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■AEDを使った措置を受けた後、社会復帰をした患者が8年間で30倍以上に増えた|京都大健康科学センター
by AlamosaCounty PublicHealth(画像:Creative Commons)
(2016/10/27、毎日新聞)
心停止状態で一般の人から自動体外式除細動器(AED)を使った措置を受けた後、社会復帰した患者が、2005年からの8年間で30倍以上に増えたことが、京都大健康科学センターの石見(いわみ)拓教授らの研究グループの調査で分かった。
京都大健康科学センターの石見拓教授らの研究グループの調査によれば、AEDを使った措置を受けた後、社会復帰をした患者が8年間で30倍以上に増えたことが分かったそうです。
AED 市民救命で社会復帰2倍 京大、心停止患者調査(2010/3/19)で紹介した京都大保健管理センターの石見拓助教と大学院生の北村哲久さんらのグループによれば、一般市民によるAEDによる除細動を受けた人(心室細動が起こってAEDが必要になった患者)の社会復帰率は全体の2倍だったそうです。
AED(心室細動で心停止を起こした患者に電気ショックを与えて心臓を動かす機器)の使用方法を知り、活用していくことが市民同士で守りあうことにつながっていくのではないでしょうか。
■救命措置の流れ
by David Bruce Jr.(画像:Creative Commons)
- 呼びかけなどで反応を確認する
- 助けを呼ぶ(1.119番通報、2.AEDを持ってきてもらう)
- 気道の確保(喉の奥を広げて空気を肺に通しやすくする)
- 呼吸の確認(「見て」「聞いて」「感じて」確認する)
- 人工呼吸(2回)
- 心臓マッサージ(胸骨圧迫を30回連続)
- 人工呼吸・胸骨圧迫(2回:30回)の組み合わせを行なう
- AED(電源を入れ、電極パッドを装着)
- 心電図の解析(電気ショックが必要かどうかをチェック)
→ 詳しくは、詳しい解説・イラスト付きの 救命措置の流れ(心肺蘇生法とAEDの使用) – PDFファイル、総務省消防庁 をご覧ください。
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