プロテイン価格の急上昇を背景に、ホエイプロテインから魚肉(特に銀鮭)やソイプロテインへのシフトがSNS上で広がっています。
■プロテイン値上げの背景にあるのは?
プロテイン(特にホエイ系)の価格高騰は、原料であるホエイパウダーの急騰が主な原因です。
ホエイはチーズ製造の副産物で、供給が需要に追いつきにくい構造があります。
価格高騰の主な要因は以下の通りです。
〇米国での減量薬(GLP-1受容体作動薬、いわゆる「やせ薬」「マンジャロ」など)ブーム:食欲抑制による筋肉量低下を防ぐため、タンパク質摂取需要が爆発的に増加。ホエイ需要が急拡大し、供給不足を招いた。
〇世界的な健康・フィットネスブーム:中国・インドなど新興国での需要増も加わり、原料争奪戦に。
〇円安と輸送・物流コスト上昇:日本はホエイをほぼ輸入に依存するため、コスト増が直撃。ホエイパウダーの輸入平均単価は2021年頃の約746円/kgから2026年初めには約2,234円/kgと、約3倍に上昇した例も報告されています。
この結果、国内主要ブランドも値上げを実施し、明治の主力「ザバス」は、2026年6月1日出荷分から粉末プロテインやプロテインバーなど21商品を最大約28%値上げ、さらに9月以降、価格据え置きで内容量を約11〜22%削減する実質値上げも予定されています(例:ホエイプロテイン100の980g→800gなど)。
GronGやマイプロテインなども大幅値上げが相次ぎ、数年前の2〜3倍の小売価格になるケースも出ています。
■代替品へのシフトの動き
SNS上では「プロテイン高すぎ」「値上げしすぎ」といった不満の声が目立ち、代替手段へのシフトが提案されています。
〇魚肉(特に銀鮭)へのシフト
ボディビル経験者や他の方からは「プロテイン買うお金があったらその分銀鮭を買った方がいい。理由はプロテインより銀鮭の方が美味しいから」とコメント。
コスパや手軽さだけでなく、「美味しく続けたい」「リアルフードの方が良い」という声が目立ち、日常の食事(朝食でタンパク質をしっかり摂るなど)の見直しが進んでいます。
テレビ朝日「たけしの本当は怖い家庭の医学」では高タンパク低カロリー食材として3つの食材を紹介していました。
1. 鶏胸肉
2. 鮭
3. 豚ひき肉(赤身)https://t.co/2ylvod8XDc— ばあちゃんの料理教室【70代おばあちゃんの旬の料理】舶来堂🍳💓 (@hakuraidou) August 17, 2026
〇ソイプロテインへのシフト
ホエイより価格が安定して安く(1kgあたり2,500〜3,000円程度の例が多く、ホエイの半額以下になるケースも)、味の向上も指摘されています。
研究で筋肥大効果にホエイとの有意差が小さいとのエビデンスも共有され、「総タンパク質摂取量が大事」「リアルフード(肉・卵・魚)+ソイの二段構え」を勧める投稿が目立ちます。
GronGのソイプロテイン販売量が前年同期比約3.5倍になった例もあり、メーカー側もソイ強化や混合タイプを推進しています。
ただし「青臭さ」「ドロつき」「甘ったるいフレーバー」への不満も一部あり、プレーンをアレンジする工夫(卵・砂糖を混ぜてミルクセーキ風にするなど)も紹介されています。
全体として、プロテイン依存からの脱却が進み、「朝食でしっかりタンパク質を摂る習慣」「日常食(魚・肉・卵・大豆製品など)の見直し」が広がっています。
体内時計とダイエットの関係|エネルギー摂取量が減少しているのに肥満者数が増加している理由には「体内時計」が関係?|#たけしの家庭の医学によれば、脳は朝日がリセット方法で、内臓は朝食がリセット方法であり、内臓の時計遺伝子をリセットするには、たんぱく質が必要で、タンパク質の少ない朝食の場合は、時計遺伝子はリセットされず、太りやすくなるそうです。
そのため、朝食にはしっかりたんぱく質を摂る習慣が必要なんですね。
■まとめ
プロテイン価格の急上昇は、単なる節約にとどまらず、長期的に『リアルフードを中心とした食生活』へのシフトを加速させる可能性が高いと言えるでしょう。
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