「7pay」タグアーカイブ

7payやFami Payをやる「意味」について考えてみた!LINE PayやPayPayよりもすごいことが起きているかもしれない!?




■7payやFami Payをやる「意味」について考えてみた!LINE PayやPayPayよりもすごいことが起きているかもしれない!?

Shopping

by Roderick Eime(画像:Creative Commons)

ある人が7payやFami Payをやる「意味」が想像以上に凄いといっていたことが面白そうなので、7payFami Payの意味について考えてみたいと思います。

ポイントとなるのは、そのデータの価値ですよね。

これまではレジで店員さんが推測するお客さんのデータと商品データだったということ。

これは推測されるお客さんのデータと商品データを紐づけた点でマーケ的には重要な価値がありました。

自分たちが作った商品がどんな購買層に売れているのかというデータは小売業に携わる人なら喉から手が出るほど欲しいデータですよね。

ただ、改善点もあります。

店員さん目線であるため、本当にそのお客さんがその年齢なのかどうかがわからないし、またデータ上は個人一人一人の購買データの履歴がつながっていかないということ。

しかし、7payやFami Payではそれが劇的に改善されます。

お客さん自身が個人情報を入力してくれていて、購買データを入力して、その履歴がずっと紐づけられていくということ。

それは、これまでクレジットカード会社が持っていたような信用履歴をセブンやファミマが持つということになります。

→ 「クレジットカード情報で健康状態を予想するシステム」がアメリカで始まっている!?

そのことの何がすごいのでしょうか?

つまり、大事なことは「ビッグデータ」から「クオリティデータ」になるということ。

お客様のお買い物パターンが変わったということはお客様に何らかの変化が起きたということがわかります。

例えば、それまで揚げ物+ジュースを購入していた人が、揚げ物+トクホ商品を選んだら、「あっ、健康に何か変化があったのかな?」ということがわかるわけです。

それもある一人の個人のクオリティデータであるため、アプリから直接この商品おすすめですよという広告を打つとその効果は絶大なはず!

つまり、7payやFami Payが「LINEやPayPayに比べて」なんてことよりもすごいことが始まったのです!

→ お店は父親よりも前に高校生の娘の妊娠を買い物パターンの変化によって察知することができる!?

【レビュー】「小売再生-リアル店舗はメディアになる」を読んで、”小売りの未来”を考える!によれば、小売店舗はモノを売るところではなく、体験・エンターテイメントを提供する場となっていくと書かれています。

小売店舗はメーカーから商品を仕入れる立場から、小売店舗で得られる消費者のデータをメーカーに販売する時代になる時代がもうすぐ先に来ています。

こう考えると、Amazonが持っているデータの価値の凄さがわかると同時に、Amazon Goをやる理由もわかるような気がします。

→ アマゾンの「レジなしでの買い物」がオープン!AMAZON GOの仕組みをYOUTUBE動画から考える

【追記(2019/8/1)】