人生100年時代の「人間関係」はどうなる?

人生100年時代の「人間関係」はどうなる?|寿命100歳時代の恋愛・結婚|独居老人問題にはゆるいつながりを作る仕組み(井戸端会議・銭湯・美容室・床屋・頼母子講・模合)がカギになる!?





■人生100年時代の「人間関係」はどうなる?|寿命100歳時代の恋愛・結婚|独居老人問題にはゆるいつながりを作る仕組み(井戸端会議・銭湯・美容室・床屋・頼母子講・模合)がカギになる!?

人生100年時代の「人間関係」はどうなる?
人生100年時代の「人間関係」はどうなる?

人生100年時代を迎えるということで、健康寿命や老後の資産について取り上げられる機会が増えています。

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そして、今回は人生100年時代における人間の3つの悩みの一つである人間関係がどう変わるのかについて考えてみたいと思います。

人生100年時代で起こるのは、これまで100歳まで生きていた人たちが少なかったために、人生100歳まで生きる時のライフプランの目標とする人がいないこと。

そのために、これからどんな人生を送ったらいいのかわからないと不安になる人も出てくることでしょう。

【男性】性・年齢階級別にみた上位5位までの悩みやストレスの原因|悩みやストレスの状況|平成13年 国民生活基礎調査の概況|厚生労働省
【男性】性・年齢階級別にみた上位5位までの悩みやストレスの原因|悩みやストレスの状況|平成13年 国民生活基礎調査の概況|厚生労働省
【女性】性・年齢階級別にみた上位5位までの悩みやストレスの原因|悩みやストレスの状況|平成13年 国民生活基礎調査の概況|厚生労働省
【女性】性・年齢階級別にみた上位5位までの悩みやストレスの原因|悩みやストレスの状況|平成13年 国民生活基礎調査の概況|厚生労働省

参考画像:表22 性・年齢階級別にみた上位5位までの悩みやストレスの原因|悩みやストレスの状況|平成13年 国民生活基礎調査の概況|厚生労働省

性別(男性・女性)・年齢階級別にみる悩みやストレスの原因からわかること|国民生活基礎調査では、年齢階級別に悩みやストレスの原因は変わっていきますが、この調査では70歳以上はひとまとめにされています。

70代から100歳以上の人たちが増える時代になれば、これまでの調査では見えてこなかった悩みやストレスの原因が出てくるかもしれません。

例えば、人生100年時代の恋愛・結婚です。

例えば、寿命が短い時代には「一人のひと(男性・女性)に尽くす・添い遂げる」という考え方が主流だったかもしれませんが、人生100年時代には主流派ではなくなるのではないでしょうか?

一つの可能性として、人生100年時代においては、恋愛・結婚生活を大きく分けて、子育て期と非子育て期に分け、子育て期に最適な相手との恋愛・結婚と子育てが終わった後にセカンドライフとしての最適な相手との恋愛・結婚をすることが普通になるかもしれません。

このブログでも「50代 恋愛」という検索ワードがありますが、60代・70代・80代・90代…というように、新たなパートナーを見つけることは珍しいことではなくなっていくでしょう。

高齢者の一人暮らし、いわゆる「独居老人問題」が取り上げられる機会も増えてきました。

世帯構造別にみた65歳以上の者のいる世帯数の構成割合の年次推移|グラフで見る世帯の状況|国民生活基礎調査(平成25年)の結果から|厚生労働省
世帯構造別にみた65歳以上の者のいる世帯数の構成割合の年次推移|グラフで見る世帯の状況|国民生活基礎調査(平成25年)の結果から|厚生労働省

参考画像:世帯構造別にみた65歳以上の者のいる世帯数の構成割合の年次推移|グラフで見る世帯の状況|国民生活基礎調査(平成25年)の結果から(平成26年、厚生労働省)

高齢世帯は2040年に44.2%に、一人暮らしの高齢者も増加|「日本の世帯数の将来推計」厚労省推計で紹介した国立社会保障・人口問題研究所が行なった2018(平成30)年推計の「日本の世帯数の将来推計(全国推計)」によれば、全世帯主に占める 65 歳以上世帯主の割合は2015年の36.0%から2040年には44.2%を占めることがわかったそうです。

孤独が健康に大きく影響するというニュースも増えています。

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人生100年時代には恋愛・結婚のパートナーに限らず、新しいコミュニティでつながりをもつことも大事になるでしょう。

高齢者の一人暮らしであっても、ゆるく周りの人々とつながっていく形を作っていくことがこれから必要になるはずです。

そう考えると、昔の時代にあった長屋の女たちが共同でもつ井戸に集まり、水くみや洗濯などをしながら世間話や噂話をする「井戸端会議」や「裸の社交場」「庶民のサロン」とも呼ばれる「銭湯」、今でもその名残がある「美容室」や「床屋」、掛金を出し合い入札やくじでお金を受け取る「頼母子講(たのもしこう:聞いた話では最も最後に長生きした人が総取りになる仕組みにしておくことで長生きすることができたそうです)」、沖縄県・奄美群島では「模合(もあい)」のような仕組みを現代版にアップデートしていくことによって、ゆるいつながりを増やしていくことができるのではないでしょうか?