肉を多く食べると大腸がんになるリスクが高い|国立がん研究センター


病気・症状 > 大腸がん > 肉を多く食べると大腸がんになるリスクが高い|国立がん研究センター




■肉を多く食べると大腸がんになるリスクが高い|国立がん研究センター

Mmm... T-bone

by jeffreyw(画像:Creative Commons)

肉を多く食べると大腸がん…調査で裏付けられる

(2011/11/28、読売新聞)

肉を多く食べる日本人は大腸がんになるリスクが高いことが、約8万人を対象にした約10年におよぶ国立がん研究センターの追跡調査でわかった。

同センターが28日、発表した。

牛や豚などの赤肉を食べると大腸がんのリスクが上がることは、世界がん研究基金と米がん研究協会が報告していたが、今回の大規模調査で日本についても裏付けられた。

国立がん研究センターの10年に及ぶ追跡調査によれば、肉を多く食べる日本人は大腸がんになるリスクが高いそうです。

→ 大腸がんとは|大腸がんの症状・初期症状・原因・予防 について詳しくはこちら

■肉の大腸がんのリスク

肉類(赤肉・加工肉)摂取量と結腸・直腸がん発生リスク
肉類(赤肉・加工肉)摂取量と結腸・直腸がん発生リスク

参考画像:赤肉・加工肉摂取量と大腸がん罹患リスクについて|多目的コホート研究|国立がん研究センター|スクリーンショット

赤肉・加工肉摂取量と大腸がん罹患リスクについて|多目的コホート研究|国立がん研究センター

肉類全体の摂取量が多いグループ(約100g/日以上の群)で男性の結腸がんリスクが高くなり、赤肉の摂取量が多いグループ(約80g/日以上)で女性の結腸がんのリスクが高くなりました(図1)。

国立がん研究センター がん予防・検診研究センター 予防研究グループが国内の45-74歳の男女約8万人を対象に赤肉・加工肉摂取量と大腸がん罹患リスクについて追跡調査を行ったコホート研究(2011年発表)によれば、女性では毎日赤肉を80g以上食べるグループで結腸がんのリスクが高く、男性では鶏肉も含む肉全体では摂取量が最も高いグループでリスク上昇がみられたそうです。

赤肉・加工肉のがんリスクについて

(2015/10/29、国立がん研究センター)

IARCの評価の基となった全世界地域の論文の赤肉摂取の範囲はおおむね一日50-100gで、中には200g以上にわたる非常に高い地域もありました。

<中略>

2013年の国民健康・栄養調査によると日本人の赤肉・加工肉の摂取量は一日あたり63g(うち、赤肉は50g、加工肉は13g)で、世界的に見て最も摂取量の低い国の一つです。

お肉を食べすぎの方は注意が必要ですが、日本人の肉の摂取量は世界的に見ても少ないため、平均的な摂取量の人にとっては、肉が与える大腸がんの発生リスクは小さいと考えられます。

→ 大腸がんとは|大腸がんの症状・初期症状・原因・予防 について詳しくはこちら







【関連記事】

【大腸がん関連記事】

P.S. 今回の記事で忘れてはいけないのが、「肉を多く食べる人」という点です。

それほど肉を食べていない人が「大腸がんになりたくない」と思って肉を食べなくなると、低栄養になることがあるそうです。

低栄養の原因はアルブミン不足|ためしてガッテン(NHK)

■なぜたんぱく質が不足してしまうのでしょうか。

低栄養になった人の食事を見てみると、食に偏りがありました。

以前は、家族のために栄養を考えて、肉や卵などを使って料理をしていたのですが、一人暮らしになってから、自分が好きなものだけを食べるようになり、肉や卵を使った料理を食べなくなってしまい、たんぱく質が不足してしまったようです。

高齢者の孤食が「低栄養」になるリスクを高めてしまうようです。

【関連記事】