■ルビコンが増加するとオートファジーが低下し老化する!ルビコンの抑制による健康寿命延伸に期待!|大阪大学
参考画像:ルビコン増加は老化のサインである(2019/2/19、大阪大学リソウ)|スクリーンショット
ルビコン増加は老化のサインである
(2019/2/19、大阪大学リソウ)
・加齢に伴い、オートファジーを抑制する因子であるRubiconが増加することを発見した。
・いくつかのモデル生物でRubiconを抑制するとオートファジーが活発化し、加齢に伴う老化現象の改善と寿命の延伸が見られた。
・加齢によりオートファジーが低下する要因のひとつがRubiconの増加であるため、Rubiconを抑制することにより、健康寿命延伸が期待される。
大阪大学の吉森保教授と中村修平准教授のグループが東京都医学総合研究所の鈴木マリ主任研究員、芝浦工業大学の大場柾樹大学院生らと共同で行なった研究によれば、
細胞の新陳代謝を行い細胞の健康維持に必要な機能であるオートファジーが加齢に伴い低下してしまう現象のメカニズムを明らかにしました。
今回の研究では、ルビコン(Rubicon)の増加が加齢に伴うオートファジーの低下と老化の要因の一つであると示唆されることから、ルビコンを抑制することにより、健康寿命を延ばすことが期待されます。
脂肪肝のメカニズム解明!オートファジー抑制因子ルビコンが肝臓内の脂肪蓄積と肝障害を引き起こす|大阪大(2016/9/13)によれば、脂肪肝の肝臓では、脂肪など細胞内の不要物を分解する「オートファジー(自食作用)」の働きが弱まっていることがわかっていたそうですが、今回の研究によって、オートファジーを抑える働きを持つたんぱく質「ルビコン」が高脂肪食を摂取した時に肝臓で増加することにより、オートファジーが抑制され、肝臓への脂肪沈着と肝障害を引き起こすことがわかったと紹介しました。
オートファジー抑制因子ルビコンが脂肪肝の原因となるだけでなく、ルビコンを抑制することが健康寿命を延ばすカギになるなんて驚きですね!
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■脂肪肝のメカニズムを解明 オートファジー抑制因子ルビコンが肝臓内の脂肪蓄積と肝障害を引き起こす|大阪大
参考画像:脂肪肝の発症メカニズムを解明 オートファジー抑制因子Rubiconが肝臓内の脂肪蓄積と肝障害を引き起こす|大阪大学スクリーンショット
<脂肪肝>大阪大メカニズム解明 治療薬に期待
(2016/9/13、毎日新聞)
吉森教授と大阪大の竹原徹郎教授(消化器内科)らのグループは、オートファジーを抑える働きを持つたんぱく質「ルビコン」に着目。マウスに脂肪の多い餌を与えたところ、肝臓でルビコンが増えることを確認した。また、遺伝子操作でルビコンが働かないようにしたマウスは、脂肪を取り続けても肝臓に脂肪がたまりにくいことが分かった。
大阪大の吉森保教授・竹原徹郎教授らの研究グループは、肝臓に中性脂肪がたまる脂肪肝が、脂肪などの分解作用を抑えるたんぱく質「ルビコン」の増加によって引き起こされることを解明したと発表しました。
脂肪肝の肝臓では、脂肪など細胞内の不要物を分解する「オートファジー(自食作用)」の働きが弱まっていることがわかっていたそうですが、今回の研究によって、オートファジーを抑える働きを持つたんぱく質「ルビコン」が高脂肪食を摂取した時に肝臓で増加することにより、オートファジーが抑制され、肝臓への脂肪沈着と肝障害を引き起こすことがわかったそうです。
「ルビコン」の働きを抑える治療薬の開発により、脂肪肝やNASH(非アルコール性脂肪肝炎)、肝臓がんの治療ができるようになるかもしれません。
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