖尿病にならないように、そして糖尿病患者の方は糖尿病の合併症にならないように、しっかりとう糖尿病予防をやっていきましょう。
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