オーウェンマイケルグレッチ|unsplash
What makes a good life? Lessons from the longest study on happiness | Robert Waldinger
人は富や名声が人生を幸せにしてくれるものとして信じていますが、75年にわたる研究によれば「良い人生は良い人間関係で築かれる」そうです。
「75年にわたる研究からはっきりとわかったことは私達を健康に幸福にするのは富でも名声でも無我夢中で働くことでもなく、良い人間関係に尽きる」
1⃣家族・友達・コミュニティとつながっている人ほど長生きする
2⃣重要なのは身近な人達との関係の質
3⃣よい関係は脳を守るhttps://t.co/bwX38ZMT7K— 健康美容ブログ「HAKUR」|女性の知りたいがココにある! (@4050health) August 31, 2021
ネットワーク格差が機会の格差、健康格差、収入格差を生む!?|貧困や社会の不平等を減らすには、いかにネットワークにつないでいくかが重要!
最近では「健康格差」「教育格差」「収入格差」についての問題が話題になっています。
この問題を解決するためにも、お金を支給したり、職業訓練などのリカレント教育に取り組んでいますが、大事なのは「ネットワーク格差」の問題にあるのかもしれません。
「つながり 社会的ネットワークの驚くべき力」(著:ニコラス・A・クリスタキス ジェイムズ・H・ファウラー)
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マサチューセッツ州フレーミングハム出身の12万67人からサンプル集団を作り、その内の1020人を人間関係のつながりと本人の幸福度を比較した。
第1に、ネットワーク内では幸福な人は幸福な人同士で、不幸な人は不幸な人同士で群れを作っていた。
第2に、不幸な人はネットワークの周縁に位置するようだ。つまり、社会関係の連鎖の末端、ネットワークの外れに存在する傾向が高いのである。
人間関係と本人の幸福度の比較によれば、1.幸福な人は幸福な人同士で、不幸な人は不幸な人同士で群れを作る、2.不幸な人はネットワークの端っこに位置することが高いということがわかったそうです。
ネットワーク格差が機会の格差を生み、拡大する。実際、つながりの多い人が同様につながりの多い人とつながる傾向が社会的ネットワークの特徴であり、神経、代謝、機械、人間以外のネットワークなどと異なる点だ。
つながりの乏しい人達は、その友人や家族も大きなネットワークから切り離されていることが多い。
つまり、社会の不平等に立ち向かうには、肌の色や懐具合よりもつながりが重要であると認識しなければならない。
教育、健康、収入の格差に立ち向かうには、援助しようとする人の個人的つながりにも向き合わなければならない。※
貧困を減らすには、金銭の支給だけでは足りないし、職業訓練を加えてもなお不十分だ。困窮者が社会の他の構成員と新たな関係を築くのを助けるべきなのだ。ネットワークの周縁に的を絞って人々のつながりの再構築を促すのは、末端の恵まれない人たちだけでなく、社会の仕組み全体に手を差し伸べることになる。
よい人生にするには人間関係を築く=ネットワークをいかに築くかということがわかります。
メディアでは、いかにして富を得たのか、SNSで人気者になっているのか、名声を得たのかを重視して取り上げていますが、実際にはそれよりもいかに良質の人間関係を築くことにフォーカスをすることがよい人生を送ることができるというわけです。
動画ではマーク・トウェインの言葉を締めくくりの言葉として引用しています。
"There isn’t time, so brief is life, for bickerings, apologies, heartburnings, callings to account. There is only time for loving, and but an instant, so to speak, for that."(Mark Twain)
≒命短し恋せよ乙女
「良い人生は良い人間関係で築かれる」https://t.co/bwX38ZMT7K
— 健康美容ブログ「HAKUR」|女性の知りたいがココにある! (@4050health) August 31, 2021
私たちには争っている時間などなく、愛し合うための時間しかない。
日本語でいえば「命短し恋せよ乙女」でしょうか?
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