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目の難病解明に期待 世界初、患者皮膚から視細胞
(2010/8/19、神戸新聞)
理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市中央区)の網膜再生医療研究チームは、中途失明の三大原因の一つとされる遺伝性、進行性の難病「網膜色素変性症」の患者の皮膚から、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作り、視細胞に分化させることに世界で初めて成功した。
視細胞の分析から、同症の原因遺伝子の働きが解明できる可能性があり、根本的な治療法につながることが期待される。
理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの網膜再生医療研究チームは、「網膜色素変性症」の患者の皮膚から視細胞を作ることに世界で初めて成功したそうです。
このことから、目の難病の解明・治療法ができる可能性があるそうです。
今後の研究に期待したいですね。
■網膜色素変性症とは
同症は、光を受け取る網膜上の視細胞が機能を失い、視野が徐々に狭くなっていく病気。厚生労働省が特定疾患に指定し、全国で約2万5千人が治療を受けている。