by ivva イワヲ(画像:Creative Commons)
> 健康・美容チェック > 糖尿病 > 避難所の食事は糖尿病が悪化しやすい!?医療チームが糖尿病悪化を防ぐ指導|熊本地震
(2016/5/15、NHK)
避難所での食事は量が不安定なうえ、パンやごはんなどの炭水化物の割合が多くなりがちなため、血糖値が上がったり、逆に下がりすぎたりする問題が見られたということです。
熊本県内の避難所では、医師などの医療チームが糖尿病の悪化を防ぐための指導を行なっているそうです。
糖尿病の指導を行っている理由としては、避難所での食事は量が安定しておらず、炭水化物の割合が多くなりがちであるため、血糖値が上下動しやすいからなのだそうです。
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■炭水化物(糖質)とたんぱく質の血糖に変わる割合と速度
炭水化物(糖質)とたんぱく質の血糖に変わる割合と速度について、簡単にまとめます。
●炭水化物(糖質)
- 100%が糖に変換される
- 食後の血糖を上昇させる(たんぱく質や脂質に比べて、最も早く血糖に変わる)
●たんぱく質
- 一部が糖に変換される
- しばらく(数時間から半日)たってから糖に変換される
つまり、炭水化物(糖質)が、最も血糖値に影響を与え、最も早く血糖に変わるということです。
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