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#スタートトゥデイ、採寸用ボディスーツ 「#ZOZOSUIT」を無料配布|体型データの活用によってファッションECの課題であるサイズの不安を解消|プレタポルテからオートクチュールの時代が来る!?




【目次】

■スタートトゥデイ、採寸用ボディスーツ 「ZOZOSUIT」を無料配布|体型データの活用によってファッションECの課題であるサイズの不安を解消

zozosuit
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参考画像:体型計測スーツ ZOZOSUIT|YouTubeスクリーンショット

スタートトゥデイ、採寸用ボディースーツ 「ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)」 を無料配布 本日より予約受付開始~ 体型データの活用により、ファッションECの課題であるサイズの不安を解消。更にプライベートブランド 「ZOZO」 でも活用 ~

(2017/11/22、スタートトゥデイ)

「ZOZOSUIT」 は、当社がニュージーランドのソフトセンサー開発企業 「StretchSense Limited.」 と共同開発した、伸縮センサー内蔵の採寸用ボディースーツです。トップスとボトムスの上下を着用し、スマートフォンとBluetooth通信で接続することで、人体のあらゆる箇所の寸法が瞬時に計測でき、そのデータをZOZOTOWNアプリに保存する事ができます。

「ZOZOTOWN」を運営する株式会社スタートトゥデイは、採寸用ボディースーツ「ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)」の無料配布の予約受付を11月22日より開始しました。

動画によれば、「ZOZOSUIT」は「未来の試着室」のイメージで、身体の15000箇所を正確に計測し、本当に自分自身にあった洋服の購入ができるようです。

Explore the StretchSense Enterprise Kit

【参考リンク】

【追記(2018/4/27)】

体型計測スーツ ZOZOSUIT

スタートトゥデイはスタートトゥデイ研究所で自社開発した“ZOZOSUITS”を使うことを発表しました。

スタートトゥデイ研究所、アイデア買い取り第1弾を発表

(2018/2/15、スタートトゥデイ)

今回、買い取り案件第1弾として、研究者3名からなる匿名のチームによる、採寸用ボディースーツ「ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)」よりも更に簡単に低コストで高精度な体型計測が可能となるアイデアを3億円で買い取ることを決定いたしました。

以前発表されていたアイデアよりも低コストで高精度な体型計測が可能になるアイデアを買い取ったというニュースから約2か月で進んだというわけですから、すごいスピード感ですね。




■「ZOZOSUIT」の試みのポイントは「体型データ」を集めることにある!?

2015年にも同じようなコンセプトで「Like A Glove」というスマートレギンスでサイズを測定して自分にぴったりのジーンズを探してくれるというプロダクトもありました。

LikeAGlove smart garment

How it works, LikeAGlove, 40sec

【参考リンク】

またその他にもスマホで足を撮影するだけで足のサイズが採寸できるアプリ「SIZEBOOK(サイズブック)」やユニークソリューションズデザイン社のサイズフィッティングサービス「Me-Ality(ミアリティ)」のように全身のサイズを測定してピッタリサイズの服を紹介するサービス、タブレット端末に体のサイズのポイントとなる4カ所の数値を入力することで蓄積された数億人の身体のサイズのデータを基にピッタリサイズの服をすすめるサービス、ウェブカメラを使ってサイズを測定するドイツの「UPcload(現在はFit Analyticsに変わっています)」などがあります。

Welcome to Me-Ality, Scan. Fit. Shop.

UPcload – Start-Up Explanatory Video (English)

【参考リンク】

「ZOZOSUIT」の試みのポイントは、自分にピッタリサイズの洋服を着ることだけにあるのではなく、「体型データ」を集めることにもあるようです。

3Dスキャンしたボディーラインの変化をチェックできる体組成計|NAKED 3D FITNESS TRACKER・SHAPESCALEでは、3Dスキャンしたボディーラインの変化をチェックできる機能について取り上げましたが、今回取り上げた「ZOZOSUIT」 は採寸用ボディスーツを世界中に無料で配り、体重計や体温計のような存在にすることで、体型データを活用したサービスを目的とするそうです。




■まとめ|プレタポルテからオートクチュールの時代が来る!?

モデル長者番付 15年ぶり首位交代、初のプラスサイズモデルも

(2017/11/22、Forbes)

今年は同ランキング史上初めて、プラスサイズのモデルがトップ10入りを果たした。年収550万ドル(約6億2000万円)で10位に入ったアシュリー・グラハムだ。

グラハムは、細身モデル以外が滅多に採用されないファッションメディアの仕事に頼るのではなく、自分の力でオーディエンスを獲得。

今回の試みにはテクノロジーの進歩に加えて、「世界で最も稼ぐモデル」ランキングでは史上初めてプラスサイズモデル「アシュリー・グラハム」がランキング入りしましたが、モデルのやせすぎ問題や写真修正・加工問題から始まり、健康的に体を鍛えたライフスタイルモデルに注目が集まるなど、サイズに縛られたくないという気持ちが背景にあるのではないでしょうか?

これまでの社会は、あらゆるものを標準化することによって、人間がその標準化された社会に合わせて生活をすることで問題を解決してきましたが、Society5.0では、多様な違いを持ったままで、必要なサービスを、必要な時に、必要な分だけ提供される社会になっていくことを目指しています。

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この観点から言えば、もしかすると、採寸用ボディースーツによって、オートクチュール(注文によってその顧客に合わせて仕立てられるオーダーメイドの一点物)からプレタポルテ(既製服)へと移った時代から改めてその人に本当にあった服を着る時代が来るのかもしれません。







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