沢村、ダル化へ“1日9食”球威アップへもっとデカく!
(2012/1/6、スポーツ報知)
「体重をもう1、2キロ増やしたい。メシをのみ込むのではなく、詰め込む感じですね。2時間おきに食べて、おなかが減らないようにしています」。
現在の体重は96キロ。
トレーニングの成果で筋肉量が増え、体重はシーズン中と比べて6キロ増えたが、球威アップのために、さらなる増量を決断。
98キロ前後を目標に、巨大化計画を進めている。
2時間おきに食事を取る―。
午前6時起床、午前0時就寝として計算すると、一日9食を平らげる。
壮絶な“食トレ”には、お手本がいた。
メジャー挑戦するダルビッシュだった。
ダルは昨オフ、食事量を増やすことで10キロの増量に成功し、常時150キロ台をマークできる体を作り上げた。
昨年11月には、2人は都内のジムで合同自主トレを行い、ダルの鋼の肉体を目の当たりにした。
剛球が武器の沢村も、コンスタントに威力を発揮するために「ダル式」の導入を決めた。
すでに増量計画は着々と進んでいる。
「体重を落とすのは簡単ですが、増やすとなると難しい。おにぎり、うどん、サプリメント。肉は500~600グラムは食べています。あとは、しっかり汗をかく」。
ウエートトレーニングや走り込みの合間には、必ず食事をすることを心掛ける。動いては食べ、食べては鍛え…。
このサイクルをキャンプ中盤まで続け、以降は実戦仕様の体へと洗練していく作業に移るという。
関連記事のタイトルを見てみると、実際は、1日◯食食べるというコメントをしているわけではないようです。
【関連記事】
- 巨人・沢村、1日6食で剛球ボディー作る(2012/1/6、サンケイスポーツ)
- 巨人・沢村“一日8食トレ”で球速アップ&スタミナ強化(2012/1/6、デイリースポーツ)
- 沢村1日8食計画 体重増で球質の重い球いただきます(2012/1/6、スポニチアネックス)
今回の記事のポイントとしては、2時間おきに食事+ウエイトトレーニング・走り込みを行なって、体重増(筋肉量増加)を行うという点。
体重を増やした結果、キレがなくなるなどの調子を崩した場合、ファンやメディアからひどい叩かれ方をするかもしれません。
そうした批判を恐れることなく、もう1つ2つレベルアップするためには、体重増が必要ではないかと考え、それに真剣に取り組もうとする姿勢は素晴らしいですよね。
ぜひ今回のチャレンジが成功して欲しいですね。
【関連記事】
今は体重を増やすために日々トレーニングと食事に励んでいます。
何キロが目標とかは内緒ですが、明確な目標を持って頑張ってますよ。
トレーニングはいくらキツくても耐えれるんですが、食事がヤバい。。
限界越えても食べ、
腹が減ってない時間も食べ。
もう1日中食べてるような感じです(笑)
<中略>
自分は背が高く、脂肪もないので「スタイル抜群」といわれてきたが、アスリートとしての実力がなければ「スタイル抜群」なんて、何の意味もない。
スタイルではなく「実力抜群」になりたいし、「筋肉抜群」になりたい。その実力を上げるために、筋肉も10kg以上増やしたし、当然ながら筋力も強くなった。
どんな競技であれ、技術を活かすのは身体であり、アスリートにとって、身体は資本である。
今ではウェイトトレーニングとサプリメント摂取は、レベルアップには絶対に必要だと納得して実践している。
【関連記事】
- ダルビッシュ有選手とえごま油
- 大谷選手、ダルビッシュ選手のアドバイスを受け、1日6、7食で体重100キロに到達!
- ダルビッシュ有選手は手術後のリハビリ期間中に体を変えるチャンスだと考えて肉体改造を行なった
- 【ダルビッシュ選手から学ぶスポーツ栄養学】日本人スポーツ選手はタンパク質が不足している!?
- 人体を理解してバランスを意識する|身体を大きくするウエイトトレーニングはダメ|イチロー×稲葉篤紀対談