今回はキノコ業界の関係者が注目のニュースをお伝えします!
■【キノコ業界に朗報!】きのこが認知症を救う!?キノコをたくさん食べる高齢者はMCI(軽度認知障害)の発症リスクが低い!|シンガポール国立大学(NUS)
NUS Study: Eating Mushrooms May Reduce the Risk of Cognitive Decline
(2019/3/13、Journal of Alzheimer’s Disease)
シンガポール国立大学(NUS)の研究によれば、週に2回以上調理済みのキノコ150g(1週間に300gを超える調理済みキノコ)を食べる高齢者は、MCI(軽度認知障害)の発症リスクが低くなっていたことがわかったそうです。
【参考リンク】
- L Feng, Irwin K-M Cheah, Maisie MX Ng, J Li, SM Chan, SL Lim, R Mahendran, E-H Kua, B Halliwell The Association between Mushroom Consumption and Mild Cognitive Impairment: A Community-Based Cross-Sectional Study in Singapore. Journal of Alzheimer’s Disease, vol. 68, no. 1, pp. 197-203, 2019
キノコと脳の健康に注目すべき関連性? 今後の研究に期待(2019/3/30、フォーブス)によれば、過去の研究結果から、シンガポールに住むMCIの症状がある高齢者は同年齢の健康な人たちと比べ、血漿中のエルゴチオネイン濃度が大幅に低下していたことがわかっていることから、エルゴチオネインを今後の研究対象とすることを決めているそうです。
Forbes(フォーブス)やThe New York Times(ニューヨークタイムズ)でも取り上げられていることから、世界的にキノコによる認知症予防が注目を集めるかも?
きのこのバター醤油ホイル焼きの作り方/料理初心者向けきのこレシピ/ばあちゃんの料理vlog/How To Make Foil Grilled Mushrooms With Butter
【関連記事】
- MCI(軽度認知障害)は女性の方が速く悪化し、腎機能の低下という特徴がみられる|東大教授の調査
- 白内障の手術でMCI(軽度認知障害)になりにくくなり、抑うつ状態が改善し、QOLが改善する!?
- 微量血液でアルツハイマー病を早期診断|国立長寿医療研究センター、島津製作所のノーベル賞・田中耕一さんらと開発
- 「フレイル(高齢者の虚弱)」の段階で対策を行ない、要介護状態の高齢者を減らそう!
- 認知症の改善効果が期待されるコミュニケーション用ロボット「テレノイド」が宮城県の介護施設に導入
- 認知症の発症リスクが高いのは、脳卒中の経験がある人、糖尿病や心臓病の持病がある人、握力が弱い人、うつ傾向がある人
- 認知症を予防する親指体操(長谷川嘉哉)|ジョブチューン 3月26日
- エゴマ油摂取+脳トレ=認知症予防効果がある!?
- オメガ3(アマニ油)で認知症予防|MCI(軽度認知障害)|サタデープラス 9月5日
- MCI(軽度認知障害)|認知症予防にカマンベール|世界一受けたい授業 8月29日
- 認知症(アルツハイマー病)予防にカマンベールチーズがよい!?−東大など
- 認知症予防(ココナッツオイル)|主治医が見つかる診療所 3月16日
- えごま油で認知症対策|林修の今でしょ!講座 2月24日
- オメガ3で健康に!認知症が予防できるエゴマ油|主治医が見つかる診療所 12月15日
- 「DHAで認知症予防」実証 島根大医学部のグループ