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糖尿病患者、生活習慣改善で脳卒中が減少|厚労省研究班調査

Aerobithon - U.S. Army Garrison Humphreys, South Korea - 19 May 2012

by USAG- Humphreys(画像:Creative Commons)

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糖尿病患者:生活習慣改善で脳卒中が減少--厚労省研究班調査

(2010/1/9、毎日新聞)

生活習慣の乱れなどが原因となる2型糖尿病患者が積極的な生活習慣改善に取り組むと、従来の治療だけを受けた患者に比べ、脳卒中の発症が少なくなることが、厚生労働省研究班(主任研究者=山田信博・筑波大学長)の大規模調査で明らかになった。

9日、欧州糖尿病学会誌に発表する。

生活習慣の改善が、合併症の減少につながることが証明されたのは、初めてという。

厚生労働省研究班の大規模調査によれば、2型糖尿病患者が生活習慣の改善を行うと、脳卒中の発症が少なくなることがわかったそうです。

→ 脳卒中の症状・前兆・原因・予防 について詳しくはこちら

なぜHBA1Cの値が高いと心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まるのか?|国立がん研究センターと東京女子医大などで紹介した後藤温東京女子医大助教は「HbA1cが高いと動脈硬化が進み、心筋梗塞などの危険を高める」と考えられるそうです。

動脈硬化の危険因子には、高血圧脂質異常症高脂血症)、糖尿病肥満、喫煙、運動不足、偏った栄養バランスの食事、アルコール、加齢、ストレスの有無などがあり、動脈硬化が進行すると、日本人の死因の主な原因である心疾患(狭心症、心筋梗塞など)や脳血管疾患(脳梗塞、脳出血など)を引き起こす恐れがあります。

糖尿病にならないような生活習慣をすることで、動脈硬化の進行を食い止め、脳卒中の予防ができるということではないでしょうか。

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