熱中症警戒アラート(試行)とは?熱中症警戒アラート(試行)発表時の予防行動とは?

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■熱中症警戒アラート(試行)とは?熱中症警戒アラート(試行)発表時の予防行動とは?

熱中症警戒アラート(試行)とは?熱中症警戒アラート(試行)発表時の予防行動とは?
熱中症警戒アラート(試行)とは?熱中症警戒アラート(試行)発表時の予防行動とは?

hao ji|unsplash

気象庁は翌日または当日の暑さ指数(WBGT)が33以上になることが予想される場合に、環境省と気象庁が共同で「熱中症警戒アラート(試行)」を発表し、熱中症への警戒を呼びかけています。

熱中症予防のためにも、「暑さ指数(WBGT)」(環境省)をチェックしよう!によれば、暑さ指数(WBGT)とは、単なる気温とは異なり、人体への影響が大きい1.湿度、2.日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、3.気温、の3つを取り入れた指標です。

※輻射熱は、建物や地面などから伝わる熱です。

湿度、輻射熱、気温のうち、最も大きな要素を占めるのが「湿度」です。

湿度が高いと、身体の熱を放出する力が弱まるため、気温が同じであれば、湿度が高いほうが、熱中症になりやすくなります。

基準は、危険、厳重警戒、警戒、注意、ほぼ安全の5段階に分かれています。

暑さ指数(WBGT)とは?|環境省 熱中症予防情報サイトを参考に作成しました。

 温度基準
(WBGT)
気温 注意事項
危険 31℃以上 高齢者においては安静状態でも発生する危険性が大きい。
外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する。
厳重警戒 31-28℃ 外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する。
警戒 28-25℃ 運動や激しい作業をする際は定期的に充分に休息を取り入れる。
注意 25℃未満 一般に危険性は少ないが激しい運動や重労働時には発生する危険性がある。

※(28~31℃)及び(25~28℃)については、それぞれ28℃以上31℃未満、25℃以上28℃未満を示します。
日本生気象学会「日常生活における熱中症予防指針Ver.3」(2013)より

熱中症警戒アラート(試行)発表時の予防行動

1.気温・湿度・暑さ指数(WBGT)を確認する

2.不要不急の外出を避け、屋外での運動は原則中止する

3.新型コロナウイルス感染予防対策のための「新しい生活様式」における熱中症予防対策を行う。

「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイント

1)暑さを避ける

・エアコンを利用し、部屋の温度を調整
・換気扇や窓で換気を行う

2)適宜マスクを外す

・気温・湿度の高い中でのマスク着用は注意が必要なので、屋外で人と十分な距離(2m以上)を確保できる場合にはマスクを外す

3)こまめに水分補給

・喉が渇く前に水分補給
・一日1.2リットルを目安
・汗をかいたときは塩分も忘れずに

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4)日頃からの健康管理

5)暑さに備えた体づくり

・「やや熱い環境」で「ややきつい」と感じる強度で毎日30分程度

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