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【目次】
■コーヒーに脂肪肝予防効果
by waferboard(画像:Creative Commons)
コーヒーに脂肪肝予防効果=飲む量減ると発症しやすく
(2008/11/4、時事通信)
脂肪肝の人とそうでない人のデータを比べると、脂肪肝の人は1日にコーヒーを飲む量がやや少なかった。緑茶や酒を飲む量に差はなかった。
さらに、5年間で新たに脂肪肝になった164人と、ならなかった人の中から年齢や肥満度などの条件を一致させて抽出した328人のデータを比較。
99年は両グループとも1日当たりコーヒー2.6杯だったが、04年は脂肪肝群2.3杯、非脂肪肝群2.9杯で、飲む量の変化と脂肪肝発症との関連がうかがえた。
三越総合健診センターの船津和夫所長らの調査によれば、コーヒーに脂肪肝を抑制する効果があることが分かったそうです。
脂肪肝の人はコーヒーを飲む量が少なく、飲む量が減った人は発症する率が高かったそうです。
■なぜ脂肪肝の抑制にコーヒーが効果的なの?
なぜコーヒーに脂肪肝を抑制する効果があるのでしょうか?
(2015/8/16、日経ヘルス&メディカル)
酸化ストレスが脂肪肝の原因の一つと考えられていて、そこで、抗酸化作用のあるビタミンやポリフェノール類を含む野菜や果物を摂取するといいと考えられており、その中でもコーヒーが注目されています。
お茶カテキンで肝臓をサポート!|お茶カテキン飲料で脂肪が減り肝機能が改善によれば、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD:non-alcoholic fatty liver disease)の発症は、体内に活性酸素が過剰に発生した状態である「酸化ストレス」が発症原因の一つなのだそうです。
久留米大学医学部消化器内科の坂田隆一郎医師によれば、「“非アルコール性”で肝疾患が起こるのは、体内で過剰に発生した活性酸素が原因」と考えられるそうで、抗酸化力が役立つのではないかと考えられるそうです。
脂肪肝を予防・改善するためには、1日に2杯以上のブラックコーヒーを飲むとよいそうです。
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週250分の運動で脂肪肝改善 「やせなくても効果あり」|筑波大研究グループによれば、身体活動量を増やすほど、NAFLD 肥満者の身体組成、肝脂肪蓄積、糖脂質代謝、アディポカイン不均衡、炎症・酸化ストレス状態に対する優れた改善効果が確認されています。
■まとめ
もちろんコーヒーを飲んだ量だけが脂肪肝にならない原因ではないとは思いますが、コーヒーをいつも飲んでいる人にとっては、朗報だといえるかもしれませんね。
今回のコーヒーと脂肪肝のように、肝臓とコーヒーに関するニュースが多いように感じます。
今後もコーヒーに注目が集まりそうです。
→ 脂肪肝を治す方法|脂肪肝の改善方法(食事・運動・サプリ) について詳しくはこちら
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