なぜ恋をしない女性が増えているのか?その5つの理由を考えてみた





【目次】

  1. 過去の恋愛を引きずっている
  2. 恋愛の芽を見てみないふりをしている
  3. 恋愛に対する恐れ
  4. 行動しない
  5. 隙がない

なぜ恋をしない女性が増えているのか?その5つの理由を考えてみた

Amber Heard Wallpaper

by Mariya Butd(画像:Creative Commons)

20代独身女性の51.1%が「今恋をしていない」という記事を先日紹介しましたが、恋人がいない20代女子の3人に1人が「クリスマス前の新しい恋に前向き」と答えており、恋なんてしないと考えているわけではないことがわかります。

しかし、20-30代独身女性、8割が新しい「出会い」を求めるも、1年以上出会いなしというデータもあり、恋をしたいという気持ちがあるものの、そこまでは至っていないというのが現状のようです。

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なぜ恋をしない人が多いのでしょうか?

1.過去の恋愛を引きずっている

一つ目は、過去の恋愛を引きずっている可能性があります。

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Facebookなどで別れた恋人の事をチェックしてしまったり、SNSやお酒をきっかけに元彼と結ばれてしまったりしてしまっている人がいるようです。

過去の恋愛を引きずってしまっているために、元彼と今彼を比較してしまい、今の恋愛がうまくいかないようです。

2.恋愛の芽を見てみないふりをしている

二つ目は、恋愛の芽を見てみないふりをしている可能性があります。

女性の41%、男性の39%が過去の恋愛を引きずっている!?によれば、今どきの若い女性の恋が成就しない理由としては「仕事が忙しすぎる」というものがあります。

仕事中毒になってしまって、自分の心を見つめる時間もないようです。

「恋は、あなたのすべてじゃない」(著:石田衣良)にはこのように書かれている部分があります。

恋をしない人が多いのは、みんなの恋愛に向かう欲望が減退しているからだと思うんです。

慢性的な恋愛エネルギー不足。

なぜそんなことになるかといえば、みんな疲れてしまっているんです。

他人のものさしや、ちまたにあふれる「これがふつうの恋愛だ!」という情報に無理に合わせようとして、アップアップしている。

だから自分の中に生まれた「恋愛の芽」に目をやる余裕が無いのでしょう。せっかく「あの人いいな」というときめきや「この人といっしょにいたいな」という胸の高なりを感じても、それを育てようとはせずに「めんどうくさいからいいや」とミないふりをしてしまう。

恋愛に関する情報は巷にあふれています。

例えば、クリスマスには、イルミネーションを見て、高級ディナーを食べて、夜景の綺麗なホテルに泊まるといった誰かが作り上げた幻想のようなものを思い込まされています。

そうした周りの情報に合わせなければいけないと考えていると、面倒くさくなったりして自分の中に生まれた恋愛の芽を見てみないふりをして育てようとせず、「恋愛しなくていいや」と思ってしまうのではないでしょうか。

周りの情報に合わせた「普通の恋愛」を求めるのではなく、「自分たち二人なりの恋愛」を求めることが出来れば、もっと自然と付き合うことができるはずです。

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3.恋愛に対する恐れ

三つ目は、恋愛に対するおそれがある可能性があります。

恋愛の最大の敵は「恐れ」?

恋愛の最大の敵は「恐れ」だと思います。

恐れのせいで、自分の気持ちに嘘をついてしまったり、相手を自分よりも立場が上の存在だと思い込んでしまうことがあるでしょう。

自分の気持ちを偽ってしまって、大変な思いをしている人もいるのではないでしょうか。

幸せな恋愛をするためには、常に(好きな人にこうしてあげたいと思う以上の気持ちで)自分自身を大事にすることができれば、好きな人に対する執着心がなくなり、心に余裕が生まれ、自然体で接することができ、幸せな恋愛をすることができるのではないでしょうか。

もっと自分自身を大事にしてあげてください。

4.行動しない

四つ目は、恋愛したいと言いながら、行動しないことが考えられます。

恋人が途切れない秘訣は常に種をまき続けること

 先日あるTV番組で、タレントのYOUさんは、“恋多き”女性とされる理由について、「私は投資しているからなあ」と答えていました。人と飲むのが好きで、お金も時間もたくさん使っている。そのなかで男性と知り合っているだけ……と。

人との出会いにお金も時間も使っているからこそ出会いがあるということであり、忙しいことを理由に誘いを断ってしまうと出会いの場を自ら失ってしまうということですね。

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5.隙がない

五つ目は、隙があるように見えないことが原因の可能性があります。

隙のある女性がモテる?この「隙」って何?

「隙」の正体とは、「もしかしたら付き合えるかもしれない!」と思わせること、なのだそうです。

その「隙」はどうしたら生まれるのでしょうか。

それは、女性が心を開いてちょっとした本音をしてくれることにより、そのことで男性も心を許し、声がかけやすくなったり、仲良くなったりしやすくなることで生まれるようです。

きっかけのきっかけづくりが大事?

きっかけのきっかけとは、「隙」という言葉に言い換えてもいいかもしれません。

隙のある女性≒好意があるのではないかと思わせてくれる女性には行動を起こしやすいのではないでしょうか。

多くの男性は勇気がないため、何か「きっかけのきっかけ」や「隙」がないと動けないのだと思います。

恋愛のスタートのカギは男性が握っているのではありません。

女性が握っているのです。

女性はさも男性が恋愛のスタートのカギを握っているように見せかけてあげてくれればスタートが切りやすいのではないでしょうか。

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P.S.

このように「なぜ恋をしない人が多いのか?」について書いてきましたが、恋は決してしなければならないものではありません。

「恋は、あなたのすべてじゃない」(著:石田衣良)にも

恋愛は素敵なものだけれど、そんなにご大層なものでもない。

と書かれています。

恋は、あなたのすべてじゃない (角川文庫)

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そう、恋愛は素敵なものだけど、崇め奉るようなものではないのです。

ただ、恋愛自体は人生を豊かにしてくれるものなのですから、恋愛をする気持ちを阻む壁はないにこしたことはないですよね。

それではどうしたらいいのでしょうか?

  • だから、恋愛の壁に向かう前に、まずは自分の心の中にある壁、つまり「恋愛をする気持ちを阻む壁」と向きあったほうがいいと思います。壁を壊せば強くなれる。でも、なにもしないでいるとその壁はどんどん高く、厚くなってしまうんです。
  • では、壁(恋をする気持ちを阻む壁)を壊すにはどうすればいいか。簡単です。押し寄せてくる余計な情報をシャットアウトして、自分の心に問いかける時間を持てばいいんです。
  • 要するに、恋もモノなんです。幻を追いかけているだけでは進歩はないから、具体的に自分の心が動くような男性と出会う機会を増やすことが肝心。怖いかもしれないけれど、心のサイドブレーキをはずして「現実的な具体的な恋の相手として、男の人を意識する」というところからはじめてみませんか?
    「恋は、あなたのすべてじゃない」(著:石田衣良) より

日々押し寄せてくる外からの情報をシャットアウトし、自分と向き合う時間を持ち、自分の心に問いかける時間を持てば、自然と恋する気持ちが生まれるのではないでしょうか。