アサリの味噌汁の作り方/あさりの砂出し(砂抜き)のやり方【ばあちゃんの料理教室】/How To Make Asari Clam Miso Soup

愛知県に学ぶ!夏便秘を防ぐ腸のオアシス化/健康カプセル!ゲンキの時間




2024年6月30日放送の『健康カプセル!ゲンキの時間』のテーマは「~絶好”腸”県に学ぶ~夏便秘を防ぐ腸のオアシス化」。

厚生労働省の「2022年国民生活基礎調査」によれば、胃腸の不調が少ない県の1位は愛知県なのだそうです。

愛知県に学ぶ腸のオアシス化の秘訣として紹介されたのは、1)朝のモーニング、2)味噌、3)キャベツ!

(1)朝のモーニング

朝食は胃腸の蠕動運動を活発にしてくれます。

直腸性便秘の原因|腸内環境を良くする方法は食物繊維|たけしの本当は怖い家庭の医学によれば、朝は腸の動きが活発になる時間帯であり、朝食を抜いていたことで、腸を刺激しなかったために、便秘になってしまいます。

朝食を抜くと、便を作る元がないため、便秘になりやすくなると考えられます。

また、朝食後は、便意がなくてもトイレに行く習慣を作ることが、便秘の解消には大切です。

ちなみに、糖尿病になりにくい県ナンバーワン愛知県の食習慣から学ぶ糖尿病予防の方法|赤味噌(メラノイジン)・アサリ(マグネシウム)・喫茶店のモーニング(セカンドミール効果)|#サタプラによれば、朝食を食べることで、昼食時以降の血糖値に影響を及ぼすという「セカンドミール効果」が糖尿病予防のカギになるそうです。

「セカンドミール効果」とは、朝食(ファーストミール)を食べることで昼食以降(セカンドミール)の食後高血糖を上がりにくくしてくれる効果なのだそうです。

朝食を抜くということは、前日の夜の食事から何も食べていない状態が昼まで続くことになり、そのことによって、小腸が糖分を積極的に吸収してしまい、食後に血糖値が上がりやすくなるそうです。

●【モーニングの定番メニュー】小倉トースト

【ガッテン】小豆(あんこ・おはぎ)のでんぷんで便秘改善&美ボディー!によれば、小豆に含まれるでんぷんには、大きく分けると「普通のでんぷん」と「特殊なでんぷん」の2つに分けられます。

普通のでんぷんは、食べた後、消化器官で糖に分解されて消化吸収されエネルギーになってくれたり、いっしょに摂取したたんぱく質の吸収を助ける働きがあるので、筋肉がつきやすくなります。

つまり、小豆は適度な運動を行うことにより、メリハリのある美ボディーを作るための味方になってくれるというわけです。

小豆に含まれる「特殊なでんぷん」は「「レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)」です。

「レジスタントスターチ」は食べても消化吸収されず、便の量を増やして腸のぜんどう運動を活発にしてくれます。

また、腸内細菌のエサになったり、便に水分を与えて出しやすくしたりといった働きもあります。

【補足】「美と若さの新常識」より

●レジスタントスターチの意味は、「レジスタント」が「難消化」、「スターチ」が「でんぷん」で、つまり、レジスタントスターチとは、でんぷんなのに消化されにくく、食物繊維と同じような働きを持つ糖質のことです。

2018年8月28日放送の「美と若さの新常識」で解説した岐阜大学 早川享志教授によれば、レジスタントスターチは水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方の特徴を持っているそうです。

水溶性食物繊維の特徴は、腸の蠕動運動を促し、うんちを柔らかくすることで排便を促す効果があります。

不溶性食物繊維の特徴は便の量を増やすことで排便を促すこと。

レジスタントスターチには、もう一つ便秘解消に役立つことが期待されているパワーがあります。

腸内細菌は水溶性食物繊維やレジスタントスターチに取り付きます。

ビフィズス菌や酪酸産生菌という腸内細菌には便秘を防ぐ重要な物質「短鎖脂肪酸」を生み出してくれます。

短鎖脂肪酸は大腸の筋肉を動かすことでぜん動運動が活発になり、便秘解消に役立つことが期待されています。

(2)味噌

発酵食品の味噌に含まれる菌は、腸内環境を改善する効果が期待できるそうです。

また、「赤味噌」の赤色の「メラノイジン」には、善玉菌を増やして便通改善する効果が期待できるそうです。

ちなみに、糖尿病になりにくい県ナンバーワン愛知県の食習慣から学ぶ糖尿病予防の方法|赤味噌(メラノイジン)・アサリ(マグネシウム)・喫茶店のモーニング(セカンドミール効果)|#サタプラによれば、発酵食品である味噌には「メラノイジン」という抗酸化物質が多く含まれており、糖分の消化吸収のスピードを遅くし、食後の血糖値の上昇を抑える働きがあるそうです。

(3)キャベツ

愛知県はキャベツの出荷量が日本一なのだそうです。

キャベツは食物繊維・ビタミンU・ビタミンCが豊富です。

キャベツは食物繊維が豊富なので便の材料になり、ビタミンUは胃腸を保護してくれる成分で、ビタミンCには、腸のぜん動運動を刺激する効果が期待できるそうです。

【世界一受けたい授業】痩せないのは腸内の”デブ菌”が原因!?デブ菌を減らす酢キャベツの作り方|サバ・えごま油(オメガ3)で作った酢キャベツチャーハンやせない原因は腸にあった!?やせ型腸内細菌と肥満型腸内細菌|腸サビ|#世界一受けたい授業

ダイエットしてもなかなかやせない人や、あまり食べないにもかかわらず太っている人は、その原因が腸にあるかもしれないそうです。

辨野 義己先生によれば、腸内細菌の中に「肥満型腸内細菌」と「やせ型腸内細菌」がいることが分かってきたそうです。

肥満型腸内細菌とヤセ型腸内細菌は両方とも誰もが持っており、同じものを食べていても、肥満型腸内細菌が多い場合は、栄養の吸収をどんどん促進させて肥満になってしまうのだそうです。

ヤセ型腸内細菌を多く持っている人は太りにくい体質ということになります。

米ワシントン大学の研究によると、肥満型腸内細菌を与えたマウスとやせ型腸内細菌を与えたマウスを同じエサで育てた実験で、肥満型腸内細菌を与えたマウスは体脂肪が47%も増えたのに対し、やせ型腸内細菌を与えたマウスは27%しか増えなかったという結果になったそうです。

アメリカ人には肥満型腸内細菌を持つ人が多いと言われており、日本人にはヤセ型腸内細菌を持つ人が多いと言われています。

それは和食や食物繊維の多い野菜をよく食べているため、肥満型腸内細菌が抑制されているのではないかと考えられるそうです。

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