by Jef Harris(画像:Creative Commons)
◆ダイエット失敗は”冷え”が原因
(2011/10/21、モデルプレス)
冷え太りとはズバリ「低体温」のこと。
最近、平熱が36度という以下という低体温の人がとても増えています。
原因は、ストレスや不規則な生活。
ほとんどの人は自覚していませんが、低体温は放っておくと様々な病気を招く危険があるのです。
体温は、1度下がると免疫力は30%低下します。
さらに、冷えが進行するとエネルギーを使う力も低下し結果、脂肪をため込みやすい体質になってしまうのです。
なぜ日本人の平均体温が下がったのか?その理由とは?でも取り上げましたが、昔は、日本人の平均体温は36.8度あったとされるのに、いまや高い人でも36.2~36.3度、ほとんどが35度台の低体温に陥っているそうです。
低体温になると、エネルギーを作る力が低下するため、太りやすくなったり、免疫力が低下するため、さまざまな体調不良を招くようになります。
→ 低体温|低体温の改善・原因・症状 についてはこちら
◆女性の体温は36.5度以上が理想
健康で痩せやすい体を手に入れたいなら、体温を上げること。
さっきの話とは逆に、体温は1度上昇すると免疫力は、500~600%アップします。
理想体温は、36.5度以上。
体温を上げると体の循環がよくなり、肥満や疲れが一気に解消されます。
健康で痩せやすい体になるためには、体温を上げることが大事ですね。
では、どのようにしたらよいのでしょうか?
一つは、筋肉を増やすことです。
半袖外国人の謎|日本人より欧米人は体温が高い?「ミトコンドリア」「筋肉量」がキーワード
なぜ日本人より欧米人のほうが体温が高いのでしょうか。
それは、熱を発生させる筋肉量の違いです。
細胞の中にあるミトコンドリアが熱を発生させているのですが、筋肉量が多ければ、ミトコンドリアの数も多くなり、それにともなって体温が上昇すると考えられるそうです。
つまり、欧米人は、筋肉量が多いため、恒常的に高い体温を維持しているため、寒い日本でも半袖の人が多いというわけなんです。
反対に、日本人の平均体温は低体温化しているようです。
筋肉量が多い欧米人のほうが日本人よりも体温が高いのです。
簡単たるみ対策には「スロトレ」|EMCLが増えると、なぜたるむのか?|ためしてガッテン 10月19日でも取り上げていましたが、最近10年間の日本人女性の変化をみてみると、痩せ型の割合はおよそ3%増加しているのですが、一日の平均歩数は800歩減少しているそうです。
本来であれば、歩いている歩数が減っているのであれば、太らなければいけないのに、やせているということは、日本人の女性は運動もしないし、また無理なダイエット(食事制限)によって、筋肉の材料となるたんぱく質(特に重要なのがアミノ酸)を含む食べ物も充分に食べていないので、たんぱく質が不足し、低体温を生んでいると考えられるのです。
また、私たちは、食べ物に含まれる糖質からエネルギーや熱を作り、体温を保っています。
体内で糖質をエネルギーに変える時に必要なのが、亜鉛・マグネシウム・鉄・セレンなどのミネラルとビタミンです。
しかし、ミネラル・ビタミンが不足してしまうと、食べ物からエネルギーや熱を作ることができず、体温が上がらなくなり、低体温になってしまうのです。
◆まとめ
冷え太り(低体温)対策には、筋肉がつきやすい栄養を摂り、食べ物からエネルギーに変えるのに必要な栄養を摂り、そして運動をしましょう!
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P.S.
運動といっても、少し歩幅を広げて歩いたり、比較的簡単でかつ体に負担のかからないスロトレ(スロー筋トレ)でも筋肉がつきますので、是非試してみてください。
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