熱中症の原因には「かくれ脱水」がある!?|#みんなの家庭の医学


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2012年7月17日放送のたけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学では、「熱中症」を取り上げました。

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■熱中症の原因には「かくれ脱水」がある!?|みんなの家庭の医学

Yoga class

by Robbie Sproule(画像:Creative Commons)

熱中症の原因の一つに「かくれ脱水」があるそうです。

かくれ脱水とは、気づかないうちに身体の水分が減り、脱水症の一歩手前の状態になってしまうことなのだそうです。

水分不足で汗が出なくなると、体温を下げることができず、熱中症になってしまうのです。

かくれ脱水のポイントは「見えない汗」

西村直記さん(愛知医科大学生理学講座講師)によれば、「人は知らず知らずの内に汗をかいて蒸発させ、体の熱を奪っている」のだそうです。

では、どれくらい汗をかくと危険なのでしょうか?

そのボーダーラインは、「体重の1%」

体重の1%を超えたあたりから、脱水症状が出る可能性があるそうです。

■熱中症対策(応急処置)

それでは、熱中症になったら、どうすればよいのでしょうか?

(1)涼しい場所に移し、衣服をゆるめてリラックスさせる

建物が近くにない場合には日陰で休ませましょう。

建物が近くにあればエアコンの効いた部屋で休ませましょう。

(2)首筋、脇の下、脚の付け根を(冷たいペットボトルなどを使って)冷やす

脈拍のとれる位置は血管が皮膚に近いため、そこを冷やすと、冷却された血液が全身を巡ることで、クールダウンします。

(3)顔が赤いときは頭を高く、青白ければ足を高くして寝かせる

(4)意識があり、嘔吐がなければ水分補給させる

水分だけでなく塩分などの電解質も失われていると考えられますので、水に塩分などの電解質と糖とがバランスよく配合された経口補水液を利用しましょう。

(5)皮膚が熱ければ、風を送ったり熱い部分にぬれタオルを当てる

(6)皮膚が冷たければぬれタオルをしぼり、冷たい部分をマッサージ

(7)意識がなかったり、急に体温が上がったらすぐ救急車を呼ぶ

ただし、熱射病(「体温が高い」「意識障害」「手足の運動障害」「けいれん」「おかしな言動や行動」)の症状が現れている場合には、Ⅲ度(入院して集中治療が必要な重症)であるため、まずはこのレベルに達するまでに予防をすることが重要です。

<汗ばむ季節>熱中症の意外な誤解 正しい知識で予防を

(2017/6/10、毎日新聞)

三宅センター長は、Fluid(水分補給)▽Icing(冷やす)▽Rest(安静にさせる)▽Emergency call(救急車を呼ぶ)--の四つを挙げる。覚え方は「FIRE」。ただし、行う順番は逆からで、まず救急車を呼び、患者を涼しい所に運んで服を緩めて安静にさせ、首や脇の下や太ももの付け根を冷やして、できれば水分補給をさせる。

帝京大医学部付属病院の三宅康史・高度救命救急センター長によれば、熱中症の応急手当は「FIRE」で覚えるとよいそうです。

ただし、行う順番はつづりとは逆の順番で行なうそうです。

E(Emergency call:救急車を呼ぶ)

→R(Rest:涼しい場所に運んで安静にする)

→I(Icing:首筋、脇の下、脚の付け根など血管が皮膚に近い場所を冷やす)

→F(Fluid:水分補給)

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【予告】

2012年7月17日放送予定のたけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学では、「熱中症」を取り上げるそうです。

→ 熱中症 について詳しくはこちら。

Yahoo!テレビの番組予告によれば、

熱中症に陥る大きな原因の一つが『かくれ脱水』!

気づかないうちに身体の水分が減り、脱水症の一歩手前の状態になってしまうこと!

今回は、この『かくれ脱水』から身を守る熱中症の完全対策法を大公開!!

2年前に熱中症になった所ジョージが、気づかぬ間に動けなくなってしまう「熱中症」の恐怖を激白!

また、ある主婦に密着!家事や買い物、飲酒などをする際に、身体の水分量がどう変化していくか?徹底検証!!

「節電」というとエアコン設定温度は28度。しかし、そこに“落し穴”があるという!そこで一般家庭のエアコンの使い方を調査!

さらに、同じ28度でも湿度の違いで身体の水分の失われ方に差が出ることが明らかに!

以前、所ジョージさんが熱中症で救急搬送され、心配されましたが、今回はその熱中症の恐怖について語るそうです。

 

そして、今回気になるのが、「かくれ脱水」というキーワード。

かくれ脱水は熱中症の原因の一つで、気づかないうちに身体の水分が減り、脱水症の一歩手前の状態になってしまうことなのだそうです。

【参考リンク】

■「かくれ脱水」が起こりやすいのは?

なかでも注意したいのは、①屋内、②夜間、③運転中という3つのシチュエーションです。

脱水症と聞くと、炎天下の野外で激しい運動をした時に起きているというイメージがありますが、かくれ脱水はいつでもどこでも起こりうるそうで、中でも注意したいのが、屋内・夜間・運転中なのだそうです。

 

■日本では脱水症のピークは年2回あります

第一のピークは春から夏にかけて。暑くなって湿度が上がり、発汗で体液が失われて脱水症が起こります。湿度が高いとかいた汗が蒸発しにくくなり、体温が十分に下がらないため、熱中症が起こります。熱中症を伴う重たい脱水症は、梅雨のおわりにかけて増えてくる傾向があります。
第二のピークは秋から冬にかけて。寒く乾燥してくると風邪、インフルエンザ、ノロウイルスなどが流行。これらの感染症から来る発熱、下痢、嘔吐などで体液が失われると脱水症になりやすいのです。

梅雨の終わりかけの時期にかけて、脱水症になりやすくなるそうです。

ぜひ注意してください。

 

■経口補水液について

経口補水療法(ORT:Oral Rehydration Therapy)は、脱水症状のとき注射や点滴ではなくその成分とよく似た、水に塩分などの電解質と糖とがバランスよく配合された経口補水液(ORS:Oral Rehydration Solution)を口から摂取して回復させる療法です。
脱水症とは「カラダから水分が失われるだけでなく、電解質も同時に失われている」状態ですから、経口補水液はいわばカラダが失った体液を、飲んで補う水ということ。

経口補水液は、スポーツ飲料に比べると、塩分が多く糖分が少ないために、味覚的にはあまり美味しくないのですが、経口補水液を飲んで美味しいと感じるときがあるそうです。

実はこういうときこそが、脱水症状の疑いがある、すなわち「かくれ脱水」だと考えられるそうです。

 

■子供の脱水の見分け方

子どもの「かくれ脱水」は、飲食の量がいつもに比べて低下し落ち(少し熱はあっても食欲があるのは大丈夫)たり、いつもより笑わない、機嫌が悪いなどの状態を感じたら、まず疑って経口補水液を与えてみてください。

子どもは大人に比べて体温調節機能が未発達で、またエネルギー代謝が活発なためにたくさんの水分を必要とするため、脱水しやすい体なのだそうです。

熱中症を防ぐには 高齢者と子どもの注意事項|環境省

思春期前の子どもは汗腺をはじめとした体温調節能力がまだ十分に発達していないために、高齢者と同様に熱中症のリスクが高くなります。

熱中症を防ぐには 高齢者と子どもの注意事項|環境省によれば、小さなお子さんがいる親御さんは、お子さんを熱中症から守るためにも、

1)顔色や汗のかき方を観察する(例:顔が赤く、ひどく汗をかいているときは休ませる)

2)のどの渇きに応じて適度な飲水ができる(自由飲水)能力を磨かせる

3)暑熱順化(暑さになれる)

4)環境に合わせた服の選び方を教える

ように心がけるとよいそうです。

周りの大人が気にかけてあげたいですね。

P.S.

熱中症も心配ですが、反対によく検索されているのが「冷房病」。

電車やオフィスに冷房が入るようになると、冬場よりも冷えが深刻になると悩んでいる方も多いようです。

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