11月17日は「レンコンの日」。
れんこんサミットが開かれたことが由来なのだそうです。
■レンコンの健康効果
●免疫力を高める
和合治久さん(元埼玉医科大学教授)によれば、レンコンには免疫力を高める働きがあるといわれる「ビタミンC」が豊富(レンコン1切れにレモン1個の果汁)で、またポリフェノールも豊富なのだそうです。
和合さんはレンコンパウダーでいろんな料理にちょい足しする方法(輪切りにして天日干しで、乾燥させ、粉末)をおすすめしていました。
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●レンコンのプロアントシアニジンで脂肪肝対策
蓮根に含まれる「プロアントシアニジン」が脂肪肝対策につながると期待されるそうです。
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プロアントシアニジンは、肝臓の中性脂肪の元になる脂肪酸が作られることを防ぐことで、肝臓に脂肪として蓄積されるのを抑えてくれるそうです。
プロアントシアニジンを肥満・糖尿病のマウスに3週間投与した実験によれば、肝臓の中性脂肪濃度が62%減少したそうです。
県農産物からの有用物質の抽出およびその活用-れんこんに含まれる脂質代謝改善作用を有する成分の検索-によれば、LP(分画物)を肥満モデルマウスに摂食させた結果、対照物に比べてLP添加食群で肝臓重量および肝臓トリグリセリド濃度の優位な低下が認められました。
さらに、LP摂取による脂肪肝改善の機序を調べたところ、肝臓の脂肪酸合成酵素活性の低下が関与していることが示唆されました。
LPに含まれるポリフェノールの成分分析を行ったところ、カテキンおよびガロカテキンを構成成分としたプロアントシアニジンが主成分であることが認められました。
したがって、レンコンの脂質代謝改善作用にはプロアントシアニジンが関与していると考えられます。
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■レンコンを美味しく食べるコツ
【あさイチ】れんこんの食感を引き出す活用術!/レンコンの目利き・美味しいレンコンを見極める方法/レンコンを料理に使うときのポイント/レンコンで免疫力アップ!
れんこんには3つの食感があり、それを活かした調理法をすることがれんこんを美味しく食べるコツです。
1)「縦切り」にして「もちもち食感」♪
2)「すりおろし」にして「ふわふわ食感」♪
3)「極薄」(厚さ一ミリ)に切って「シャキシャキ食感」♪
■レンコンの目利き・美味しいレンコンを見極める方法
1)レンコンの表面に傷が少なくて「ハリ」「ツヤ」があるもの
理由→レンコンは乾燥に弱く、傷から乾燥が進むため。
2)レンコンの穴が変色していないもの
理由→れんこんの真ん中の穴には保護膜がないので鮮度が落ちると変色するため
■レンコンを料理に使うときのポイント
1)レンコンの皮は品種改良が進んでいて皮が薄くなっており、またポリフェノールが豊富なので、あまり皮をむく必要がない!
2)鉄の包丁や鍋で調理すると、レンコンが鉄分に反応して黒く変色する恐れがあるので注意!
3)レンコンの部位で作る料理を使い分ける!
先の部分は「シャキシャキ」しているので、きんぴらなどの食感が感じられる料理。
真ん中の部分は「バランスがいい」ので、はさみ揚げなどに。
根元の部分は「もちもち」しているので、煮込み料理に。
(2)「真ん中の穴」が変色していないもの
真ん中の穴には保護膜がないため鮮度がおちるとすぐに変色するそうです。
■レンコンレシピ
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